2024.11.26(火) ものいり
むかしfacebookのストーリー、今はTikTokが物欲を刺激する。高級車や高級時計には、とんと興味を持たない。しかしシャツやブーツには、ときどき欲しいものが現れる。その欲を消し去ってくれるのは時間。もうひとつは「どうせ着ない」、「どうせ履かない」という経験則である。
重ね着、着ぶくれを嫌うにもかかわらず、普段着以外のセーターが、いつの間にか4着になってしまった。そのうち1年以内に着たものは1着のみ。ポロシャツは洒落たものが4着あるものの、やはり1年以内には、どれにも袖を通さなかった。よそ行きのパンツ3本は、この13年間で13キロも痩せて胴回りが緩くなり、今は出かけるときにも、普段のユニクロ製を穿いていく。
ブーツは、trippenのそれを履いて上から見おろすと「これほど見た目が良く、また楽なブーツがありながら、まだ欲しがるのか」と、もうひとりの自分が牽制にかかる。その静かな声は、正論には違いない。
そうしてシャツやブーツは取りあえず脇へ置いて、今日はオールドパーとティオペペを1ダースずつ、それぞれの店に注文した。お墓には3日前に職人が入り、今日の午前に現場へ出かけたところ、すっかり綺麗になっていた。そしてその作業料は、午後にスマートフォンから振り込んだ。
そういう次第にて、11月の小遣いは予算を大幅に超過した。12月のそれもまた、右へ倣えとなるだろう。いろいろと、あるのだ。
朝飯 揚げ湯波の甘辛煮、豆腐の玉子とじ、納豆、蓮根のきんぴら、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁の具を流用した味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 蕪鮨、ポテトサラダ、豆腐よう、焼き餃子、泡盛「久米島の久米仙」(生)
2024.11.25(月) 秋季小祭
おととい23日の日記の昼食で、にゅうめんのお椀の下に敷いた日本経済新聞は、手帳の特集だった。その紙面の左上に写っている「マンダラ手帳」については、2003年に使い方の教室に出たものの、1ページか2ページで途絶えさせたまま今に至っている。手帳は、1992年までは、かなりマメに使っていた。ところがその年の6月よりコンピュータで日計表を付けるようになり、やがて日程管理も行うようになったあたりから、手帳にはとんと手が伸びなくなった。
そういう僕も、事務机の左手に掛けたカレンダーには日々、目を遣る。カレンダーにはたくさんの書き込みがある。その中でも特に忘れてならないことは、ポストイットに記して貼る。今日のそれには「9:30神社」とある。その文字に従って9時に自宅へ戻り、白いシャツに縞のネクタイを締める。本来であればスーツを身につけなくてはならないところだろうけれど、気温の低さに負けてツイードのジャケットを重ねる。
総鎮守瀧尾神社の秋季小祭は、つまり新嘗祭だ。各町内の自治会長、神社総代、神社世話人と共に、神社の責任役員として昇殿をする。神社のお祭りは、人口の減少と共に簡略化をされ、特に春と秋の小祭は20分ほどで完了する。数年前までは社務所で行っていた直会も、いまでは拝殿の中で小さな紙コップの酒をきこしめして締め、である。それでも、お祭が無くなるよりはよほど良いと思う。
秋季小祭が過ぎれば、神社に参ずる仕事はしばらく途絶える。次に宮司と顔を合わせるのは役員の忘年会だろうか。とにかく初詣でまでは、仕事に専心する日々が続くだろう。いや勿論、仕事以外のことも考えたり、したりはするが。
朝飯 3種の野菜とウインナーソーセージのソテー、揚げ湯波の甘辛煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、きのうの鍋を作り直した味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリの辛子和え、ピータン、チャーハン、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)
2024.11.24(日) 掉尾のいっしん
多くの人にとって週末は「休み」ということで嬉しいのではないか。僕にとって週末は「より多くの商品を買っていただける」という点で、平日より嬉しい。
今年の紅葉は夏の猛暑により、例年より1週間ほど遅れているとの説が早くからあった。6日前の月曜日に知人を東照宮まで送り届けた長男によれば、日光山内の紅葉は頂点の美しさだったという。またおととい来社した取引先によれば、鬼怒川温泉の紅葉は今が盛りだという。とはいえ紅葉見物による混雑は、いずれ今日が今年の最後になるに違いない。
この1週間は、特に販売係と事務係に風邪で休む者が複数に及んで、人のやり繰りが大変だった。しかしきのう今日はほぼ普段に復して、胸をなでおろした。生産性とか合理化とか言われても、お客様へのサービスは対応に当たる人数に依存する、ということは、やはりあるのだ。「アップルショップの店員の数を見てみろ」である。
きのうまで、11月の売上金額は3日のそれが最高だった。その数字を今日のそれは超えた。「掉尾の一振」の「いっしん」を変換してくれない僕のワードプロセッシングのソフトは何だろう。コンピュータの設定は人まかせのため、そういうことも、僕は知らない。
朝飯 大根おろしを薬味にした納豆、生玉子、揚げ湯波の甘辛煮、昆布の佃煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁の具を流用した味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 豚薄切り肉と菠薐草と厚揚げ豆腐と茸の鍋、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)
2024.11.23(土) 最大公約数
きのうに引き続いて、辛うじて4時台の起床。「辛うじて」ではダメなのだ。今夜こそは早寝を成功させようと朝のうちは考えるものの、果たしてどうなるだろう。
所属する団体のなかで、メールの読み書きの不自由な会員がひとりいる、ということをきのう知った。その人はスマートフォンにメールのアプリケーションをダウンロードしていず、家にあるコンピュータには手を触れないらしい。
現在、団体内のやりとりはメールで行っているものの、そのひとりを考慮して、今後は電話を使うこととする、という案がきのう、なかば決定した。「それはいかにも」と僕は考えたものの、しばらくは黙っていることにした。
一夜が明けて今日になると「電話の件は中止。今後もメールで行く」との通達が事務局からメールであった。よって「電話は出もの腫れもの所きらわずの時代遅れの通信手段。今やNTTもdocomoも、客と電話でのやり取りはしたがらない。その会員にはどうにかしてメールの読み書きができるようになってもらおう」との返信を送った。
「多様性の時代」とはいえ「やっぱり最大公約数には従って欲しいわな」と思う。第一「そのひとり」は、老人でもないのである。
朝飯 湯波の甘辛煮、豚挽き肉と春雨の中華風炒め、昆布の佃煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁の具を流用した味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 天ぷらあれこれ、ざる蕎麦、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、「宮坂醸造」の「真澄すずみさけ純米吟醸」(燗)
2024.11.22(金) 平日にもかかわらず
久しぶりに4時台の起床。とはいえ寝室から洗面所を経由して食堂に入り、明かりを点けたのは4時52分だったから、威張るほとのことでもない。このところ、どうにも早起きができない。明日こそは、早寝を成功させよう。
Keith Jarrettの”Bye Bye Blackbird”、Chet Bakerの同曲、Blue Mitchellの”I’ll Close My Eyes”、Dusko Goykovichの同曲と、YouTubeをサーフィンしながらおとといの日記を公開し、更にはきのうの日記も完成させる。僕にはこのような、ひとりの静かな時間が欠かせない。一日が始まれば、人、人、人、電話、電話、また電話、なのだ。
日中、キャッシュレジスターの前に立ちながら「足尾から日光を抜けてきたけど、あの渋滞には参った」とおっしゃるお客様のお相手をする。今日は平日にもかかわらず、だ。そういえば地理不案内な友人を今週の月曜日に東照宮までクルマで送った長男によれば、普段なら15分の行程に90分を要したとのことだった。
「那須塩原まで下道で行けますかね」と、四葉マークを貼ったトヨタクラウンでご来店くださったお客様に訊かれる。午後も遅い時間であれば「高速道路の方がお楽ですが…」とお答えをするも、どうしても一般道でいらっしゃりたいらしい。途中に「有名どころ」も無ければ、こちらは快適なドライブになるかも知れない。
火曜日からの、2台のバスに分乗してのお客様は、4日目の今日が最後。すべて無事にご案内ができて良かった。紅葉狩りの賑わいも、今週の日曜日が最後になるだろう。
朝飯 茹でたブロッコリー、じゃがいもの味噌バター、炒り卵、紅白なます、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、恵比寿講のけんちん汁の具を流用した味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 胡桃の胡麻和え、昆布の佃煮、豚挽き肉と春雨の中華風炒め、菠薐草の胡麻和え、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、鰤の蕪鮨、「菊姫合資会社」の「にごり酒」(燗)
2024.11.21(木) もうそんな時期
ヒマをかこち、退屈さを嘆く人がいる。僕からすれば、退屈は、最高の贅沢だ。当方は忙しくて、どうにもならない。「忙しさは段取りの悪さによるもの」と断ずるむきもある。そうかも知れない。しかしどうにもならない忙しさも、あるのではないか。
あす金曜日までの、僕も含めて販売係と事務係の、いつどこで何をすべきかのガントチャートをきのう、嫁のモモ君に作ってもらった。それに従って、11時30分から12時30分までは事務室で電話番を務めた。その電話が、ひとつ終わるとすぐに次が鳴り、ということが延々と続いて、いつまでも収まらない。一時は昼食を抜くことも考えたものの、それはどうにか避けることができた。「食事を抜くなどは日常茶飯事」という人もいるかも知れない。しかし野球における投手のローテーションとおなじく、それを狂わせると、後に害が及ぶのだ。
16時をすぎてからはようやく楽になって、店に立つ。終業後は僕が書記を務める日本酒に特化した飲み会「本酒会」の、本日の出品一覧を、本日の参加者の数だけ紙に出力する。そして19時30分の直前に今月の会場に入る。店の壁には既にしてクリスマスの飾り付けがあった。「もうそんな時期」なのである。
朝飯 菠薐草のおひたし、銀鱈の煮付け、紅白なます、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、きのうの夜のけんちん汁の具を流用した味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 “Johnny’s Cafe 638″の其の一、其の二、其の三、其の四、4種の日本酒(冷や)
2024.11.20(水) 恵比寿講
今日はオヤジの祥月命日にて、朝9時をすぎてから、家内と如来寺へ墓参りに行く。ウチのお墓は特殊な作りにて、土の部分が多い。その平らかさは、毎年、お盆までは何とか保つものの、以降は驟雨や長雨より荒れる。整備の職人が入るのは毎年11月。今年は22日のため、惜しいところで今日には間に合わなかった。
きのうから金曜日までの4日のあいだ、15時すぎよりバス2台のご予約が連続している。バスの駐まる場所を確保するため、僕は14時45分ころより駐車場に立ち、クルマでご来店のお客様の誘導に努める。数十分ほども外にいて、きのうは寒さに震え上がった。よって今月10日の日記「コロモガヘ」の内容には逆らって、今日は朝からモンベルのU.L.サーマラップジャケットを着た。
2台のバスに分乗されたお客様には、今日も何とか、気持ち良く買い物がしていただけたと思う。
今日はまた給与計算の日にて、家内は事務室に長く留まった。買い物のため外へ出られたのは、終業の18時がちかくなるころだった。菠薐草のおひたし、紅白なます、煮魚、けんちん汁、ごはんは、19時30分までにできあがった。それを床の間に安置した恵比須大黒の像にお供えをして、今年の恵比寿講を無事に完了させる。
朝飯 茹でたブロッコリー、 納豆、目玉焼き、揚げ湯波の甘辛煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、じゃがいもと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 紅白なます、菠薐草のおひたし、鱈の煮付け、けんちん汁、夏太郎らっきょう、残り少なくなった3種の日本酒の寄せ集め(燗)、「久埜」の栗饅頭、Old Parr(生)
2024.11.19(火) 予約最強
馴染みの旅行代理店に、先週の金曜日にメールで注文した来年2月の航空券が、きのう確定した。
羽田とバンコクの往復は深夜便だから、僕が指定をしたのはギャレーからできるだけ離れた右列または左列の通路側。バンコクとチェンライの往復はいずれも午前便のため、指定をしたのは主翼に邪魔をされない前部あるいは最後尾か最後尾にちかいところの、往路は左の窓側、復路は右の窓側。この希望に、代理店はすべて応えてくれた。
バンコクからチェンライまでの便で左の窓側を選んだのは、チェンライへの着陸が近づいたときの、山の緑を愛でたいからだ。チェンライからバンコクまでの便で右の窓側を選んだのは、バンコクへの着陸が近づいたときの、摩天楼が作るスカイラインを眺めたいからだ。
運賃と諸経費を教えるよう送ったメールには、今日の午前に返事があった。即、スマートフォンを介して先方の口座に送金をする。eチケットはpdfをメールに添付してくれれば済むところ、代理店は義理堅くも、明日、領収書と共に持参してくれるという。
その余勢を駆って、ということもないけれど、12月28日に宇都宮で泊まるホテル2室も予約をする。楽天トラベルのサイトではなぜか「2人2室」と指定をしているにもかかわらず、ダブルとツインのみが提示される。よって「1人1室」を続けて予約しようとすると、2室目の予約で「重複予約の可能性があります」と警告が出て、どうにもならない。仕方なく1室目は「うわさわたくや」、2室目は予約者名を「うわさわたかや」に変えて、ようやく部屋が確保できた。
またまたその余勢を駆って、ということもないけれど、東京での忘年会の夜に泊まるホテルも予約する。予約最強。行き当たりばったりでは、どうにもならない。
朝飯 菠薐草のおひたし、蓮根のきんぴら、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「こつぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、なめ玉丼、豆腐とブロッコリーの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 菠薐草の胡麻和え、揚げ湯波の甘辛煮、夏太郎らっきょう、もろこの佃煮、鶏の水炊き、水炊きのスープによる雑炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、板チョコアイス、Old Parr(生)
2024.11.18(月) 582。
南東に面した廊下から食堂に入る。夜明け前の真っ暗闇の中で、孫の椅子にスネをぶつける。食卓には大人用の椅子5脚に加えて孫の椅子も3脚があるため、目隠しの状態でそれらを避けて歩くのは、なかなか難しいのだ。
応接間の仏壇に花と水とお茶を供えて食堂へ戻り、きのう事務室から持ち帰ったコンピュータの、電源を入れたい気持ちをグッとこらえる。
書きたくて書きたくて、つまり仕事がしたくてしたくて、夜の会合、食事、観劇などから家に戻ればすぐに書斎の机に着くと、林真理子がどこかの週刊誌に書いていた。僕の朝の気持ちも同様である。しかし日記を書き始めれば、他のことができなくなる。
よってコンピュータに伸ばしかけた手を途中で止めて、先ずは食器棚の引き出しからバンドエイドのキズパワーパッド、常備の軟膏「ハクシン」、爪楊枝を取り出し食卓に戻る。そしてハクシンを爪楊枝の先に付け、それを右手親指の、爪と肉の剥離した赤い部分に詰め込む。それを包むのは3枚のキズパワーパッドだ。
キズパワーパッドは貼る前に掌で1分のあいだ温め、柔らかくする必要がある。貼った後は固定を確かにするため、またまた手で1分のあいだ抑える必要がある。3枚ともなれば10分以上の時間を費やすことになり、そのあいだのヒマさを解消するためTikTokを開く。兵庫県の知事選挙では、開票からいくらも経たないうちに、斎藤元彦が当選を確実にしていた。
と、ここまで書いて文字数は582。よって今日の日記はここで終える。
朝飯 キャベツとトマトとウインナーソーセージのソテー、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、里芋と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「陶」のあれや、これや、それや、他あれこれ、麦焼酎(お湯割り)、家に帰ってからのSMIRNOFF VODKA(ソーダ割り)
2024.11.17(日) 収束、そしていきなり
朝のテレビのニュースが日光の混み具合を報せている。今年の紅葉の見ごろは夏の猛暑により、例年より1週間ほど遅れていると聞く。それでも現在の混雑は、勤労感謝の日のからむ2連休までで収まるだろう。回転のそれほど速くない商品、特に道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へのそれは、今週からその数を漸減させていくべきだ。そして25日からは年末ギフトの繁忙が、打ち上げ花火のように、いきなり始まるのだ。
社員のうち数名が出社したところで時刻は7時43分。8時の朝礼までには戻って来られると踏んで、ホンダフィットで今市小学校へ向かう。結果は明白。とはいえ投票用紙を無駄にするのは気が引ける。栃木県知事選挙への投票を済ませて会社に戻る。時刻は7時55分だった。
事務机の左手に提げたカレンダーへの、すべきことの書き込みがいよいよ混み合ってきた。人と会う、集まりに出る、検診のため病院へ行く、そのような時間の限定されたこと以外はほとんどすべて、夜明け前から早朝にかけて行うことになる。早寝早起きは今より増して、励行していかなければならない。
終業後、今週の売上金をまとめ、それを毎日の数字の合計と突き合わせる。そのふたつが一致するのは当たり前のことながら、初回で合えば、やはり嬉しい。ここで時刻は18時45分。即、4階の食堂へ上がってウォッカを小さなグラスで1杯だけ飲む。更に飲みたいところではあるけれど、それは許されない。
19時ちょうどに春日町1丁目の公民館に靴を脱ぐ。お祭の直前でもない限り、町内役員の会議は数十分で終わる。隣のアイザワヒロシさんが見せてくれたスマートフォンには、早くも栃木県知事選の結果が出ていた。
朝飯 揚げ湯波の甘辛煮、納豆、生のトマト、菠薐草のおひたし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と万能葱と揚げ玉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 もろこの佃煮、SMIRNOFF VODKA(生)、ベビーリーフを添えたキノコとベーコンのスパゲティ、PREDICADOR BLANCO 2015、どら焼き、Old Parr(生)