2024.4.5(金) 会社と仕事
大きな会社というか、普通の会社というか、まぁ、普通の会社とはどのような会社を指すのかと問われれば困るけれど、とにかくそのような組織に属したことがないから「これが会議だ」というものを知らない。会議と話し合いの違いは何だろう。
届くメールの中に「この人はメールというものをケータイ電話で始め、以降もケータイメールのみで現在に至っているのだろうな」と分かる人がいる。そういう僕も、いわゆるビジネスメールというものをやり取りした経験は無い。
仕事に関するメールは日々、送ったり送られたりしている。しかしそれらは顔を合わせて会話を交わしたことのある人たちとのもので、多くは電子会議室の中で、比較的短い文章により意思を疎通させるものばかりだから、ビジネスメールという感じはしない。
今日はそのビジネスメールらしいものを、生まれて初めて書いた。相手は大会社の代表取締役で、先ずはその名前の前に肩書きを入れるべきなのかどうか、というところでつまづく。しかしとにかく書いて、送信ボタンをクリックした。時刻は14時40分だった。
18時20分ころ仕事場から自宅に引き上げる。今日は19時15分から外食の予定により、それまではすることが無い。よって食卓にコンピュータを開いてメーラーを回す。すると14時40分に送信したメールへの返信が入っていた。内容は、僕が提案した面談の候補日に対する、先方のすり合わせだった。それを一読して「たくさんの人の上に立つ人は反応が早いな」と、大いに驚き、且つ感心をする。今度は僕が返信をする番だ。それは明日の早朝の仕事として、コンピュータを閉じる。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ウインナーソーセージとピーマンのソテー、牛肉の玉子とじ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、蕗のとうの天ぷらの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「大昌園」のあれや、これや、それや、他あれこれ、麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)
2024.4.4(木) オテマヌ
1日のうち、空の最も美しくなるのは、日の出の前の数分間だ。天頂は漆黒にちかい藍色に夜を残している。その濃い色は視線を落とすに従って薄くなり、東の山の端は青い。青の奥には朝日の気配がある。その、いまだ見えない赤が、青をより際立たせている。
日の出から数十分を経ると、今度は山が映えてくる。見慣れているはずの風景がいつもの相貌をまったく変えることも、その時間にはしばしば起きる。どうということもない里山が、まるでタヒチの峻峰オテマヌのように、光輝燦然と浮き上がってくるのだ。
朝には貴重な一瞬がちりばめられている。そのいくつもの輝きを見ることなしに、一体全体なにを見るのか、という気さえする。「顕微鏡の中の微生物の蠕動だよ」と言う人がいれば、まぁ、それもまたあり、ではあるだろう。
読みたくて仕方のない本がある。その本は既にして本棚にある。しかしこれを読み始めるのは6月3日の午後からと決めている。よって2006年4月の日付けのある「はじめに」から目次、それに続く執筆者紹介まで目を通し、しかしそこから先のページはあえて開かず、ふたたび本棚に戻す。
朝飯 目玉焼き、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、菠薐草のおひたし、牛肉のすき焼き風、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、蕗のとうの天ぷらの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ジーマミー豆腐、鰹菜のおひたし、椎茸の肉詰め、肉末粉絲、グリーンアスパラガスの豚肉巻、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、いちご、レモンケーキ、Old Parr(生)
2024.4.3(水) 山桜
お彼岸に供えたお墓の花を、いまだ片づけられずにいる。それが気になって仕方がない。気になるならさっさと片づけに行けば良さそうなところだが、日々の雑務に追われて、それに要する小一時間が割けないのだ。
予報によれば、これから10日間ほどは天気が悪いらしい。隠居の庭の、白梅は散り加減ではあるものの、紅梅はいまだ充分に花を残している。それに重なるようにして、山桜が咲き始めた。
山桜は、ただポカンと眺めているのが良い。「しき嶋のやまとごころを人とはば…」というような歌は思い出す必要もないけれど、どうしても浮かんできてしまうということであれば、それはそれで仕方がない。
山桜は、高く真っ直ぐに育つ。そして丸く大きく枝を広げる。それもまた、山桜の良いところだと思う。
これから10日間ほどは雨がち。とはいえ花を散らすような風を伴わなければ、悪いことではないかも知れない。しかし山桜には、やはり晴れた空が似合うように感じる。
朝飯 トマトのスクランブルドエッグ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、上げ湯波の淡味炊き、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菜花と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「和光」のお通しの煮物、鮪の山かけ、赤魚の粕漬け、ポテトサラダ、山葵の葉の醤油漬け、麦焼酎「吉四六」(お湯割り)
2024.4.2(火) 年度がわり
きのうの夕刻、町内のウカジチンイチ自治会長が来て、総鎮守瀧尾神社の春の大祭に関係する複数の出金伝票を手渡された。年度が切り替わる時期の会計はややこしい。前年度のすべての入出金が完了する前に、新年度の出金が始まるからだ。
僕は春日町1丁目の会計係を、2009年から務めている。はじめのころこそ、今の時期には前年度と新年度のやり繰りを、おなじ現金の中で行っていた。しかしその「頭の体操」に辟易して、いつごろからか、前年度の決算が完了するまでは、新年度の出金はすべて、自分が立て替えることとした。4月の中旬以降まで立て替え続ける金額は10数万円に及ぶものの、これをしないことによる面倒さにくらべれば、どうということもない。
ところで「町内の会計係を16年ものあいだ務めるって、どういうことなのよ」とは思う。人に頓死、急死はつきものだ。町会会計の計算装置にパスワードは設けていないものの、万が一のことが起きたとき、いきなり引き継げる人はいないだろう。僕より何十歳も若い副会計の欲しいところである。
朝飯 玉子焼き、菜花のおひたし、納豆、牛蒡と人参のきんぴら、胡瓜と蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、メシ、豆腐と若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとベビーリーフのサラダ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、TIO PEPEにNOILLY PRAT、スパゲティミートソース、Chablis Billaud Simon 2018、レモンケーキ、Old Parr(生)
2024.4.1(月) 要注意
ホンダフィットの空気調整器の温度は24℃に設定をしている。先週の前半まで、このスイッチを入れると、空気の吹き出し口からは温風が出た。それがおとといからは、冷風が出るようになった。つまりすこし前までの車内温度は24℃以下であり、それが今では24℃以上になった、ということだ。
小学生のころ、スキーをしに行くときには、上半身に5枚の服を重ねた。今はせいぜい3枚で済む。衣類の進化のお陰である。僕は冬の服には多く、登山道具から出発した会社のものを使う。人の命かかかっていれば、研究開発もそれだけ真剣にするからだ。そのあたりのことを知りたければ、イヴォン・シュイナードの「アイスクライミング」を読むと良い。
2013年、家を改装するため、中味ごと箪笥をいくつも捨てるような大整理をした。2014年にオフクロが亡くなったことにより、またまた大整理をした。ダイエットを始めると、それに拍車がかかりすぎて、必要以上に痩せてしまう人がいる。断捨離にもその傾向があって、捨てすぎてしまう、ということがある。
僕の場合、捨てすぎたのはTシャツだったから、後悔はそれほど強くない。そのTシャツが、ここ数年のあいだにまたまた増えてきた。要注意、である。
朝飯 細切り人参の炒り煮、ハムと菜花のソテー、納豆、肉末粉絲、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとレタスのサラダ、「ドミノ・ピザ」のあれや、これや、それや、Chablis Billaud Simon 2018
2024.3.31(日) 早寝の理由
きのう、おとといと、目を覚ましたときの第一声は「疲れたー」だった。それが今朝は漏れなかった。水曜日の出張による疲れは癒えたらしい。起きて食堂に出ると時刻は2時48分。きのう寝に就いたのが20時45分ころだったから、6時間は眠った計算になる。
東京から木曜日に帰ったときには火曜日の日記も書きかけだった。そのことにより金曜日までは日記の自転車操業が続いた。その遅れを急速に取り戻して、日記の在庫はきのう土曜日までに、3日分に増えた。よって今朝の気分は大余裕である。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」に「ぐるなび」経由でいただいたご予約のテーブル調整をし、チャットワークに上げられた取引先からの質問に判断を下して返信を送ると、時刻は3時50分になっていた。これから朝食の準備を始める6時30分までは自由な時間である。この静かな時間を欠くと、僕はかなり生きづらくなる。その時間のために、努めて早寝をするのだ。
夕刻、ひとりで店番をしていると、一時、大忙しになって、事務係のカワタユキさんに来てもらう。金谷ホテルの「百年ライスカレービーフ」がひとりのお客様によりすべて売れ、しかもそのお客様は、僕が毎朝のように食べている、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」も20袋ほどお買い上げくださった。ひと袋のみを買い続けてくださるお客様も有り難ければ、大人買いのお客様も勿論、有り難い。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」は、きのう今日と満席だった。明日は、早くもお中元に関する仕事が待ち受けている。午前のうちが、勝負になるだろう。
朝飯 肉末粉絲、納豆、豆腐の玉子とじ、細切り人参の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 スパゲティナポリタン、いちご、Chablis Billaud Simon 2018
2024.3.30(土) 裸でいるより涼しいシャツ
きのうの夕刻、箪笥の引き出しの、ユニクロの超極暖のシャツを、おなじユニクロの木綿のシャツに全交換した。パタゴニアのR1エアクルーは、グッドオンの木綿のTシャツに全交換した。二階級特進のような、一気の衣替えである。
ところできのうに引き続いて香港のはなし。
「共産中国に飲み込まれた現在の香港には行く気がしない」という人がいる。香港の魅力のひとつは開放的な放埒さにあった。その空気は現在、どのようになっているだろう。僕は香港は、過去に4回、訪ねている。初回は1978年、2回目は1983年、3回目は1996年、4回目は2000年。つまり24年間のご無沙汰である。
友人の親戚で、香港からカナダに移り住んだ家族がいる。先ず子供をカナダに留学させる。その子供が知識を蓄え環境を整えたところで残された家族が海を渡る。一家はそのような手順を踏んだという。僕が香港の住民だったら、メシが食える限り、香港に居残るような気がする。
百德食品公司の豆板醤も、利工民のシャツも、香港に居続ける人がいるから、今でも手に入れることができるのだ。利工民の秋鹿印のシャツは、裸でいるよりこれを着た方が涼しくなる、不思議なひと品である。
朝飯 菠薐草のおひたし、細切り人参の炒り煮、納豆、肉末粉絲、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菜花の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 レタスとベビーリーフと蜜柑のサラダ、ミートボールとチーズのスパゲティ、Chablis Billaud Simon 2018
2024.3.29(金) 酔狂が過ぎるか
今朝の雨はすこし変わっている。雨粒が小さいのか、そして風もあるのか、屋根が張り出しているにもかかわらず、犬走りの黒いタイルの全面が濡れている。だったらそこに置いた花に、今朝は水を遣らなくても湿り気は充分なのではないかとさえ感じられる。
9時20分を過ぎるころ長男と会社を出て銀行へ向かう。傘は、他のものと見分けがつくよう、40年ほど前に鈴鹿サーキットで買ったミシュランのそれを使う。そして奥の部屋で1時間40分ほども話を聞く。
雨は、昼が過ぎるころに止んだ。止むだけではなく晴れ間があらわれ、その晴れ間は急速に広がって、気温も上がってくる。駐車場の地面は見る間に乾いていく。明日の東京の最高気温は24℃、日光のそれは20℃。いよいよ春の到来かも知れない。
夜の鍋は、ポン酢ではなく豆板醤で食べた。昨年の11月、思いがけず戴いた「百德食品公司」の豆板醤は、残り3分の1のところまで減ってしまった。僕の知る限り、これは香港の九龍醤園でしか手に入れることはできない。僕が香港へ行くとしたら、これを買うことだけが目的になるだろう。
僕が南の国へ行けば、ほとんどプールサイドで本を読むことしかしない。九龍醤園のちかくのプールを備えたホテルは既にして調べてある。しかし豆板醤を手に入れるためだけに香港へ行くとは、ちと酔狂が過ぎる気もする。悩ましい限りである。
朝飯 ウインナーソーセージとグリーンアスパラガスのソテー、肉末粉絲、納豆、細切り人参の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 厚揚げ豆腐と豚肉とシメジと水菜の鍋、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、なめこのたまり炊、「黒龍酒造」の「九頭龍燗たのし」(燗)
2024.3.28(木) 現実の日本を存分に
浅草から下今市までの特急券を買うべく、布団から起き上がる前にスマートフォンを取り出す。そして東武ネット会員のアプリケーションを開く。
驚くべきことに7時30分発のリバティきぬ105号も、次の7時50分発のスペーシアX1号も満席だった。仕方なく更に遅らせて8時30分発のリバティきぬ109号を画面上に呼び出し状況を見る。残る空席はたったひとつ。即、これを確保する。東武線の特急券は座席指定券も兼ねているから、座席の数以上は売らないのだ。
平日、それも週末に接する金曜日や月曜日ではないため簡単に考えていたものの、いま現在の日光や鬼怒川へ向かう列車は大混雑をしていることを、あらためて知る。
年末年始やゴールデンウイーク、シルバーウイークなど以外にも、たとえば桜の季節には東京のホテル代は高止まりをする。それが今年はコロナ前より顕著な気がする。日本に観光に来てくれる外国人の多さが、ホテルの料金を押し上げているのだろうか。ロシアとウクライナの戦争による諸物価の高騰も、また国策としての賃上げも、そこには関係しているものと思う。
リバティきぬ109号の乗客のほぼ半分は外国人だった。僕の隣の席も外国人で、自国語による日本のガイドブックを開いていた。その表紙の真ん中には、サングラスをかけたゲイシャが緋牡丹お竜ばりに片肌を脱いだイラストがあった。「君たちが日本に対して浮かべるイメージはいまだにそれかい」と思うが別段、残念な気持ちは湧かない。「どうぞ、ご自由に」である。ただしそのガイドブックを携えた外国人には、現実の日本を存分に楽しんで欲しい。
朝飯 「老酒舗」の白粥と肉まんのセット
昼飯 にゅうめん
晩飯 東坡肉、グリーンアスパラガスのソテー、肉末粉絲、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、肉末蒸蛋、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、いちご
2024.3.27(水) 甲府まで
出張のため、今月16日の日記に書いた国内移動を、先ずは下今市09:05発の上り特急リバティから始める。七里のオーミヤナナサト眼科で診察を受けるときにしか降りない春日部には10:11着。おなじ1番線から東武スカイツリーライン準急は10:14発。
次の乗り換え駅は越谷。しかし車内に北越谷、越谷、新越谷とアナウンスが流れるうち、自分の降りる駅が分からなくなる。そのたび乗り換え駅、着時刻と発時刻、その路線、その列車名を印刷した紙を胸のポーチから取り出し、確かめる。
10:33越谷着。JR南越谷駅への経路は数日前にyoutubeで調べておいた。その動画で見覚えのある階段を降り、通路を抜け、エスカレータを下って南越谷駅に達する。
10:38南越谷発。路線はJR武蔵野線。東浦和、南浦和、武蔵浦和、西浦和と、同じような名前の駅を過ぎる。まったくややこしい。東所沢、新秋津の駅名を聞いて「まるで西武池袋線に乗っているみたいだ」と感じる。
経路を印刷した紙は相変わらず、胸のポーチから頻繁に取り出して確かめる。JRの特急に乗る駅は立川。しかしその紙には誤って八王子で乗り換える経路を印刷してしまっていた。よって以降はiPhoneの乗り換え案内に頼ることとする。
11:18西国分寺着。JR中央線に乗り換えて立川には11:29着。プラットフォームから上がったコンコースには崎陽軒の弁当売場が目立ったものの、焼売はきのうの夜に食べている。はす向かいの「穂まれや」でおむすび弁当とお茶を買う。
JR特急かいじ19号の出る6番線に降りたところで、ようやく人心地がつく。今月16日の日記に書いたように、羽田からタイとラオスの国境までは、2回ないし3回の乗り換えで達することができる。今日の移動の方が、よほど骨が折れる。
11:53発のJR特急かいじ19号の車内は立派で驚いた。「かいじ」と聞いて思い出すのは「沈黙の艦隊」の原作者「かわぐちかいじ」だ。しかしこの列車の「かいじ」はどうやら「甲斐路」らしい。読みやすさを求めて平仮名で表記をした結果、意味は不明になる典型だと思う。
蛇行した川と見事に整備された畑地を左眼下に望んだのは12時25分。列車は間もなく大月に停車した。ここで乗客のおよそ半数が降りる。彼らのほとんどは海外からの観光客と思われる。多分、富士急行線に乗り換えて富士山を観に行くのだろう。
列車が速度を落とすと、左手の間近に城跡が見えてきた。甲府には13時04分に着いた。
用事を済ませて夕刻、甲府の官庁街から駅への目抜き通りを上がっていく。広い道の両側には魅力的な飲食店が多い。
甲府17:36発のJR特急あずさ46号は、甲府を出て間もなく異音のため停車。運転手や車掌が外に出て車両を点検するうち21分の遅れになる。終点の新宿には、この遅れを更に広げて33分遅れの19:31着。新宿からはJR中央線の特別快速で神田。神田からは山手線で御徒町。
片道4時間の出張を日帰りでこなすと疲れてしまう。よって今夜は東京に泊まることとして、取りあえずはカウンター活動の場所へと向かう。
朝飯 トマトのスクランブルドエッグ、しもつかり、厚揚げ豆腐としめじと小松菜の炊き合わせ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「こつぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 「穂まれや」のおむすび弁当
晩飯 「もつ焼でんアメ横店」のトロレバ(この日の最後で量は半分)、おしんこ、チレとテッポー、網レバ、豚軟骨の煮込み、梅割り焼酎