トップへ戻る

MENU

お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

< 古い日記へ  

2025.4.23(水) 3 letter code

都心の会社から郊外の家に帰るなり背広をトラックスーツに着替えてジョギングに飛び出す、という人と話をしたことがある。「よくできますね」と驚く僕に「晩酌をする人がいますでしょ。私のジョギングは、それと同じなんです」と、その人は普通に、つまり何の衒いも感じさせない顔で笑った。

「よくもまぁ、あれだけの日記が毎日、書けるものですね」と、僕に言う人がいる。僕からすれば日記を書くことは遊びに他ならず、だからいくらでも書けるのだ。そして朝の3時や4時に起きてすることは日記以外も、ほぼ遊びである。

今朝は空港の3レターコードを調べるうち、メーホンソーンにも空港のあったことを知って「へー、あんな山の中の小さな街にも空港が…」と、大いに驚いた。ちなみにメーホンソーン空港のそれはHGN。更に検索エンジンに頼れば何と、LCCと国内線専用の感のあるドンムアンではなく、スワンナプームとのあいだにバンコクエアウェイズが週に3便を運行していた。

徒然なるまま地図を眺めるうち興味を覚えて訪ねた街はプレーで、戦乱の時代には街を守ったであろう瓢箪型の城壁を、僕は自転車で一周した。地図を見る以外にも、今朝のように3レターコードから始まる旅もあるだろう。

しかしまぁ、僕はメーホンソーンへ行くならむしろルアンパバーンへ行きたい。そこで何をするかといえばプールサイドでの本読みで、だからどこへ行こうとすることは変わらないわけだけれど、しかしそれをする場所を変えることには興味が無いわけでも無い。


朝飯 生のトマト、目玉焼き、小松菜のおひたし、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、蕪と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 菠薐草の胡麻和え、牛蒡と人参のきんぴら、玉子焼き、松かさ焼き、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、トマトの蜜煮、薩摩芋の蜜煮天ぷらあれやこれやそれや、「山本合名」の「天杉山廃純米」(燗)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2025.4.22(火) 朝にすること

目を覚まして枕の下を探るもiPhoneに触れることはできない。多分、食堂に置き忘れたのだろう。起きて洗面所を経由して食堂に来る。食器棚の電波時計は3時52分を指していたから思わず「やったね」と声が漏れる。3時台の起床は「得した感」が強いのだ。

日記を書く他あれこれのことをしても、朝食までにはいまだ時間の余裕が充分にある。そして両手の親指の先にはきのうから痛みを感じている。

僕の手指の爪は、鮨屋の職人とおなじく短い。すこしでも伸びると、ペンやキーボードを使う際に、それが邪魔になって気持ちが悪いのだ。しかしてまた、夏以外の季節に爪を短く切ると、爪と肉のあいだが剥がれてアカギレのようになる。するとその痛さから、爪先に力を入れることができなくなる。

そういう次第にて5時20分から手の両親指と右の中指、そして右のかかとにバンドエイドのキズパワーパッドを貼る。手指には1本につき3枚を巻かないと、すぐに剥がれてしまう。一方、かかとは1個所につき1枚で足りる。計10枚のそれを貼り終えると時刻は6時になっていた。

間髪を入れず、次は築地の鰹節屋に麺つゆの材料を注文する。昨夏は麺つゆを6回、作った。今年は7回を想定して、その量を決めた。鰹節、昆布、干し椎茸、そして「かえし」の合計金額は22,820円になった。

1回の麺つゆ作りでできる量はおおむね1リットル。これが7回なら7リットル。ちなみに市販のストレートタイプの麺つゆの値段を調べてみると、7リットルあたり約4,000円と出た。「安いじゃん」である。「でも、自分で作った方が面白れぇじゃん」である。


朝飯 生のトマト、三つ葉の玉子とじ、納豆、ほぐし塩鮭、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトと小松菜と二十日大根のサラダマッシュドポテトを添えたハンバーグステーキWORLD DESCOVERY Merlot J.LEBEGUE松露饅頭、Old Parr(生)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2025.4.21(月) 在庫

食堂の棚の素麺が減ってきた。その数は100グラムの包みが12本。よって2階の倉庫へ降り、大元の在庫を確かめる。そこには100グラムの包み50本入りの段ボール箱ひとつが残っていた。

昼食は、2016年の7月までは家内と共に摂っていた。しかし社員の昼休みと重なる時間にふたりで仕事場を去っては人手が薄くなる。それを長男に言われて以降、昼食はひとりで作り、ひとりで食べるようになった。

僕の昼食は、いちど定まると同じものが何週間、あるいは何ヶ月と続く。現在の、秋冬春はにゅうめん、夏は素麺という昼食は、おととしの7月末から始まっている。つまり1年と9ヶ月も変わっていない。そしてこれからしばらくも、変わりそうな感じはしない。

にゅうめんに必要な乾麺の量は100グラム。素麺なら150グラムは欲しい。それから推せば現在の在庫は6月には払底する。一方、僕が素麺を買う店は、6月から10月までは売り切れにより開店休業の状態が続く。「素麺の季節に何やってんだ」と思いはするものの、それほどの量を作ることができないのだろう。

そういう次第にて、今日は100グラムの包みが50本入った箱を3つ、注文した。現在の1箱にそれが加われば100グラムの包みが200本になるから、年末ちかくまでは安心して過ごせる計算になる。

食料品の在庫は心を豊かにしてくれる。明日は麺つゆの材料を注文することにしよう。


朝飯 たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、なめこのたまり炊、ほぐし塩鮭、明太子、擂り胡麻によるお茶漬け
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリのカラシ和えピータンスーラーからあげエビ塩焼きそばチャーハン麦焼酎「二階堂」(お湯割り)家に帰ってからのレーズンウィッチ、Old Parr(生)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2025.4.20(日) ふたたび三たび桜について

2時台に目を覚まし、起床は4時台。齢を重ねるに連れ、早寝早起きが極端になっている。いまや夜遊びなどは、絶対に無理だ。また、いつの間にか、未明の無音の時間、ひとりの時間が何ものにも代えがたいものになった。そして空が明るくなるに連れて、味噌蔵のいらかの向こうに隠居の枝垂れ桜が見えてくる。それに目を遣りながら、桜について、あれこれと思いをめぐらせる。

「桜は、アメリカにおいては石鹸の箱に印刷されているようなつまらない花」という意味の一節が、高等学校の英語の教科書にあった。

曇天の下の、それほど大きくなく、花の色も薄い桜は何やら寒々しく、おっしゃりとおり「つまらない花」と、僕も感じる。しかしある程度の大きさの桜が青空を背に花を開いていれば、その色がたとえ薄くても、なにかしらの感慨を覚える。また植木屋の仕事によるものか、枝振りの良い複数の桜が他所の家の広い庭にあったりすると、外から眺めていても、相当に立派に見える。これが吉野山の下千本、中千本、上千本、そして奥千本ともなれば写真で見るだけでも圧巻また圧巻で、観光に興味のない僕でさえ、いちどは眺めてみたくなる。

およそ桜ほど、僕の気持ちを動かす花は無い。そして「石鹸の箱に印刷されているようなつまらない花」としか桜を認識していないらしいアメリカ人も、またそれ以外の国の人たちも、3月の下旬から4月の上旬にかけては、いまや桜を愛でるため大挙して日本を訪れているらしい。その証拠に、この時期の、特に東京のホテルは予約が取りづらい。あるいは非常な高値になるのだ。

日光の桜は、この週末が最後の見ごろになるだろうか。もっとも、日光は市としては面積が広く、標高の差も大きい。場所によっては「これから」の”hidden gem”もあるに違いない。そしていよいよ、新緑の季節を迎えるのだ。


朝飯 なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、玉葱とトマトと菠薐草と豆腐とウインナーソーセージと玉子の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 めかぶの酢の物、明太子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、親子丼、「山本合名」の「天杉山廃純米」(燗)、エクレア、Old Parr(生)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2025.4.19(土) 初素麺

今月14日と15日の日記に書いた、昨年度の町内の決算書を紙に出力する。それをクリアファイルに挟み、別途、町内の預金通帳、すべての現金、昨年度の支出証拠書の綴り、そしてコンピュータをトートバッグに入れる。会計係が遅れては監査役に申し訳ないため、約束の10時の5分前に、町内公民館の階段を上がる。

決算書の監査は30分ほどで済むと踏んで、事務係にもそう伝えて会社を出た。しかし2名の監査役に自治会長、副会長、公民館長、会計係を加えた6名のあいだに今後についての話が発生し、会社に戻れたのは11時20分だった。

社員の昼休みは概ね11時30分から13時30分にかけての1時間にて、そのあいだは販売の人員が薄くなるため店に出る。今週は特に平日において、お客様の数が多い。その理由は何だろう。

今日は日光でも季節はずれと思われるほど気温が上がり、熱い汁のにゅうめんには食欲を感じない。そういう次第にて速成のつゆを作り、今年はじめての素麺を食べる。

記録によれば、昨年は6月30日から9月15日までのあいだに麺つゆつを6回、作っている。今年の夏は昨年より早く来る、という話もある。とすれば麺つゆも、それに合わせて整える必要がある。昨年に余らせた材料は冷蔵庫に納めてある。先ずはその量を調べ、追加の分については早めに注文をしようと思う。


朝飯 納豆、生玉子、切り昆布の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と玉葱とトマトの味噌汁
昼飯 白胡麻のつゆの素麺
晩飯 白菜キムチとナムルの盛り合わせ牛肉のたれ焼き冷麺、麦焼酎「こいむぎやわらか」のTIO PEPE割り


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2025.4.18(金) 伊豆治療紀行(35回目の2日目)

今いるホテルは、伊豆高原の駅にシャトルバスを走らせている。整体院へは徒歩5分の距離にあるため、タクシーやレンタカーの必要は無い。食事は特に朝食が美味く、価格は繁忙期を除いては、僕の経済観念に照らして法外でもない。よってこれまでに9回ほどは使っただろうか。

しかし「伊豆高原痛みの専門整体院」は今月末から診療を休み、来月末に、おなじ伊東市内の別の場所に移る。理由は、1957年生まれの先生ができるだけ長く仕事を続けることを目指し、生活に便利な場所に職住を一致をさせるためという。

引っ越し先の最寄り駅は川奈とのことにて、とすればここしばらくは重宝をしていたホテルにも、今後は足が遠のくだろう。そう考えて、今朝は溜まったポイントすべてを請求金額から差し引いてもらった。

診察台にうつぶせになった僕の背中に触れつつ「きのうより固くなってるよ」と先生が言う。理由は不明。患部の状態が悪いほど痛みを感じさせる電子ペンの先端は、しかし僕にそれほどの苦痛は与えなかった。実のところ、身体の具合が悪くなることよりも、電子ペンによる痛みの方が怖いのだ。

城ヶ崎海岸の駅までは1,100メートルの急坂を徒歩で下る。熱海での、新幹線への乗り換え時間は「乗り換え案内」では短すぎて案内をしてくれない僅々4分。品川から山手線で原宿。「GR Anthology -16の視点-」の開かれている”GR SPACE TOKYO”に一歩を踏み入れた瞬間「いかにもGRっぽい写真」と感じてその4枚に近づけば、それは藤原新也の作品だった。「印度放浪」から半世紀以上も経ながらいまだ健在とは、驚くばかりだ。

それにしても、原宿は表通りも裏通りも外国人だらけだ。その数は日本人より多いのではないか。未知のうどん屋には昼どきをかなり過ぎているにもかかわらず、外国人を含む長い行列があった

表参道から地下鉄の構内への階段を降りようとしながら「JRの駅は、ここか」と、僕の先を行く中国人の数名がいたため「JRはあっちだよ」と、明治神宮の方を指して教える。JRの「アール」の発音は、僕より中国人の方がよほど優れている。

明治神宮前から乗った千代田線を新御茶ノ水で降りる。そして聖橋を渡り、湯島側のたもとから石の階段を降りる。電車から降りるは、英語では”GET OUT”。階段を降りるは、英語では”GET DOWN”。日本語では、どちらも「降りる」。ひとつの単語が複数の意味を持つ言語は、覚えるには易しくても、耳で聞いて理解をするには難しい、という気がする。

今月2日の日記に書いた漢詩の勉強について、湯島聖堂内の斯文会館にて今年のカリキュラムを受け取る。今年度の授業は既にして4月のそれが終わってしまっているため、受講は来春からと決める。さてそれまで「漢詩の勉強をしたい」という僕の気持ちは変わらないだろうか

ふたたび聖橋を渡って聖坂を下る。坂下からは靖国通りを東へ辿り、あれこれを肴にして冷や酒を徳利で3本ほども飲む。

それから2時間の後、北千住の東武線プラットフォームに降りながら、18:13発の下り特急の入ってくるのが見える。しかし特急券は確保していず、プラットフォームに設けられた改札口も抜けていないから、この「きぬ141号」には間に合わない。券売機に近づけば、幸い20分後に18:33発の「リバティけごん43号」があって、その特急券を買う。

そうして改札を受け、プラットフォームの待合室で待つうち眠りに落ち、目を覚まして時計を見れば18時40分。つまり18:33発には乗り遅れで特急料金の1,650円はパー。先月14日に引き続いての失態である。その場でスマートフォンを取り出し「トブチケ!」にて19:33発の「リバティけごん47号」の席を確保する。

栃木駅からは眠らないことに力を注いで下今市には21時04分の着。徒歩にて帰宅を果たす。


朝飯 「ホテル亀の井伊豆高原」の朝のブッフェ其の一其の二
晩飯 「まつや」のかまぼこ、葉わさび鰹の酒盗焼き鳥(塩)盛り蕎麦、日本酒(冷や)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2025.4.17(木) 伊豆治療紀行(35回目の1日目)

コロナ禍の収まって以降の、否、いまだ収まってはいない、未知の疫病に恐れおののいていた時期が去ったのみだ、いやとにかく、新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に落ち着いた2023年5月8日以降の東武日光線には油断がならない。今朝も5時20分に「トブチケ!」にログインをすると「ただいま混み合っています。後ほどもう一度…」というような表示が出て一瞬、ギョッとする。「後ほど」など待ってはいられない。即、トップページに戻って二人分の、座席指定券を兼ねた特急券を確保する。

浅草まで行く家内とは北千住で別れた。僕の取りあえずの目的地は新橋のため、浅草までつきあっても良かったものの、日比谷線で上野、そこから銀座瀬に乗り換えて新橋に到る。駅前のビルの大衆床屋には10名ちかくの待ち客があった。しかし僕は東武線の中から予約をしておいたため、5分ほどの待ち時間で済んだ。予約料の500円は、いわば特急券である。

新橋からは山手線で品川。先月の伊豆行きでは、14日に城ヶ崎海岸から東京山手線内までの乗車券、および熱海から東京品川までの新幹線自由席特急券を紛失して、おなじ金額を二度払いする羽目になった。よって今回の新幹線の切符はスマートEXで買った。

ところで昨秋9月30日にチェンライで読み始めたドナルド・キーン著「百代の過客」は旅先のみで上巻、下巻、そして「続百代の過客」の上巻、下巻と進み、今日は品川駅の新幹線プラットフォームで「蘆花日記」を、小田原と熱海のあいだで「木下杢太郎日記」を、熱海と伊豆高原のあいだで永井荷風の「西遊日記抄」と「新帰朝者日記」を読んで、遂に著者による「おわりに」へと到る。それにしても、徳冨蘆花の日記の醜怪さには驚くばかりだ。

「伊豆高原痛みの専門整体院」での治療は、背中と腰は先月より良好。しかし膝は先月よりすこし調子を落とし、9,000ボルトを発する電子ペンによる治療には少しく痛みを感じた。

夜は、予備として持ち来た本を読みつつ夕食を摂る。そして21時に寝に就く。


朝飯 大根おろしを添えた玉子焼き、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ほぐし塩鮭、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 焼きおむすび、キリン生茶
晩飯 「亀の井ホテル伊豆高原」の其の一其の二其の三其の四其の五其の六其の七其の八「澤乃井」の特別純米(冷や)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2025.4.16(水) まだまだ見ごろ

起床は5時。本日の会議を控えて、ひと月ほど前に出された宿題には、いまだ手を付けていない。一方、明日あさっては日記を書くために必要なコンピュータを持たずに外へ出る。よって、きのうまでの日記を滞らせるわけにはいかない。優先順位としては、宿題の方が上にある。しかし先ずはきのうの日記を完成させてから、宿題に取りかかる。

上長会議は隠居にて9時30分から。庭の、もっとも大きな山桜には新緑が目立ってきた。もう一方の山桜は満開。染井吉野は盛んに花吹雪を散らし、その花弁は100メートルほど離れた店にまで飛んでくる。 4本の桜のうちもっとも遅れて咲く枝垂れ桜は、これから1週間ほどは見ごろが続くだろう。

昼食を挟んで13時からは場所を店に移し、本日都合の付かなかった4名を除く全社員にて15時まで研修。道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への、本日2度目の納品は昼に配達係イザワコーイチさんがしてくれていたものの、15時30分に今度は僕が見に行くと、売り切れの商品が出ていた。よって追加の納品その他を行ううち、またたく間に1時間が過ぎる。

次の店休日は5月21日。それまで5週間と考えれば、それほど遠くのこととも思われない。一方、その前にタイ行きがあると考えれば、何やら随分と先のことのようにも感じる。


朝飯 ウインナーソーセージのソテーを添えたスクランブルドエッグ、菜花のおひたし、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布ときのうの夜の天ぷらの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 切り昆布の炒り煮、白菜キムチ、豚肉と厚揚げ豆腐と菠薐草の鍋、メシ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2025.4.15(火) 妙手妙案

2時台に目を覚まし、3時台に起床する。

町内会計の今年度の予算について、きのうの日記には「進退窮まって、取りあえずは赤字が必至の予算案を作り」と書いた。しかし今朝あれこれのよしなしごとをするうち、ひとつの考えが浮かんだ。即、それをウカジシンイチ自治会長へ宛ててLINEで送る。時刻は5時38分だった。ちなみに僕は、iPhoneの着信音は、電話を除いてはすべて鳴らないように設定をしている。

午前、早朝に浮かんだ妙手妙案を、きのう作った今期の予算案に落とし込んでみる。予想される出金を削りに削ったこともあって、今期の予算は一気に楽になった。もっとも、町内の会計は商売とおなじく一喜一憂の連続だから、今期は乗り越えることができたとしても、来期も再来期も安泰かどうかは分からない。

「入るを量りて出ずるを制す」という格言がある。今回、僕が思いついた方法の泣きどころは、過去の「入る」は見えても未来のそれは不明、という点にある。つまり世に起きるほとんどすべてのことと同じ、というわけである。


朝飯 揚げ湯波の甘辛煮、目玉焼き、菜花のおひたし、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、大根おろし、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、天ぷらあれやこれやそれや焼きおむすび、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、野根饅頭、Old Parr(生)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2025.4.14(月) 春雷

町内会計の監査は、今週の土曜日の10時からと決められている。水曜日は月に一度の店休日。とはいえ休むのは店だけで、奧では社員たちとあれこれをする。木曜日から金曜日にかけては伊豆にカイロプラクティックによる治療を受けに行く。そういう次第にて9時を過ぎたところで銀行へ行き、前年度に集められた祭典準備金を専用の口座に入れる。また今月4日に前年度の出納を記入した通帳をいまいちどATMに入れて、以降の入金を確かめる。

会社に戻っていよいよ前年度の決算書を作り始める。毎度のことながら、そして当たり前のことながら、現金出納帳の現金残高と決算書の次期繰越金がおなじ数字になると、やはり軽く感動をする。決算書の作成に要する時間は僅々15分ほど。紙の帳面と電子卓上計算機で会計係を務めていた前任者はさぞかし大変だっただろうと、その苦労を偲ぶ。

さて次は次年度、つまり今年度の予算つくりだが、こちらは特に、街灯の電気料金が前年にくらべて1.89倍に高騰したことから、他の費用を削りに削っても、なお無理がある。進退窮まって、取りあえずは赤字が必至の予算案を作り、雷の鳴り始めた初更、ウカジチンイチ自治会長のお宅にこれを届ける。


朝飯 赤飯のおむすび、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、梅干、豆腐と若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 グリーンアスパラガスのソテーを添えた豚のクリーム煮パン、2種のチーズ、Chablis Billaud Simon 2018


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

< 古い日記へ  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

2025

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2001

2000

蔵見学