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清閑 PERSONAL DIARY

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2024.8.31(土) 期末

「町内の会計係は14年間を務めて、ようやく抜けられました」と嘆息をした人がいる。記録を遡ってみれば、僕は春日町1丁目の副会計係を2008年に、会計係は2009年から担っている。つまり今年で17年目、である。

毎月の町会費は、東西中央の地区委員長が25日すぎに届けてくれる。はじめはその3地区で集金されたものを都度、計算して入金していた。計算とは、届けられる現金には町会費以外のものも含まれ、更には戸数の増減、また月払いに加えて年払い、半年払い、四半期払いなどという家庭も混じるからだ。

月に3度も計算と入金を繰り返すことは煩わしい。いつごろからか3地区の現金が揃ってから処理するようになり、現在は2ヶ月分が集まってから集計することにしている。そして今日は7月分と8月分のそれを計算、入金した。専用のフォルダには、自作による複数の計算装置が装備してある。

ところで8月31日は上澤梅太郎商店の会計期末日にて、終業後、社内にあるすべての現金の棚卸しを長男とする。社内の各所に分けて置かれた1万円札から1円玉までの各紙幣、各硬貨をひとつ残らず数えることは容易ならざる行いに思われるものの、こちらも自作の計算装置を用いて、小一時間ほどで作業を完了する。


朝飯 中華風春雨炒め、ブロッコリーのスクランブルドエッグ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 納豆と梅干のつゆの素麺
晩飯 夏太郎らっきょう、ごぼうのたまり漬、焼叉、刻みキャベツと生のトマトと茹でたブロッコリーとマカロニサラダを添えた椎茸と豚肉のソテー


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2024.8.30(金) 即の注文

10月26日の土曜日に予定されている、自由学園男子部30回生と我々35回生との合同同窓会の出欠をできるだけ早く決めるよう、世話役のノリマツヒサト君、幹事のオギノヒロツグの連名でメールが入る。文章中には「LINEでも配信していますが」とあるものの、その知らせは僕には届いていない。今年6月2日の日記に書いた理由により、それまで使っていたiPhoneを失ったからだ

新しいiPhoneにはその後、新規に取得したアカウントで元のグループLINEに入り直したものの、自由学園男子部35回生のそれにはいまだ登録を申請していない。

新しいアカウントのQRコードはコンピュータに保管している。管理者のヤハタジュンイチ君にはそのうちこのQRコードを送って再登録をしてもらおうと考えているものの、いまだ行動には移せていない。僕は、人との連絡にはそれほどスマートフォンを使わない。それも手伝っての腰の重さだろう。

ところで当該の同窓会には、催促をされる遙か前から、僕は欠席の意思表示をしていた。週末は繁忙により会社を抜けづらいのだ。更に10月の下旬ともなれば紅葉狩りの最盛期にて、店はかなり混み合うだろう。

買おうか買うまいか10日ほど迷っていた本が児童書だったことを、朝のうちにamazonで知る。小学5、6年生向きとあるから2年生の孫にはいまだ早すぎると思われるものの、即、注文する。


朝飯 玉子焼き、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、焼きおむすび、揚げ湯波と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 揚げ湯波と胡麻のつゆの素麺
晩飯 夏太郎らっきょう、ごぼうのたまり漬、ブロッコリーの塩ゆで春雨の中華風炒め焼き餃子、麦焼酎「こいむぎやわらか」(生)


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2024.8.29(木) 台風10号

8月の、残りの日々が少なくなってきた。その最終週の横並びをカレンダーに見る。31日の土曜日には、テレビの旅番組で道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の上澤梅太郎商店の売り場が紹介される。よって在庫は厚くしておくよう施設の方に言われたことを、社内の電子会議室に上げる。準備は明日から始めることにしよう。

一時は今週の火曜日から水曜日にかけて東海、中部、関東を北上することが予想され、東海道新幹線には運転見合わせの可能性が伝えられていた台風10号は、いまだ九州北部にある。それにより複数の新幹線をはじめ在来線や私鉄の運転休止は今日、そして明日も、という具合に長引いている。ということは、折角の旅番組ではあるものの、効果は限定的なものに留まるのではないだろうか。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」へのご予約は、お陰様にて順調に承っている。気まぐれな台風には、どうかできるだけはやく海上に去って欲しい。

19時20分、僕が書記を務めている日本酒に特化した飲み会「本酒会」の、今月の会場へ向かうべく通用口を出る。雨は思っていたよりよほど強く降っていた。屋内に戻ってウインドブレーカーを羽織り、ゴム靴を履く。傘は最も大きなものを選ぶ。そしてようよう夜の街へと出て行く。


朝飯 コールスロー、トマトのソテーを添えた目玉焼き、納豆、大根とキュウリのぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、オクラと揚げ湯波の味噌汁
昼飯 揚げだし茄子と揚げ湯波と胡麻のつゆの素麺武平饅頭
晩飯 「ワタナベ食堂」の酒肴あれやこれやそれや他あれこれ、5種の日本酒(冷や)


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2024.8.28(水) 日光MGの打ち上げ

家でないところで目を覚ますとしばし「ここは何処」という不思議な感覚に包まれる。しかし今朝は鬼怒川温泉の旅館にいることに、しっかり気づいた。部屋には他の人も寝ているため布団の中でiPhoneを見ると時刻は4時30分。即、浴衣を脱ぎ、枕元に整えておいた服に着替える。

洗面を済ませ、部屋を出たのは4時41分。フロントの人を起こし、ホンダフィットの鍵を受け取り、外へ出る。雨が弱く降っている。今般の台風10号には大いに脅かされ、一時は日光MGの中止も頭をかすめた。しかし大型ではあるもののその後、速度を落とした台風は、いまだ沖縄と九州のあいだにある。14キロメートルをこなして家に戻ったのは5時10分。雨は途中で止んだ。

道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ本日はじめての納品を済ませて戻ってくると、開店時間の8時30分には到っていなかったものの、お客様がお待ちになっていた。店のシャッターは、それに気づいた事務係のツブクユキさんが開けてくれた。お客様は、小売店に払底しているらしい米を他県から仕入れにいらっしゃった問屋さんだった。

「平成の米騒動」は1993年のこと。僕はその騒ぎを見ながら、穀物用の冷蔵庫を増設するよう、当時は社長だったオヤジに進言した。それから31年。その冷蔵庫は、いまだ清潔に保たれている。

16時30分より、日光MGに参加してくださった方々が続々と店に現れ始め、次々にお土産として商品を買ってくださる。多いに有り難い。今日の閉店作業は隠居係のタカハシリツコさんが出勤していたから楽だった。

全社員が退社した18時10分に家内に電話を入れる。地元から日光MGに参加してくださった方々、また地方からの参加でも日光に延泊される方々の打ち上げが、夕刻から持たれていたのだ。その席に連なって、21時まで歓談をさせていただく。


朝飯 セブンイレブンの2種のおむすび、大根と胡瓜のぬか漬け、オクラと揚げ湯波とトマトと若布の味噌汁
昼飯 揚げだし茄子と胡麻のつゆの素麺
晩飯 「⑤商店」のあれやこれやそれや、他あれこれ、「楽丸酒造」の麦焼酎「和ら麦」(お湯割り)


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2024.8.27(火) 日光MGの交流会

閉店後、店の床に電気掃除機をかける。自動ドアが引き込まれる狭い角に、大きめのゴミが見える。反射的に吸引口を近づけると、それは緑色のキリギリスだった。電気掃除機で吸い込めば、キリギリスの寿命は尽きる。よって身をかがめ、左手の指で掴み、外へ出て坪庭の緑陰に逃がす。

アリは夏の暑い日にも、冬に備えて、せっせと仕事をしました。その横でキリギリスは、歌を歌って遊んでいました。やがて厳しい冬が来ました。アリは夏に蓄えたごちそうを食べながら、楽しく暮らしていました。キリギリスはそのころ、ハワイで遊んでいました。

これは錦糸町の師匠こと六代目圓楽による小咄で、聞くなり僕は思わず膝を打った。ハワイで遊べなければ、キリギリスも不憫である。

きのうの忙しさは、尋常ひととおりのものではなかった。それを綱渡りでこなした。本日は上澤梅太郎商店主催の第44回日光MGの1日目ではあるものの、参加は家内と事務局の長男に留め、僕は社員と共に会社に残った。とはいえ全国津々浦々より参集してくださった34名様にお礼を述べないわけにはいかない。

会場である「湯けむりまごころの宿一心舘」に入ったのは20時すこし過ぎ。家内からの電話によれば、部屋は601だという。襖を開けて座敷に入ると、鬼怒川渓谷を見おろす窓際には神戸からのシゲミムツキさんとキタデヒロオさんがいらっしゃった。僕は挨拶もそこそこに浴衣に着替え、大浴場へと向かう。

20時30分からの交流会ではもちろん、みな様にお礼をお伝えした。ただし僕の人間的欠点により、おひとりおひとりを回ってお酌をする、ということはできない。部屋に戻ったのは22時30分のころだっただろうか。「まだ眠気は訪れない」と感じつつ、またたく間に眠りに落ちる。


朝飯 目玉焼き、ウインナーソーセージのソテー、生のトマト、大根と胡瓜のぬか漬け、コールスロー、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、オクラと揚げ湯波の味噌汁
昼飯 揚げだし茄子と胡麻のつゆの素麺
晩飯 「湯けむりまごころの宿一心舘」のオードブルVega Medien Organic Cava Brut NV


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2024.8.26(月) 行年

熱中症で亡くなる人のニュースは聞こえなくなったものの、気温はいまだ充分に高い。昼食は更に素麺が続くだろう。そう考えて、否、考えるまでもなくきのうの早朝は麺つゆを作った。今夏、5回目の作成である。

前回8月6日のそれについては「甘味が落ち着いていない。つゆ全体が堅固に構築をされていない」と、同日の日記に駄目を出した。抽象的な「駄目」の解決は難しい。今回は水にひと晩を漬けた昆布と干し椎茸を翌朝すぐに引き上げず、一定の時間だけ煮てみた。その後の、2種の鰹節によるだし引きにおいては、煮る時間を長くしてみた。味醂は近隣で手に入るうち、もっとも高価なものにしてみた。

午前の中ごろまで静置したそれは専用の器に移し、冷蔵庫に格納した。昼に試してみると、今年つくった中で最高の麺つゆになっていた。次の6回目には、更にあれこれと変えてみることにしよう。

夕刻、業界の先輩のお通夜に伺う。行年74。

僕のおじいちゃんは72歳で亡くなった。オヤジは75歳。若いころの遊びの先輩は昨年、73歳で亡くなった。昨年の秋まで大元気だった同業の先輩は、今春、やはり73歳で亡くなった。68歳の僕も、うかうかとはしていられない。全然、遊べていないではないか。自分に限って言えば、いつまでも仕事から離れられないのは、工夫と努力の足りないせいだと思う。


朝飯 生のトマト、ウインナーソーセージとピーマンのソテー、目玉焼き、揚げだし茄子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 揚げだし茄子のつゆの素麺
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリの辛子和えピータンあんかけ焼きそばチャーハン麦焼酎「二階堂」(ソーダ割り)家に帰ってからのエクレア、Old Parr(生)


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2024.8.25(日) 夏よいつまでも

今月13日に、お墓に供えた花が気になっていた。妹が亡くなったときに建てた新しいお墓のそれは15日に片づけたものの、それ以外には手が回らないまま10日が経ってしまった。

日曜日のお客様は、平日に比べてよほど多い。しかし朝のうちは、いまだ静かだ。空は曇って気温は高くない。そういう次第にて、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への2度の納品を終えた9時前に、目と鼻の先の如来寺へクルマを寄せる。

先ずは古いお墓へ行く。7対の花はお寺の係により既にして片づけられていた。よって7対の花立ての、夕立による水は捨てて持参した大きな洗面器に入れ、水場へ行く。そしてタワシとスポンジで洗った後は、元の場所に伏せて置く。新しいお墓と叔父叔母のお墓の花立てもおなじく洗い、元へ戻す。ここでようよう気持ちが落ち着く。次の墓参りは、オフクロの祥月命日である10月15日になるだろう。

空は午後から晴れ始め、見事な積乱雲が林立した。「夏よ、いつまでも」と声には出さないものの唱えつつ、それらにスマートフォンのレンズを向ける。


朝飯 揚げだし茄子、納豆、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と玉葱の味噌汁
昼飯 胡麻のつゆの素麺
晩飯 ブロッコリーのソテーと生のトマトとたまり漬によるソースを添えたチキンステーキChablis Billaud Simon 2018


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2024.8.24(土) 遠ざけていること

目を覚ましてしばし心を落ち着け、枕頭のiPhoneを引き寄せる。時刻は2時34分。起床、洗面を経て食堂に灯りを点ける。食器棚の電波時計は2時43分を指していた。

今月19日ときのうの日記に書いた、お得意様へ向けて秋にお送りする挨拶文の清書を3時55分から始める。今初夏のそれは罫線入りの便せんに書いた。そうしたところ、その罫線を消すことや、罫線に重なった文字の処理に長い時間を要したと、先日のウェブ会議でデザイナーに言われた。よって今朝は自作の罫線に紙を重ね、透けて見える薄い線を頼りに文字を連ねた。清書は4時20分に完了した。

早く起きないことには仕事ができない。昼は昼ですることがあるのだ。早く起きるには早く寝る必要がある。よって夜の会合は、ほんの一部を除いては敬して遠ざけている。

道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ本日2度目の納品に出かけようとしている15時すぎに強い雨が降ってくる。スマートフォンの情報によれば、雨量は52mmだという。雨は18時には1mmまで落ち着いたものの、以降もしばらくは止まなかった。


朝飯 鰹の湯引き、トマトサラダ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 カレーライス、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」
晩飯 夏太郎らっきょう、らっきょうのたまり漬「プレミアム」、ウォッカマーティニ、蛸とトマトのサラダ鱈子と大葉のスパゲティTIO PEPEエクレア、Old Parr(生)


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2024.8.23(金) いつものバター

目を覚ましたのは1時25分。ここでスマートフォンにTilTokなどを開いては時間を奪われる。よって即、起床する。余談ながら、周囲を見まわす限りにおいては、優秀な経営者ほど、僕とは逆に、SNSには近づかない傾向があるように思う。

今月19日の日記に書いた「文章」はきのうの午前にその糸口をつかみ、2、3の文節をメモに残した。今朝はその全体が頭の中でまとまった。それが雲散霧消しないことは分かっていたから、先ずはおとといの日記、そしてきのうの日記を完成させる。そして朝食の準備が始まるころに、ようようその「文章」をまとめ上げてコンピュータに保管する。

きのうの天気はそれほど良くなかったものの、気温は高かった。今朝は早い時間に濃い霧が出て、薄れ、また濃くなる現象があった。僕のかかとには既にしてアカギレが切れ、キズパワーパッドが貼ってある。手は数日前より、まるで秋のそれのように乾燥してきた。来週の台風が過ぎれば、夏はまた戻ってきてくれるだろうか。

日中、朝にまとめた文章を印刷して長男の机に置く。ダメならダメ、使えそうなら朱を入れるなり何なりするよう言う。あれこれして数時間後に事務机に戻ると、そこには「OK」とペン書きを添えた紙があった。

夕食に添えられたいつものバターが極端に美味い。それを言うと「パンが美味しいからだよ」と家内は断じた。それもあるかも知れないけれど、僕のからだがバターを求めていた、ということもあったような気がする。


朝飯 木須肉、小松菜のおひたし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとベビーリーフのサラダパン鶏とマッシュルームと玉葱のクリーム煮Chablis Billaud Simon 2018


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2024.8.22(木) ひと皆の

人皆の箱根伊香保と遊ぶ日、つまりお盆の日々を労働に捧げてくれた社員に朝から祝儀を配る。今年のそれは、11日から16日までの6日間に出社した日数を元に金額を決めた。祝儀を切れるとは幸せなことだ。とここまで書いて「祝儀を切る」などという言い方は今の人には通じないだろうかと懸念するも、修正はしない。

9時より4階の食堂に籠もる。そして年末の贈答の季節を前にして、そのお知らせのお送り先を、個客名簿から特定する。8月から年末の準備とは気が早すぎる感もあるものの、この日程は数日前の事務室内での話し合いによる

11時より、今初夏からお盆までの、部門ごとの実績にについて、デザイナーや外注SEとウェブ会議を持つ。会議は13時に終了。街に自転車をこぎ出して大急ぎで昼食を済ませ、戻って道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に本日2度目の納品をする。

今月4日にウェブ上でためつすがめつして買わないことを決め、しかし4日後の8日には現物を確かめて自分の理解が間違っていたことに気づいた”WEXLEY”の”STEM ULTRA-LIGHT DAYPACK”が、同社のウェブショップより届く。カバン類、ザック類は売るほど持っているにもかかわらず、難儀なことである。高城剛ではないけれど、荷物の容量および重量の低減にはひとかたならない興味があるのだ。来月のタイ行きには、このバックパックで臨むことになるだろう


朝飯 小松菜のおひたし、生のトマト、木須肉、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のラーメン
晩飯 2種のサラダコロッケあれこれ、刻みキャベツ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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