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清閑 PERSONAL DIARY

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2024.4.10(水) 伊豆治療紀行(24回目の1日目)

浅草と日光鬼怒川を結ぶ東武線は、このところ、特に外国人観光客で混み合っている。特急券および座席指定券は、往路、復路とも、それぞれ前日に確保した。予約には、普段はスマートフォンを用いる。しかし今回はなぜか、リンクをタップしてもページは遷移しなかった。よって一連の作業はコンピュータにより行った。

下今市から09:34発の上り特急に乗れば、北千住を経由して、東京11:57発の「こだま723号」には余裕を以て間に合う。今日の東京駅にはタガログ語が目立った。伊豆高原には熱海を経由して13:57に着いた。

「伊豆高原痛みの専門整体院」での治療は16時30分から。

「痩せた?」
「オレ、ガンガン痩せてますよ。それで去年、獨協大学の病院で人間ドックに入ったら、どこも悪くなかったんです」
「ウワサワさんは脂肪なんてのはありようも無いんだから、痩せるってことは筋肉が落ちてるってことだよね。ちょっと筋肉、付けないと」
「でもジムなんて、面倒くさいじゃないですか」
「最低、下半身だけは鍛えた方が良さそうだね」
「どんな鍛え方ですか」
「スクワット」
「まぁ、それくらいなら」

老後に必要なのは知力、筋力、経済力とは、確かに読んだことがある。9,000ボルトを発する電子ペンを膝に当てられるときの痛みは、2月末の前回よりは強かったものの、それほどのこともなくて助かった。治療が辛くないということは、症状も悪くない、ということである。

夜はなじみの焼鳥屋へおもむき、ホテルでは本日2度目の入浴をして早々に寝る。


朝飯 小松菜のおひたし、グリーンアスパラガスのソテーを添えた目玉焼き、牛肉と長葱のすき焼き風、蕪と胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、舞茸の天ぷらと万能葱の味噌汁
昼飯 「笹八」の爆弾おむすび、JAVA TEA
晩飯 「和居」のあれやこれやそれや、他あれこれ、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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2024.4.9(火) 粗相

目を覚ましたのは1時26分。着替えて食堂に入ったのは2時6分。急須の、きのう落として端を欠けさせてしまったフタを、そのまま使ってお茶を淹れる。粗相の原因は、右手に湯沸かしポットを持ったまま左手で急須を引き寄せようとしたことによる。ひとつひとつの動作を両手を使ってすれば、急須のフタを割ることはなかったのだ。本棚にしまったままの「利休茶話」を、読み返す必要があるかも知れない。

きのうの日記に書いた「写経」には4時31分よりとりかかり、4時54分にすべてを終える。ひと文字ずつの大きさや文字間ピッチの調整など、細かいことは先方にお任せである。きのうからの雨はいまだ止まない。空はようよう明るくなってきた。

今月20日の監査に備えて、町内会計の、2023年度の営繕積立金の額を、いまいちど考える。そしてその結果を提案としてウカジシンイチ自治会長にLINEで送る。また、明日の東京行きの、東武日光線の特急券をインターネットで予約する。最近のこの路線は混雑気味にて、早めに確保をしておかないと、安心ができないのだ。

関東地方の雨は警報級の強さになると、朝のテレビの予報は伝えていた。上澤梅太郎商店の周辺に限って言えば、問題は雨よりも風だった。スマートフォンの天気予報は、雨も風も午後には収まることを示唆していた。しかし何とも気が急いて、今朝の手書き原稿を納めた封筒を新聞紙で包み、それをトートバッグに入れて、徒歩で郵便局に向かう。そしてデザイナーへ宛てて速達で投函する。濡れたズボンはこれを穿いたまま、自宅4階の足温器で乾かした。

夜は僕が書記を務める日本酒に特化した飲み会「本酒会」にて、隠居の座敷にて2時間ほどを過ごす。


朝飯 生のトマト、菠薐草のおひたし、玉子焼き、納豆、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「汁飯香の店 隠居うわさわ」の玉葱のすり流し酒肴あれこれ3種の天ぷら、刺身湯波の玉子とじ、鰹のたたき、漬物盛り合わせ、牛肉と長葱のすき焼き風、かやくごはん、豆腐と揚げ湯波とズッキーニの味噌汁、5種の日本酒、いちごの冷やし汁粉


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2024.4.8(月) 写経

製造現場で大整理と大掃除が行われていることは、数日前に知った。今朝は、集められた不要品の中に、ことによると必要なものが混じっているかも知れない、それを調べるよう長男に言われて現場へ行く。捨てるには惜しいと思われるものも、その中にはあった。しかしそれを今後、使う機会はあるかと問われれば、十中八九以上の確率で使われないだろう。よってすべて処分すべしと答えて事務室に戻る。

1982年、キャンプファイアーのように組まれた木の上で焼かれる亡骸をインドのヴァラナシで見ながら「人間、所詮、立って半畳、寝て一畳」と感じた。身のまわりには不要なものが溢れている。捨てることも、たまには必要である。

きのうの日記に書いた挨拶文を、午前より事務机で便せんに書き始める。文字数は結局のところ、減らさないことにした。全体で何百文字になるかは数えていない。この仕事には写経に向かう気持ちで取り組もう。明日には完成するだろうか。

桜についての問合せが多いため、昼前に隠居へ行く。山桜は満開、染井吉野は五分咲き、枝垂れ桜はつぼみがすこしほどけてきたくらいのところだった。地面にはタンポポが増えていた。床の掛け軸は、今月の半ば、あるいは末までは、現在の「喜者開扉」で行こうと思う。


朝飯 きのうのカツ煮の残り、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、蕪のぬか漬け、メシ、豆腐と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリの辛子和えピータン鶏もも肉の唐揚げあんかけ焼きそば麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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2024.4.7(日) 挨拶文

お得意様にお送りする季節のご挨拶は、僕が書くことにしている。デザイナーに指定された締め切りは今日だ。昨年は、湿熱のバンコクにいながら日本の初夏を思い浮かべつつ書いた。初代が焼き鳥の屋台から身を起こしたことで有名な珍平酒楼を安宿の窓から眺めつつ書いたにしては、その文章はなかなか悪くなった。

いまだ訪れない季節の挨拶文の組み立ては難しい。しかも昨年のそれが悪くなければ、今年は更に難しい。それに加えて、今回からは活字ではなく手書きによる文字を用いることになった。お客様の読みやすさに配慮をすれば、文字の数は半分、それが無理なら3分の2ほどまで減らした方が良さそうだ。そして取りあえずは110文字ほどを下書きする。

「拝啓」に続く定型文は、いまや必要ないのではないか。末尾の「敬具」も、いまや省いて問題ないのではないか。それについては明日にも長男に確かめることにしよう。

午前、おくやみに行くため、仕事着を黒いスーツに着替える。最も体重のあったときから10キログラム以上も痩せたため、特に胴の部分は余りに余って、ベルトで締めないことにはどうにもならない。ここから更に痩せることも考えられるから、新しいスーツを作る気はしない。

葬祭場から会社に戻る途中で道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に寄り、午後に納めるべき品の数を決める。


朝飯 独活のきんぴら、煮奴、納豆、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと若布と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 菠薐草のおひたし、カニかまと胡瓜の酢の物、カツ煮、蕪と胡瓜のぬか漬け、「黒龍酒造」の「九頭龍燗たのし」(燗)


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2024.4.6(土) 大祭まで1週間

きのうは部屋の灯りを点けたまま眠ってしまった。家内が来てその灯りを消した記憶がある。今朝、というか、枕の下を手探りしてもiPhoneは無いから時間は分かりかねるけれど、目を覚ますと何も着ていなかった。とにかく起きて服を着て洗面所へ行く。腰より低い物入れの上に置かれた時計は2時46分を指していた。

お湯を沸かし、お茶を淹れ、花と水と共に仏壇に供え、線香を上げる。食堂に戻って食器棚のコンセントに繋がれたままのiPhoneに手を触れると、きのう最後に観たものだろう、イタリアの料理人が白身魚をオリーブ油で調理するTik Tokの動画があらわれた。背後に流れる音楽は、バッハのイタリア協奏曲だった。よってコンピュータを起動し、youtubeに検索をかけて、グレン・グールド、スコット・ロス、アンドレス・シュタイアーによるそれを立て続けに聴く。以降はグレン・グールドのみを繰り返し聴く。

11時、出張から戻った長男と入れ代わるようにして町内の公民館へ行く。瀧尾神社の春の大祭のための祭壇は、ウカジシンイチ自治会長などの手により既にして整っていた。他の人により提灯立ても組み立てられていた。よってすこし早かったものの蕎麦の「やぶ定」に移動をして、皆で昼食を摂る。他の場所でお祭の準備をしている人については、遅れて来ても町内の支払いで食事を出すよう店主のワガツマヨシカズさんに伝え、ひとり店を出る。

今日は販売係、事務係とも人員が手薄にて、まるで人の自転車操業だ。13時からの注連縄張りには30分ほども送れると、責任頭のオノグチショーイチさんに電話を入れる。

そのオノグチさんは僕が勤労奉仕の一団に加わる前に、店に来てしまった。まさかそれを傍観しているわけにはいかない。よって犬走りに出て巻いた荒縄ふたつを両手に持ち、オノグチさんの指示に従う。

その荒縄を両手に提げたまま日光街道を横断し、街道の東側の縄張りをしばらく手伝ううち、公民館長のイケダツトムさんが、僕の仕事を代わってくれた。僕はイケダさんの助言を有り難く受け入れ仕事に戻る。

夕刻、グレン・グールドの、訝しく感じるほど安い4枚組のCDをamazonに注文する。ただし、BOSEの古いプレイヤーは一昨年、エディ・ヒギンズの”BEWITCHED”を飲み込んだままウンともスンとも言わなくなっている。修理していないのは、代理店のひとつであるヤマダ電機宇都宮本店に持ち込んだところ、経費をかけて、しかし修理不能のまま戻ることもあると言われたからだ。

CDは当面、ホンダフィットの中で聴くことになるだろう。


朝飯 トマトとウインナーソーセージのソテー、納豆、生玉子、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、椎茸と蕪の葉の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦
晩飯 野菜とキノコとベーコンのスパゲティChablis Billaud Simon 2018エクレア、Old Parr(生)


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2024.4.5(金) 会社と仕事

大きな会社というか、普通の会社というか、まぁ、普通の会社とはどのような会社を指すのかと問われれば困るけれど、とにかくそのような組織に属したことがないから「これが会議だ」というものを知らない。会議と話し合いの違いは何だろう。

届くメールの中に「この人はメールというものをケータイ電話で始め、以降もケータイメールのみで現在に至っているのだろうな」と分かる人がいる。そういう僕も、いわゆるビジネスメールというものをやり取りした経験は無い。

仕事に関するメールは日々、送ったり送られたりしている。しかしそれらは顔を合わせて会話を交わしたことのある人たちとのもので、多くは電子会議室の中で、比較的短い文章により意思を疎通させるものばかりだから、ビジネスメールという感じはしない。

今日はそのビジネスメールらしいものを、生まれて初めて書いた。相手は大会社の代表取締役で、先ずはその名前の前に肩書きを入れるべきなのかどうか、というところでつまづく。しかしとにかく書いて、送信ボタンをクリックした。時刻は14時40分だった。

18時20分ころ仕事場から自宅に引き上げる。今日は19時15分から外食の予定により、それまではすることが無い。よって食卓にコンピュータを開いてメーラーを回す。すると14時40分に送信したメールへの返信が入っていた。内容は、僕が提案した面談の候補日に対する、先方のすり合わせだった。それを一読して「たくさんの人の上に立つ人は反応が早いな」と、大いに驚き、且つ感心をする。今度は僕が返信をする番だ。それは明日の早朝の仕事として、コンピュータを閉じる。


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ウインナーソーセージとピーマンのソテー、牛肉の玉子とじ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、蕗のとうの天ぷらの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「大昌園」のあれやこれやそれや他あれこれ、麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)


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2024.4.4(木) オテマヌ

1日のうち、空の最も美しくなるのは、日の出の前の数分間だ。天頂は漆黒にちかい藍色に夜を残している。その濃い色は視線を落とすに従って薄くなり、東の山の端は青い。青の奥には朝日の気配がある。その、いまだ見えない赤が、青をより際立たせている。

日の出から数十分を経ると、今度は山が映えてくる。見慣れているはずの風景がいつもの相貌をまったく変えることも、その時間にはしばしば起きる。どうということもない里山が、まるでタヒチの峻峰オテマヌのように、光輝燦然と浮き上がってくるのだ。

朝には貴重な一瞬がちりばめられている。そのいくつもの輝きを見ることなしに、一体全体なにを見るのか、という気さえする。「顕微鏡の中の微生物の蠕動だよ」と言う人がいれば、まぁ、それもまたあり、ではあるだろう。

読みたくて仕方のない本がある。その本は既にして本棚にある。しかしこれを読み始めるのは6月3日の午後からと決めている。よって2006年4月の日付けのある「はじめに」から目次、それに続く執筆者紹介まで目を通し、しかしそこから先のページはあえて開かず、ふたたび本棚に戻す。


朝飯 目玉焼き、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、菠薐草のおひたし、牛肉のすき焼き風、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、蕗のとうの天ぷらの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ジーマミー豆腐、鰹菜のおひたし椎茸の肉詰め肉末粉絲グリーンアスパラガスの豚肉巻、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、いちごレモンケーキ、Old Parr(生)


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2024.4.3(水) 山桜

お彼岸に供えたお墓の花を、いまだ片づけられずにいる。それが気になって仕方がない。気になるならさっさと片づけに行けば良さそうなところだが、日々の雑務に追われて、それに要する小一時間が割けないのだ。

予報によれば、これから10日間ほどは天気が悪いらしい。隠居の庭の、白梅は散り加減ではあるものの、紅梅はいまだ充分に花を残している。それに重なるようにして、山桜が咲き始めた。

山桜は、ただポカンと眺めているのが良い。「しき嶋のやまとごころを人とはば…」というような歌は思い出す必要もないけれど、どうしても浮かんできてしまうということであれば、それはそれで仕方がない。

山桜は、高く真っ直ぐに育つ。そして丸く大きく枝を広げる。それもまた、山桜の良いところだと思う。

これから10日間ほどは雨がち。とはいえ花を散らすような風を伴わなければ、悪いことではないかも知れない。しかし山桜には、やはり晴れた空が似合うように感じる。


朝飯 トマトのスクランブルドエッグ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、上げ湯波の淡味炊き、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菜花と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「和光」のお通しの煮物鮪の山かけ赤魚の粕漬けポテトサラダ山葵の葉の醤油漬け、麦焼酎「吉四六」(お湯割り)


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2024.4.2(火) 年度がわり

きのうの夕刻、町内のウカジチンイチ自治会長が来て、総鎮守瀧尾神社の春の大祭に関係する複数の出金伝票を手渡された。年度が切り替わる時期の会計はややこしい。前年度のすべての入出金が完了する前に、新年度の出金が始まるからだ。

僕は春日町1丁目の会計係を、2009年から務めている。はじめのころこそ、今の時期には前年度と新年度のやり繰りを、おなじ現金の中で行っていた。しかしその「頭の体操」に辟易して、いつごろからか、前年度の決算が完了するまでは、新年度の出金はすべて、自分が立て替えることとした。4月の中旬以降まで立て替え続ける金額は10数万円に及ぶものの、これをしないことによる面倒さにくらべれば、どうということもない。

ところで「町内の会計係を16年ものあいだ務めるって、どういうことなのよ」とは思う。人に頓死、急死はつきものだ。町会会計の計算装置にパスワードは設けていないものの、万が一のことが起きたとき、いきなり引き継げる人はいないだろう。僕より何十歳も若い副会計の欲しいところである。


朝飯 玉子焼き、菜花のおひたし、納豆、牛蒡と人参のきんぴら、胡瓜と蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、メシ、豆腐と若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとベビーリーフのサラダ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、TIO PEPEにNOILLY PRATスパゲティミートソース、Chablis Billaud Simon 2018、レモンケーキ、Old Parr(生)


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2024.4.1(月) 要注意

ホンダフィットの空気調整器の温度は24℃に設定をしている。先週の前半まで、このスイッチを入れると、空気の吹き出し口からは温風が出た。それがおとといからは、冷風が出るようになった。つまりすこし前までの車内温度は24℃以下であり、それが今では24℃以上になった、ということだ。

小学生のころ、スキーをしに行くときには、上半身に5枚の服を重ねた。今はせいぜい3枚で済む。衣類の進化のお陰である。僕は冬の服には多く、登山道具から出発した会社のものを使う。人の命かかかっていれば、研究開発もそれだけ真剣にするからだ。そのあたりのことを知りたければ、イヴォン・シュイナードの「アイスクライミング」を読むと良い。

2013年、家を改装するため、中味ごと箪笥をいくつも捨てるような大整理をした。2014年にオフクロが亡くなったことにより、またまた大整理をした。ダイエットを始めると、それに拍車がかかりすぎて、必要以上に痩せてしまう人がいる。断捨離にもその傾向があって、捨てすぎてしまう、ということがある。

僕の場合、捨てすぎたのはTシャツだったから、後悔はそれほど強くない。そのTシャツが、ここ数年のあいだにまたまた増えてきた。要注意、である。


朝飯 細切り人参の炒り煮、ハムと菜花のソテー、納豆、肉末粉絲、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとレタスのサラダ「ドミノ・ピザ」のあれやこれやそれやChablis Billaud Simon 2018


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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