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清閑 PERSONAL DIARY

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2024.3.31(日) 早寝の理由

きのう、おとといと、目を覚ましたときの第一声は「疲れたー」だった。それが今朝は漏れなかった。水曜日の出張による疲れは癒えたらしい。起きて食堂に出ると時刻は2時48分。きのう寝に就いたのが20時45分ころだったから、6時間は眠った計算になる。

東京から木曜日に帰ったときには火曜日の日記も書きかけだった。そのことにより金曜日までは日記の自転車操業が続いた。その遅れを急速に取り戻して、日記の在庫はきのう土曜日までに、3日分に増えた。よって今朝の気分は大余裕である。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」に「ぐるなび」経由でいただいたご予約のテーブル調整をし、チャットワークに上げられた取引先からの質問に判断を下して返信を送ると、時刻は3時50分になっていた。これから朝食の準備を始める6時30分までは自由な時間である。この静かな時間を欠くと、僕はかなり生きづらくなる。その時間のために、努めて早寝をするのだ。

夕刻、ひとりで店番をしていると、一時、大忙しになって、事務係のカワタユキさんに来てもらう。金谷ホテルの「百年ライスカレービーフ」がひとりのお客様によりすべて売れ、しかもそのお客様は、僕が毎朝のように食べている、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」も20袋ほどお買い上げくださった。ひと袋のみを買い続けてくださるお客様も有り難ければ、大人買いのお客様も勿論、有り難い。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」は、きのう今日と満席だった。明日は、早くもお中元に関する仕事が待ち受けている。午前のうちが、勝負になるだろう。


朝飯 肉末粉絲、納豆、豆腐の玉子とじ、細切り人参の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 スパゲティナポリタンいちごChablis Billaud Simon 2018


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2024.3.30(土) 裸でいるより涼しいシャツ

きのうの夕刻、箪笥の引き出しの、ユニクロの超極暖のシャツを、おなじユニクロの木綿のシャツに全交換した。パタゴニアのR1エアクルーは、グッドオンの木綿のTシャツに全交換した。二階級特進のような、一気の衣替えである。

ところできのうに引き続いて香港のはなし。

「共産中国に飲み込まれた現在の香港には行く気がしない」という人がいる。香港の魅力のひとつは開放的な放埒さにあった。その空気は現在、どのようになっているだろう。僕は香港は、過去に4回、訪ねている。初回は1978年、2回目は1983年、3回目は1996年、4回目は2000年。つまり24年間のご無沙汰である。

友人の親戚で、香港からカナダに移り住んだ家族がいる。先ず子供をカナダに留学させる。その子供が知識を蓄え環境を整えたところで残された家族が海を渡る。一家はそのような手順を踏んだという。僕が香港の住民だったら、メシが食える限り、香港に居残るような気がする。

百德食品公司の豆板醤も、利工民のシャツも、香港に居続ける人がいるから、今でも手に入れることができるのだ。利工民の秋鹿印のシャツは、裸でいるよりこれを着た方が涼しくなる、不思議なひと品である。


朝飯 菠薐草のおひたし、細切り人参の炒り煮、納豆、肉末粉絲、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菜花の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 レタスとベビーリーフと蜜柑のサラダミートボールとチーズのスパゲティChablis Billaud Simon 2018


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2024.3.29(金) 酔狂が過ぎるか

今朝の雨はすこし変わっている。雨粒が小さいのか、そして風もあるのか、屋根が張り出しているにもかかわらず、犬走りの黒いタイルの全面が濡れている。だったらそこに置いた花に、今朝は水を遣らなくても湿り気は充分なのではないかとさえ感じられる。

9時20分を過ぎるころ長男と会社を出て銀行へ向かう。傘は、他のものと見分けがつくよう、40年ほど前に鈴鹿サーキットで買ったミシュランのそれを使う。そして奥の部屋で1時間40分ほども話を聞く。

雨は、昼が過ぎるころに止んだ。止むだけではなく晴れ間があらわれ、その晴れ間は急速に広がって、気温も上がってくる。駐車場の地面は見る間に乾いていく。明日の東京の最高気温は24℃、日光のそれは20℃。いよいよ春の到来かも知れない。

夜の鍋は、ポン酢ではなく豆板醤で食べた。昨年の11月、思いがけず戴いた「百德食品公司」の豆板醤は、残り3分の1のところまで減ってしまった。僕の知る限り、これは香港の九龍醤園でしか手に入れることはできない。僕が香港へ行くとしたら、これを買うことだけが目的になるだろう。

僕が南の国へ行けば、ほとんどプールサイドで本を読むことしかしない。九龍醤園のちかくのプールを備えたホテルは既にして調べてある。しかし豆板醤を手に入れるためだけに香港へ行くとは、ちと酔狂が過ぎる気もする。悩ましい限りである。


朝飯 ウインナーソーセージとグリーンアスパラガスのソテー、肉末粉絲、納豆、細切り人参の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 厚揚げ豆腐と豚肉とシメジと水菜の鍋、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、なめこのたまり炊、「黒龍酒造」の「九頭龍燗たのし」(燗)


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2024.3.28(木) 現実の日本を存分に

浅草から下今市までの特急券を買うべく、布団から起き上がる前にスマートフォンを取り出す。そして東武ネット会員のアプリケーションを開く。

驚くべきことに7時30分発のリバティきぬ105号も、次の7時50分発のスペーシアX1号も満席だった。仕方なく更に遅らせて8時30分発のリバティきぬ109号を画面上に呼び出し状況を見る。残る空席はたったひとつ。即、これを確保する。東武線の特急券は座席指定券も兼ねているから、座席の数以上は売らないのだ。

平日、それも週末に接する金曜日や月曜日ではないため簡単に考えていたものの、いま現在の日光や鬼怒川へ向かう列車は大混雑をしていることを、あらためて知る。

年末年始やゴールデンウイーク、シルバーウイークなど以外にも、たとえば桜の季節には東京のホテル代は高止まりをする。それが今年はコロナ前より顕著な気がする。日本に観光に来てくれる外国人の多さが、ホテルの料金を押し上げているのだろうか。ロシアとウクライナの戦争による諸物価の高騰も、また国策としての賃上げも、そこには関係しているものと思う。

リバティきぬ109号の乗客のほぼ半分は外国人だった。僕の隣の席も外国人で、自国語による日本のガイドブックを開いていた。その表紙の真ん中には、サングラスをかけたゲイシャが緋牡丹お竜ばりに片肌を脱いだイラストがあった。「君たちが日本に対して浮かべるイメージはいまだにそれかい」と思うが別段、残念な気持ちは湧かない。「どうぞ、ご自由に」である。ただしそのガイドブックを携えた外国人には、現実の日本を存分に楽しんで欲しい。


朝飯 「老酒舗」の白粥と肉まんのセット
昼飯 にゅうめん
晩飯 東坡肉、グリーンアスパラガスのソテー、肉末粉絲、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、肉末蒸蛋、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、いちご


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2024.3.27(水) 甲府まで

出張のため、今月16日の日記に書いた国内移動を、先ずは下今市09:05発の上り特急リバティから始める。七里のオーミヤナナサト眼科で診察を受けるときにしか降りない春日部には10:11着。おなじ1番線から東武スカイツリーライン準急は10:14発。

次の乗り換え駅は越谷。しかし車内に北越谷、越谷、新越谷とアナウンスが流れるうち、自分の降りる駅が分からなくなる。そのたび乗り換え駅、着時刻と発時刻、その路線、その列車名を印刷した紙を胸のポーチから取り出し、確かめる。

10:33越谷着。JR南越谷駅への経路は数日前にyoutubeで調べておいた。その動画で見覚えのある階段を降り、通路を抜け、エスカレータを下って南越谷駅に達する。

10:38南越谷発。路線はJR武蔵野線。東浦和、南浦和、武蔵浦和、西浦和と、同じような名前の駅を過ぎる。まったくややこしい。東所沢、新秋津の駅名を聞いて「まるで西武池袋線に乗っているみたいだ」と感じる。

経路を印刷した紙は相変わらず、胸のポーチから頻繁に取り出して確かめる。JRの特急に乗る駅は立川。しかしその紙には誤って八王子で乗り換える経路を印刷してしまっていた。よって以降はiPhoneの乗り換え案内に頼ることとする。

11:18西国分寺着。JR中央線に乗り換えて立川には11:29着。プラットフォームから上がったコンコースには崎陽軒の弁当売場が目立ったものの、焼売はきのうの夜に食べている。はす向かいの「穂まれや」でおむすび弁当とお茶を買う。

JR特急かいじ19号の出る6番線に降りたところで、ようやく人心地がつく。今月16日の日記に書いたように、羽田からタイとラオスの国境までは、2回ないし3回の乗り換えで達することができる。今日の移動の方が、よほど骨が折れる。

11:53発のJR特急かいじ19号の車内は立派で驚いた。「かいじ」と聞いて思い出すのは「沈黙の艦隊」の原作者「かわぐちかいじ」だ。しかしこの列車の「かいじ」はどうやら「甲斐路」らしい。読みやすさを求めて平仮名で表記をした結果、意味は不明になる典型だと思う。

蛇行した川と見事に整備された畑地を左眼下に望んだのは12時25分。列車は間もなく大月に停車した。ここで乗客のおよそ半数が降りる。彼らのほとんどは海外からの観光客と思われる。多分、富士急行線に乗り換えて富士山を観に行くのだろう。

列車が速度を落とすと、左手の間近に城跡が見えてきた。甲府には13時04分に着いた

用事を済ませて夕刻、甲府の官庁街から駅への目抜き通りを上がっていく。広い道の両側には魅力的な飲食店が多い。

甲府17:36発のJR特急あずさ46号は、甲府を出て間もなく異音のため停車。運転手や車掌が外に出て車両を点検するうち21分の遅れになる。終点の新宿には、この遅れを更に広げて33分遅れの19:31着。新宿からはJR中央線の特別快速で神田。神田からは山手線で御徒町。

片道4時間の出張を日帰りでこなすと疲れてしまう。よって今夜は東京に泊まることとして、取りあえずはカウンター活動の場所へと向かう。


朝飯 トマトのスクランブルドエッグ、しもつかり、厚揚げ豆腐としめじと小松菜の炊き合わせ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「こつぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 「穂まれや」のおむすび弁当
晩飯 「もつ焼でんアメ横店」のトロレバ(この日の最後で量は半分)おしんこチレとテッポー網レバ豚軟骨の煮込み梅割り焼酎


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2024.3.26(火) 何がどうなれば春なのか

お彼岸が過ぎても寒い日が続いている。先週の土曜日には、山の雪を風が運んでくる風花どころではない雪が舞った。あと1週間で4月だというのに、上半身にはこれまでと変わることなくユニクロの超極暖ヒートテックにパタゴニアのR1エアクルーを重ねている。

3月31日の隠居の席を、2ヶ月ちかくも前の2月はじめにご予約くださったお客様がいらっしゃる。庭に面した席を望まれたそのお客様には「桜も見ごろと存じます」と、ご返事を差し上げた。今となっては、とんだ安請け合いだった。靖国神社の開花宣言さえ、いまだ出されていないのだ。

もっとも日照だけは、お彼岸の少し前より幾何級数的とも感じられる速さで延びてきた。閉店時間の17時30分の空は、すこし前までは、まるで夜のような暗さだった。それが今では、まぁ、これまでの目の慣れも関係しているのだろうけれど、晴れれば、まるで初夏の夕刻のように明るい。

国道121号線に沿った看板の照明は、毎年、春の彼岸が過ぎると電源を落とす。今年も「そろそろ」とは考えているものの、やはり夏とは異なって、17時を過ぎれば自動的に点灯する。そのようなときには「やはり春はまだか」と考えてしまうのだ。


朝飯 豆腐の玉子とじ、厚揚げ豆腐と小松菜の炊き合わせ、納豆、しもつかり、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ブロッコリーのニンニク炒め、生のトマト、キャロットラペ、蓮根の酢の物、すぐき、焼売、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、“Chez Akabane”の杏仁豆腐、Old Parr(生)


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2024.3.25(月) 後席か操縦席か

「体重は健康のバロメーター」という言葉のあることを、小学校の担任エダタダシ先生は教えてくださった。半世紀以上も前のことだ。現在、アメリカの人口の4割は肥満だという。痩せることを医師から推奨されている人は、日本にも少なくないのではないか。

「円安を容認はおろか歓迎するって、どういうことなんだい」と呆れてみせた税理士がいる。「自国通貨の強さは国力の証明」と、学生時代には教わったのかも知れない。

ゴールドマンサックスのステラジストは今月22日のリポートで、3ヶ月後のドル円相場を155円前後と予想した。従来の予想は145円前後だった。そのニュースをスマートフォンで目にして「6月の旅の、いまだ確定させていないホテルは予約を急ぐべし」と考えた。大方のホテルの価格は需給や為替で変わるからだ。

そして6月3日から6日までのスコータイの宿、また6月6日から10日までのバンコクの宿を、立て続けに予約する。これで、先週末の日記のホテルを含めて10泊すべての予約が完了した。合計の宿泊料は約3万5千円。予約サイトをいじくりまわしているうち、なんだか安くなってしまった。

“spartan”な旅が好きだ。アルファードの後席よりロータスセブンの操縦席の方が、よほど楽しそうではないか。


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、しもつかり、納豆、牛蒡と人参のきんぴら、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 なめこのたまり炊、厚揚げ豆腐としめじと小松菜の炊き合わせ刻みキャベツを添えたコロッケ、「黒龍酒造」の「九頭龍燗たのし」(燗)、いちご


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2024.3.24(日) honesty

あるとき京都で祇園のバーに3日のあいだ通ったことがある。その1日目、初見である僕がドライマーティニを注文すると、バーテンダーは新しく使い始めたというジンを勧めた。「美味しいですか」と訊ねると、バーテンダーはたたらを踏むような身振りと共に口ごもった。その姿から「美味いかどうかを判断するのはお客様、ということなのだろう」と僕は解釈し「それでお願いします」と、彼の提案に従った。

上澤梅太郎商店の商品に、唐辛子を含むものがふたつある。それらについて「辛いですか」とお客様に訊かれることが毎日のようにある。辛さに強い人であれば「それほどでもない」と感じるだろう。辛さに弱い人であれば「辛い」と感じるだろう。「辛いかどうかを判断するのはお客様」とお答えをしたいところではある。しかし誠実であろうとすればするほど相手の不興を買うということがあるから、この場合の返事はなかなかに難しい。

むかしポケットベルというものがあった。東京に出張中、このポケベルの調子が悪くなった。インターネットはいまだ一般的ではなく、僕はホテルの電話帳でNTTドコモグループの修理センター探した。果たしてそれは有楽町に見つかった。

修理はすぐに終わった。「これでもう大丈夫ですね」と僕は技術者に笑顔を向けた。「機械だから分からない」と、そのオジサンは仏頂面で答えた。こういう誠実な人が、僕は結構、嫌いではない。出世はできないだろうけれど。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、しもつかり、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 オリーブハムとソーセージとあれこれのサラダ、フランスパン、チーズChablis Billaud Simon 2018


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2024.3.23(土) 秘宝

きのう3泊の日程で予約を入れたバンコクのホテルからは、受け入れる旨の返信が届いた。とはいえそこには以下の一文も添えられていた。

Your stay is so short you will hardly have time to enjoy our hotel.

「だったら次はひと月くらい滞在してやろうではないか」と思う。

ホテル側のこの注意喚起はまた、そっくりそのまま、せわしない旅を好む東アジアの人たちに読ませたい気分だ。もっともそのような人たちは好んでせわしない旅をしているわけだから、読ませても、何も感じない可能性は高い。あるいは「みずから客を楽しませようという気持ちは無いのか」と憤るかも知れない。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」に慌ただしい時間配分でいらっしゃろうとしているお客様には「隠居の一番のご馳走は時間です」と、僕はご案内をしている。

エイミー・ワインハウスのアルバムに”Hidden Treasures”という傑作がある。上記のホテルは正に、インドシナの”Hidden Treasure”ではないか。行って確かめることが、今から楽しみでならない。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、厚揚げ豆腐と小松菜の炊き合わせ、納豆、しもつかり、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、ブテチゲ風味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「ジョニーズカフェ638」のフォカッチャ砂肝のコンフィと白神クレソンのサラダ仕立てフィレンツェ風トリッパの白ワイン煮込み頂鱒の燻製からすみかけホタルイカのプッタネスカフォンダンショコラ、お勧めの赤ワイン、Glenfiddich 12years(生)


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2024.3.22(金) 便利

今朝の食事は例外的に早く食べ終えた。出勤する社員のため事務室に降りる7時40分までは、いまだ30分以上もある。よって早朝に使ったコンピュータをふたたび開く。そして6月10日から3泊を予定しているホテルの予約をはじめる。

このバンコクのホテルは、アゴダなどの予約サイトには登録をしていない。素人じみた自社サイトの、1990年代のウェブショッピングを思わせるセルに氏名、電話番号、住所などを入力していく。部屋は、冷房を備えない最上階の小部屋を選んだ。最上階とはいえ5階だから、エレベータは無くても苦痛は感じないだろう。

僕がもっとも問題とするのは立地である。ホテルは大きな通りから「ソイ」と呼ばれる袋小路を600メートル進んだ突き当たりにある。通りに出て食事をしようとすれば、往復で1,200メートル以上の移動となる。緑の多い田舎ならともかく、南国の炎天下に歩を進めることは結構、辛い。首都にお馴染みのモータサイがソイの入口にいれば、帰り道だけはそれが使えるかも知れない。

「なぜそんな宿を選ぶのか」と問われれば「楽しそうだから」と答えるしかない。旅は、便利すぎては面白くないのだ。


朝飯 納豆、厚揚げ豆腐と小松菜の炊き合わせ、しもつかり、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、ブテチゲ風味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク
晩飯 「やまだ宴楽」のお通しの春巻きと手羽先揚げ刺身の盛り合わせ茹で鶏の梅肉和え、芋焼酎「三岳」(お湯割り)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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