2023.1.1(日) はつ日
目を覚まし、しばし落ち着いてから枕頭のiPhoneに手を延ばす。時刻は4時56分。「一年の計は元旦にあり」という、いささか脅迫めいた言葉を思い出しつつ即、起床して即、服を着る。洗面を済ませて食堂に出ると、食器棚の電波時計は5時を30秒だけ過ぎていた。
部屋の中にいても、外の気温のそれほど低くないことの想像はつく。おとといの日記は、最上部の画像を選ぶばかりになっている。それをそのままにして、きのうの日記を書き上げる。
家内が雑煮のつゆを温め、餅を焼き始める。長男の家族は意外や早く、食堂に来た。長男とその長子のリコとの3人で、先ずは仏壇、1階に降りて神棚、稲荷社、水神、地神の計5個所にお雑煮をお供えする。それからおもむろに、元旦の食事を皆でいただく。時刻は7時30分。
道の駅「日光街道ニコニコ本陣」が開店する30分前に長男と納品をする。福袋は売場ではなく外のテントへ運ぶ。各店の福袋を求めようとする人たちが、既にして20メートルほどの行列を作っている。
10時に皆で家を出て墓参りをする。墓石を拭くためのタオルは、事務室にて水に浸け、絞っておいた。墓地の水道が凍っていることを懸念して、水は念のためペットボトルに用意した。如来寺から追分地蔵尊に寄って初詣。そこから瀧尾神社へまわり、ここでは昇殿の上、祈祷を受ける。
昼食を済ませて後は、道の駅への本日2度目の納品。きのう、通常の3日分の商品を包装係に準備してもらったのは正解だった。
午後は2時間ほども寝室で休む。16時50分から製造現場へ降り、明日の準備を小一時間ほどもかけてする。夕食は家内とふたりだけ。食後は入浴をして早々に就寝する。
朝飯 五点盛り、紅白なます、お雑煮、いちご、黒豆、栗きんとん、2種の水羊羹
昼飯 焼き餅、「なめこのたまり炊」の大根おろし和え
晩飯 「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」による松前漬け、蒲鉾と小判揚げ、紅白なます、蛸のマリネ、黒豆、「長畑庵」の盛り蕎麦、「菊水酒造」の「無冠帝吟醸生」(燗)、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)