2022.10.11(火) 朝のおかずは夜の肴
週初の朝は、いささか忙しい。直近1週間の売上金を合計して、銀行へ入れる準備をするのだ。数字の合計は、コンピュータがするから世話はない。しかし現金は数える必要がある。硬貨の、50枚を超えての入金は手数料が必要になるから、これはできるだけまとめて紙幣にする。今朝は更に、釣り銭の両替もしなくてはならない。いよいよ店舗の繁忙期に突入である。
午後一番に、セキネ耳鼻科のセキネケージ先生が、助手ひとりを伴って来社。出社している社員全員が、インフルエンザの予防接種を受ける。本日やすみの社員は別途、個人でセキネ耳鼻科へ行く。「上澤梅太郎商店の社員です」と伝えれば、自己負担なしに接種の受けられる仕組みである。ワクチンが効いているのは5か月間と聞く。とすれば来年の3月までは、少しは安心、ということだ。
ワクチンを接種した夜くらいは、大人しくしていた方が良かろうとは思う。思うけれども、自宅へ戻る途中で冷蔵庫から日本酒の四合瓶を取り出す。そして温め酒をつくり、秋刀魚の梅煮を2回もお代わりしながら2合半ほどを消化する。
南東の空にはおぼろ月。陰暦9月16日の月である。
朝飯 トマトのスクランブルドエッグ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、明太子、胡瓜と蕪のぬか漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、キャベツの味噌汁
昼飯 素麺
晩飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、秋刀魚の梅煮、ごぼうのたまり漬、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米酒」(燗)、明太子、焼き海苔、メシ
2022.10.10(月) 惜しむのは
先日、Bebechanというハンドルネームのフランス人による以下の発言が、TikTokにシェアされていた。
……
日本に来てから、夏という季節の見方が変わった。蝉の声、入道雲、風鈴の音、むせ返るような蒸し暑さ、夏の夕暮れ、蚊取り線香の香り、ひぐらしの声。フランスにいた時は「夏=楽しいもの」としか見ていなかったのに、日本の夏は何故か涙が出る。この独特な風情に飲み込まれそうになる時があります。
……
一読して「これ、ホントにフランス人か、イザヤ・ベンダサンとおなじ、ガイジンを装った日本人なんじゃねぇか」と感じた。よってこの全文を検索エンジンに入れてみると、果たしてそれは確かに、日本に住むフランス人によるもので、初出は先月15日のツイッターだった。盛夏ではなく9月15日ということは、この人もまた僕とおなじく、ゆく夏を惜しんだのだろう。
店の入口右側の壁には「汁飯香の店 隠居うわさわ」のポスターがある。この空間には、以前は全紙大の季節の書が掛けられていた。数年前の今ごろであれば、それは「秋惜」の二文字だったと思う。秋惜とは美しい言葉であるけれど、僕は秋は惜しまない。惜しむ季節はただひとつ、夏のみ、である。
朝飯 茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、切り昆布の炒り煮、納豆、蛍烏賊の沖漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトとズッキーニの味噌汁
昼飯 クロックムッシュ、ホットドッグ、ホットミルク
晩飯 コーンポタージュスープ、トマトとレタスとブロッコリーとパンとサーモンのサラダ、ポテトグラタン、しょうがとにんにくのたまり漬によるソースを添えたビーフステーキ、Chateau Leoville Las Cases 1984、苺のショートケーキ、CAMUS NAPOLEON EXTRA(生)
2022.10.9(日) 「小さくなったわね」
販売係のためのエプロンのD環が、使い始めていくらも経っていないにもかかわらず、本体から外れた。ループの縫い付けが甘かったのだろう。10時が過ぎたところでイオン今市店の中のリフォーム屋「マジックミシン」に電話を入れ、店長の在社を確かめる。そして即、外へ出る。
「すぐに帰りますか」と店長が訊く。何日も待たせるほどの修理ではないという。「だったら、ユニクロで買い物をしています」と答えてきびすを返す。
ユニクロ今市店は、道を隔てた向かい側にある。とはいえイオンとユニクロは片側二車線の道路で隔てられている。近くには横断歩道も信号機もないから、そこまではホンダフィットで移動をする。開店前のユニクロにはクルマが続々と集まってきた。安売りの日ででもあるのだろうか。
この日記によれば2018年11月に買った3本のヴィンテージレギュラーフィットチノの、2本はすり切れて、それぞれ先月と今月に捨てた。1本では洗いまわしが利かない。そう考えて、またまたズボン3本を買う。ウエストのサイズは82センチから79センチに落とした。今回は「レギュラーフィット」ではなく「スリムフィット」にした。
先日、コロナにより日光に来るのは3年ぶりというお客様に「小さくなったわね」と話しかけられた。背は縮んでいない。しかし体重は減り続けている。先日、伊豆の宿の体重計は54.3キロを示した。体重は、この9年のあいだに10キロちかくは落ちたと思う。食事制限やジム通いは「まっぴらゴメン」の僕が細りゆくのはひとえに、オフクロからの遺伝によるものと思う。
夜、穿いていたヴィンテージレギュラーフィットチノを洗濯籠に入れる。そしてスリムフィットチノの、茶、深緑、濃い鼠のうちの先ずは茶を選び、寝台の脇の乱れ籠に置く。
朝飯 鰆の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、鶏とズッキーニとマッシュルームのソテー、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツの味噌汁
晩飯 ポテトサラダ、カレーライス、TIO PEPE、2種の洋菓子、CAMUS NAPOLEON EXTRA(生)
2022.10.8(土) 宿痾
“WANDERLUST EQUIPMENT”という登山用品の製造会社がある。この会社のもの作りの主題は「軽量化」である。そのボディバッグ「カンパラパック」を僕は、2013年のネパール行きで使った。
使い心地は良くなかった。「削ぎ落とし」も度を過ぎれば使いづらさも度を過ぎる、ということを知った。開閉部分は止水ジッパーで、これも僕の好みに合わない。それは容積と重量を軽減させるものの、開け閉めが容易でないのだ。使いづらい道具は死蔵される。以降9年のあいだ、僕はこのバッグを使わずに来た。
先日、この「カンパラパック」を更に小型化した「カンパラパックミニ」を偶然、ウェブ上で目にした。9年前には無かった商品である。重量は実に30グラム。僕はそれを、これまた超軽量の財布「トレイルジップワレットミニ」と共に買い物カゴへ入れ、注文ボタンをクリックした。
使いづらいことの分かっている道具をなぜまた注文するか。それはとりもなおさず僕の宿痾、つまりビョーキによる。
30グラムのバッグと5グラムの財布は宅急便ではなくネコポスで届いた。誤って中味を傷つけないよう、封筒の上端は慎重に切った。現れたそれは「ミニ」とはいえ携帯電話とサイフに加えて文庫本くらいなら入りそうなふくらみを持っていた。次の外出時には早速、使ってみようと思う。
朝飯 鰆の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、温泉玉子、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと揚げ玉の味噌汁
昼飯 素麺
晩飯 胡瓜ともやしと人参のナムル風、南瓜の煮付け、若布と玉子の中華風スープ、らっきょうのたまり漬、しょうがのたまり漬、大徳寺納豆、焼き餃子、麦焼酎「こいむぎやわらか」(生)、「ウエスト」のチーズバトン、CAMUS NAPOLEON EXTRA(生)
2022.10.7(金) 夜の本読み
下り特急スペーシアの中で眠ったせいか、0時を過ぎても寝られない。とはいえまさか、朝まで起きているわけにもいかない。1時30分を過ぎたところで服を着る。食堂に出て、小さなグラスにコニャックを注ぐ。別途、ここしばらくのあいだ読んでいる、伊豆にも持参した本を机上に開く。
首尾良く二度寝ができて、6時前に起床する。これまでの半袖ポロシャツに、今朝より長袖のTシャツを重ねる。きのう伊豆の宿で見たテレビの天気予報は、同日の気温は11月下旬並みと伝えていた。その中を、僕は半袖Tシャツにごく薄い木綿のセーターの2枚で帰ってきた。汗をかくなら寒さに震えていた方がマシと考える、薄着好きである。
その、汗をかくことを好まない僕が、昼には辛いラーメンを食べて大汗をかいてしまった。午後は雨の中を、お金の入ってくる銀行からお金の出ていく銀行への、資金の移し替え。これについては近いうちに、ウェブ上での取り引きにしてしまった方が良さそうだ。
さて明日からは、日本にどれほどいるかは知らないけれど、土曜日が休みの人にとっては三連休。日光鬼怒川の観光客は、毎年、この週末を境として急に増える。道の駅への納品分は普段の倍をつくるよう、包装主任のヤマダカオリさんに頼んだ。隠居は明日あさってと、満席のご予約をいただいている。
朝飯 納豆、切り昆布の炒り煮、菠薐草のおひたし、明太子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、レタスとサラダ菜の味噌汁
昼飯 「ふじや」の雷ラーメン
晩飯 鰆の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、菠薐草のおひたし、夏太郎らっきょう、めかぶの酢の物、冷やしトマト、海老と烏賊と蛸のフリット、マッシュルームとズッキーニと鶏肉のソテー、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、「紫野和久傳」の「西湖」、自由学園のクッキー、CAMUS NAPOLEON EXTRA(生)
2022.10.6(木) 伊豆治療紀行(8回目の2日目)
電子ペンによる痛みは、患部の状態が悪ければ悪いほど強い。昨年の伊豆行きは4月のみ。今年の1月までに9か月の空白が生じた。そのあいだに膝は、僕の気づかないままに悪化をしたのだろう。以降の治療はさながら拷問のごとし、だった。きのう今日の治療も辛いには辛い。しかしその辛さは、先月にくらべてよほど減った。「痛くしねぇから倍、払えって言われりゃ払うけどね」と、電子ペンが膝を離れた瞬間に言うと「オレが痛くしてるわけじゃないもん」と、ワタナベ先生は笑った。
きのうの13時に借りたレンタカーを、12時40分に返す。きのうより雨は強い。僕は荷物は極力、減らすタチだから、傘は持っていない。レンタカー屋から駅までは家内の傘に入れてもらった。とはいえ僕の背中は雨に打たれ放題である。
ところできのうの伊豆急行の車内には、マスクを着けていない人が複数いた。熱海から乗った今日の新幹線にも、やはりマスクを着けていない人がいる。東武日光線ではマスクを着用するよう車内アナウンスで注意を促されるが、そのあたりの対応は各社でまちまちなのだろうか。僕は、公共交通機関の中ではマスクを着ける。しかし「マスクをしてねぇヤツがいたっていいじゃねぇか派」でもある。
新橋の、大衆床屋の入る雑居ビルは烏森口から20メートルほどのところにあるから、雨でも走ればそれほどは濡れない。問題は、家内と待ち合わせている6丁目までの歩行である。
生来の貧乏性にて、数百円の透明傘は買いたくない。しかし傘が無くては濡れてしまう。そういう次第にて、散髪の後は新橋から京橋まで地下鉄に乗る。京橋では出口を選び、目と鼻の先のモンベルに飛び込む。
モンベルの傘は、僕は最初期型のトレッキングアンブレラを持っている。しかし同社の、今や9種類に増えた傘のうちの最軽量型なら、おなじものを重複して持つ馬鹿馬鹿しさからは解放される。そう考えて、トラベルアンブレラを買う。店に入ってそれを手に取り、帳場に出すまでに要した時間は数十秒。色は赤。一金5,720円也。
京橋から銀座までは、地下鉄に乗るほどのこともない。銀座通り2丁目にあった帽子のトラヤは、昭和通り沿い1丁目に移転していた。3丁目、4丁目と進むにつれて、雨が上がってくる。尾張町の交差点で、買ったばかり、差したばかりの傘を畳む。ギンザシックスの店内では、マスクは着けたり外したり。家内とは1階の通路で偶然、行き会った。
夕食は鮨。浅草19:59発の下り特急に乗り、22時前に帰宅する。
朝飯 「ガスト伊豆高原店」の「目玉焼き&ベーコンソーセージセット
晩飯 「鮨竹」のあれや、これや、それや、他あれこれ
2022.10.5(水) 伊豆治療紀行(8回目の1日目)
起床はきのう引き続いて1時台。5歳の孫より早く寝ているのだから、まぁ、むべなるかな、である。
さきおとといの日記はきのう書けていたものの「公開ボタン」をクリックし忘れていた。よってそれと、これまた既に書けているおとといの日記を同時に公開する。きのうの日記もできているけれど、この公開は金曜日の朝にしよう。
下今市07:45発の特急券を買おうとして、東武鉄道の、当該のページを開く。するとそこには「現在サービス時間外です。サービス時間(4:50~24:20)に再度アクセスしてください」の赤文字があった。ウェブ上の取り引きに時間制限を設ける理由は何だろう。銀行のそれについても、僕は疑問でならない。
北千住を経由して、10時すぎに東京駅に着く。新幹線の切符売り場に並びながら、怒鳴り声に気づく。その声は、向かって右端の売場に立つ、初老の男によるものだった。券売係は若い女性。男の捨てぜりふは、これまた大音声による「能力が無いなら、はじめから言えっ」だった。
「最近の若い者は」という老人による嘆きは、ピラミッドの時代からあったと聞く。実際には、ダメなのは多くの場合において老人、それも男、である。
「伊豆高原痛みの専門整体院」の電子ペンを用いた治療は、さながら拷問のごとし。しかし我が人生最高の治し屋であれば、その痛さも我慢をするしかない。
電子ペンがからだから離れさえすれば、後は気楽なものだ。夜は馴染みの焼鳥屋にくつろぎ、通うようになってから3本目のボトルを入れる。
朝飯 ウインナーソーセージとホウレンソウのソテーを添えた目玉焼き、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、切り昆布の炒り煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 「笹八」の爆弾おむすび、ジャワティー
晩飯 「和居」のあれや、これや、それや、他あれこれ、麦焼酎「いいちこSUPER」(ソーダ割り)
2022.10.4(火) 渋柿
起床は1時15分。「馬鹿じゃないの」という時刻ではあるものの、昨夜の就寝は20時すぎだったから、寝不足というわけでもない。仏壇に水とお茶と線香を供えたのは1時40分。以降は未来のものも含めて数日分の日記を書きつつ朝を迎える。
朝日が見えはじめて以降は本を読む。そういえば1週間ほど前に届いた2023年からの5年日記の10月3日の欄外には「右手薬指にアカギレが切れる」と書いた。そのアカギレを慮ってきのうはその指にメンソレータムを塗り、手袋をして寝た。しかし目覚めたときには、それは脱げていた。
読みさしの本にはペンを挟んでしおりとする。そしてアカギレに、岡山の今は製造されていない軟膏「ハクシン」を、楊枝の先で埋め込む。その上からバンドエイド2枚を貼る。昨冬は、アカギレを覆うバンドエイドに数万円を費やした。今冬もまた、おなじことの繰り返しである。
9時に植木屋さんが来て、これからの隠居の庭について意見を交換する。10時に保険屋さんが来て、入社して2年を経た社員は新規加入、別の何人かは更新の手続きをする。14時からは製造係の面々と話し合い。これが長引いて、パートタイマーのオバタタキ子さん、カワカミナオさんと面談は流れた。16時からは、先月に採用し、今年末までを試用期間としたアオキユミさんと面談。
夕刻には道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ行き、商品に貼るバーコード計1,739枚を印刷して会社に戻る。
朝飯 すき焼き、茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、納豆、菠薐草の胡麻和え、胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、けんちん汁
昼飯 「食堂ニジコ」のラーメン
晩飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、柿と菠薐草の白和え、うずら豆、豚肉ときのことホウレンソウのソテー、メシ、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米酒」(冷や)
2022.10.3(月) 新暦、旧暦
払暁よりも前に食堂の丸机に着き、コンピュータを起動する。「汁飯香の店 隠居うわさわ」への、きのうの夕刻以降にいただいたご予約が、またまた五月雨式に降ってくる。来週の日曜日は既にして満席。その前日の土曜日も、満席に近づきつつある。
ただし、というべきか何と言うべきか、きのうのテレビをご覧になって予約されたらしいお客様は、おしなべて、料理の指定をされていない。3種類あるお膳からお選びくださるようご返事は差し上げてあるものの、ほとんどの方からは返信がいただけていない。このようなお客様へは、料理を迅速にご提供することができない。来週末には、家内はかなり苦労をすることになるだろう。
午後は、パートタイマータカハシカナエさん、サイトーミホコさんと面談をする。秋の繁忙を見据えてのことである。そういえば、瀧尾神社の秋の小祭は、今年はどうなるだろう。恵比寿講の日は旧暦に合わせて11月13日と決めた。それに対して隠居の掛け軸は新暦に合わせ、今月の第3土曜日から谷文晁の「福神恵比寿之図」にしようと思う。
朝飯 豚丼、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 ごはん、ほぐし塩鮭、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬、豚とトマトと玉葱の味噌汁
晩飯 マカロニサラダ、キャロットラペ、ブロッコリーのオムレツ、カレーライス、らっきょうのたまり漬、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)
2022.10.2(日) 秋の五月雨
さて今日は「日光丼」の2日目。「NIKKO-DON GURAND PRIX」のページには「各日50食限定」とあるものの、きのうは電話による予約を承るうち、いつの間にか数が伸びて57食を完売。そして今日は71食が完売した。大いに有り難い。
午後、北北東の空に立ちのぼった積乱雲を目撃する。ここしばらくは、初夏を思い出させる高い気温の日々が続いている。はじめから終わりまで台風に祟られ、肌寒かったシルバーウイークよりも、お客様の出は多くなっている。本日、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」には通常の倍の商品を納めて正解だった。秋の繁忙は高原状態を保ったまま、11月の勤労感謝の日まで続くだろう。
16時30分、店に立つ僕のところに長男が来て、そろそろ事務室に戻った方がよいと言う。テレビ朝日の「汁飯香の店 隠居うわさわ」を紹介する旅番組が始まる時間である。
16時43分より、ぐるなびに五月雨式に予約が降ってくる。「降ってくる」とは、メーラーに設けたぐるなびのフォルダに、正にそのようにしてご予約が入ってくるのだ。ただし一般の商品とは異なって、隠居には席の制限がある。来週日曜日の空席が無くなると、以降のご予約は散発的になって、以降は落ち着いた。
以降は個々のご予約を紙に出力し、家内の事務机に置く。
朝飯 甘唐辛子の炒りつけ、蛍烏賊の沖漬け、しらすおろし、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 素麺
晩飯 トマトとキウイとモッツァレラチーズのサラダ、ブロッコリーのオムレツ、トマトと白魚のスパゲティ、Chablis Billaud Simon 2018、自由学園のクッキー、CAMUS NAPOLEON EXTRA(生)