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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2022年4月の日記30本

2022.4.30(土) 遊び着

「これからは遊び着も必要だろう」と長男の大伯母が、長男の高等学校卒業時に贈ってくれたのは紺色のブレザーだった。遊び着がブレザーという大時代的な考え、あるいは大正に生まれた人の折り目の正しさに、僕と長男は仰天した。

アメリカの副大統領の足元はスニーカーだ。日本でも、仕事の席でネクタイはほとんど見なくなった。それどころか今や学校の先生や役人にさえ、Tシャツにジャケット、という姿をしばしば見かける。そんな着方では上着の襟の内側が汚れて仕方なかろうと、僕などは心配でならない。

服装がカジュアル化の一途を辿っても、糊の利いた白いシャツとネクタイは切り離せないものと、僕は考えている。とはいえ僕も、遊びにブレザーは合わせない。遊び着といえば、アロハに決まっているではないか。

そういう次第にて、今日は”AKIMI DESIGNS”社製の仏桑華と極楽鳥の柄のアロハを着た。そしてギンザシックスのエスカレータに乗って、地下の観世能楽堂へと降りていく。


朝飯 カニカマと缶詰の鮭のサラダ、生玉子、「にんにくのたまり漬」を薬味にした納豆、めかぶ、柴漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、菠薐草の味噌汁
昼飯 「カフェパウリスタ」のオレンジジュース、ハムチーズトーストコーヒー
晩飯 「資生堂パーラー銀座本店レストラン」のフルーツトマトとルッコラのサラダ海の幸のトマトマカロニグラタン、グラスのムスカデ、グラスのシャルドネ、”MOD”のブラッディマリー、AMER PICON(生)

2022.4.29(金) 生半可なものでは

朝礼を終えると即、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ出かけて売り場の掃除と納品を同時にする。今日から黄金週間であれば、一度に品の売れてしまうこともある。売場にも、また裏手の冷蔵庫にも、充分以上に品を置く必要があるのだ。

家内と9時に隠居へ行く。長男と係のタカハシリツコさんは、既にして新しい飲物について打合せ中だった。4人が揃ったところで早速、この土日月にいただいているご予約につき、確認をする。

黄金週間、お盆、紅葉狩りの時期に日光周辺に発生する渋滞について、隠居のお客様は認識をしていらっしゃるだろうか。ご予約とご予約のあいだには平時でも30分間の余裕を持たせている。しかしとにかく上記の渋滞は生半可なものではない。ご予約のお客様が時間どおりに来てくださることを祈るばかりだ。

黄金週間限定の「牛しぐれ煮しょうがのたまり漬風味」のおむすび、そして「ホロホロふりかけ」のおむすびは、見事に完売。それらの材料に用いている各たまり漬の売れ行きも良好。そのことを19時に、社内の電子会議室に上げる。


朝飯 コンニャクの醤油煮、ピーマンのソテーを添えた目玉焼き、缶詰の鮭とピーマンのサラダ、ひじきと梅肉のふりかけ、柴漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、トマトと若布の味噌汁
昼飯 連休中に販売しているたまり漬「ホロホロふりかけ」のおむすび、他社製のフリーズドライ味噌汁、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」
晩飯 菠薐草と海苔のナムル風、冷やしトマト、サンチュたまり漬によるステーキソースを添えた牛肉のソテー、メシ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、パイナップル、Old Parr(生)

2022.4.28(木) いろいろと楽しみな

我が栃木県の緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の期間は、おおむね東京都のそれに重なっている。今ごろのそれとしては、以下を僕は覚え書きしている。

緊急事態宣言(1回目)2020年4月7日~5月25日(延長1回)
緊急事態宣言(3回目)2021年4月25日~6月20日(延長2回)

つまり過去2年の黄金週間は、まるまる緊急事態宣言の渦中にあった。現在の新型コロナウイルスの新規感染者は、上記期間中の数字より幾十倍も高い。しかし様々な条件が整って、人々がこの病原菌を恐れる気持ちは極端に低くなった。今年の黄金週間は3年ぶりの、規制のない連休である。

今日はその連休へ向けて、販売係が具体的な準備に取りかかった。全員が本来の持ち場を離れる時間もあり、そのあいだは僕がひとりで店に立った。ふと気づくとガラス張りの冷蔵庫には、普段よりよほど多い商品が納められている。お客様が商品をお選びになる冷蔵ショーケースの方も、いつの間にか陳列が変わっている。閉店後にキャッシュレジスターを締めてみれば、売上金額も、繁忙の兆しを見せていた。

修業後のミーティングでは、明日から取りかかる、一部商品の新しい製造方法について確認がされた。「汁飯香の店 隠居うわさわ」の予約は混み合い、入り組んできているから、朝ごとのすり合わせは必須だろう。いろいろと楽しみな、今週と来週である。


朝飯 コンニャクの醤油煮、肉じゃが、納豆、缶詰の鮭とピーマンのサラダ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、柴漬け、メシ、若布とパプリカの味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のエビ春雨丼
晩飯 揚げ湯波とアスパラ菜の淡味炊き、酢蓮、冷やしトマト、牛肉のしぐれ煮、舞茸と筍と竹輪とスパムの天ぷら、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)、エクレア、Old Parr(生)

2022.4.27(水) 10円玉の不思議

きのうは19時40分に帰宅して入浴し、20時30分ころには眠っていたと思う。目を覚ましたのは0時26分で、起きるには流石に早すぎる。なんとか二度寝に持ち込もうとしたが叶わず、2時36分に起床する。

「ほとけ様からのお下がりは良いんだ」と大人に言われ、何が良いのかまでは考えず、子供のころは仏壇に上げたごはんを食べていた。その冷めたごはんは線香の匂いがした。朝にごはんを炊けば、今も仏壇に供えている。しかし線香の香りはしない。なぜなら例えば今日なら線香は3時前に供えてしまっている。一方、ごはんはタイマーにより6時30分に炊き上がる。線香はとうに灰になっているから、ごはんにその匂いは移らないのだ。

黄金週間にはいまだ早いものの、銀行へおもむいて釣り銭を作ってもらう。銀行の人は面倒だろうけれど、僕はこの、使い古した紙幣を銀行へ持ち込み、硬貨を得て帰る、という仕事がなぜか好きだ。興味深いことに、というか、こんなことに興味を持つのは僕くらいかも知れないけれど、釣り銭のうち10円玉に限っては、昨秋からほとんど使わなくなった。

お客様とのやり取りにおいて、500円玉や50円玉や5円玉は、釣り銭の中に最高でも1個しか含まれない。しかし10円玉は最高で4個をお渡しする可能性がある。だから500円玉や50円玉や5円玉にくらべて10円玉の減らないことが不思議でならないのだ。

午後、専用の金庫には充分な量の釣り銭が備蓄された。「これしかなくて」とお客様が遠慮がちに1万円札をお出しになる際には、僕はいつも「大丈夫です」と笑ってお答えをする。連休中の天気は数日前の予報より随分と良くなるらしい。


朝飯 コンニャクの醤油煮、納豆、アスパラ菜を添えた目玉焼き、揚げ湯波の淡味炊き、胡瓜と蕪のぬか漬け、柴漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、塩鰹のふりかけ、柴漬け、胡瓜と蕪のぬか漬けのお茶漬け
晩飯 揚げ湯波とアスパラ菜の淡味炊き、スナップエンドウのたまり漬、生のトマト、酢蓮、豚汁、大根おろしを添えたハンバーグステーキ「吉田酒造」の「月山芳醇辛口純米」(冷や)

2022.4.26(火) 病は気から

1980年8月、アメリカの西海岸へ行ってくれとオヤジに言われた。当時は修行中の身であり、一緒に働いている人たちへの遠慮もあって、気乗りはしなかった。しかし「こちらにも義理がある」とオヤジは二の句を継がせない。結局のところ、成田から東へ飛ぶ飛行機に乗った。

カーメルは洒落て明媚なところだった。夕食は常に、郊外のモーテルからクルマで街へ出かけて摂った。その晩は、緩やかな坂の途中の角に建つ粋な料理屋を選んだ。テーブルにはターキー、トニー、相撲とり、オーヤマさん、そして僕より少し年長の女の子がいた。

メニュを開くと、その先頭あたりに生牡蠣があった。「へー、このあたりでは夏に生牡蠣が食べられるのか」と、僕はそれを半ダース頼んだ。「大丈夫か」と、山奥から来たターキーは懸念を示した。「ダメならメニュに載せないでしょ」と僕は答えた。

丸く小ぶりな生牡蠣は美味かった。僕のその様子を見たターキーは、6個のうちの1個に手を伸ばし、口へ入れた。

白ワインをしこたま飲んだ僕は、熟睡をした。一方ターキーは、朝までに5回も便所で難儀をしたと、翌朝、語った。口から吐いたか尻から出したかまでは確かめなかった。

後日、その出来事をオフクロに話すと「病は気からだよ。ビクビクしながら食べるから当たっちゃうんだ」と、牡蠣は生でしか食べない彼女は持論を述べた。

今夜の居酒屋の冷蔵ショーケースには殻のままの牡蠣があった。「岩牡蠣ですか」と訊くと、普通の牡蠣とのことだった。「まだ食べられるんですね」と、先ずはそれを注文した。

養殖や殺菌や流通など諸々の技術が上がってきたせいだろうか、日本の、5月もちかくなっての牡蠣は、もちろん美味かった。1980年8月の、カーメルの生牡蠣が美味かった理由については、よく分からない。


朝飯 揚げ湯波の淡味炊き、コンニャク煮、納豆、酢蓮の梅肉のせ、しいたけのたまり漬、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、トマトと菠薐草の味噌汁
昼飯 蕪と胡瓜のぬか漬け、梅干、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮のお茶漬け
晩飯 「和光」のお通しの筍の木の芽和え生牡蠣蛍烏賊サービスのにんにくの醤油漬け赤魚の粕漬けサービスの山椒の醤油煮、麦焼酎「吉四六」(お湯割り)

2022.4.25(月) 開放された気持ち

夕刻から小雨の降ったきのうとは一転して、また青空が戻ってきた。空気も乾いている。「まるで5月のような」と書きたくても書けないのは、そこまで気温が上がらないことによる。

8時の朝礼の後、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に厚めの納品をすると、9時がちかくなっていた。「ゴールデンウィーク前線」などと天気予報はイヤなことを伝えているものの、弱気は避けたい。

夏の贈答の季節へ向けて、お得意様にはお知らせをお送りする。そのお送り先の特定は、今月10日の日記に書いた通りだ。10時より、その宛先の印刷にかかる。すべてがプリンターから出力をされると、なにやらとても開放された気持ちになった。銀行や昼食には半袖シャツ1枚で、自転車で出かけた。

終業後、4階の食堂に戻っても、カーテンはしばらく降ろさずにいる。空は、昼よりも薄く、しかしいまだ青さを留めている。ウイスキー1合に水1合を加えて燗をつける。そしてサラダとカレーライスを肴にして、それを飲む。


朝飯 ひじきと梅肉のふりかけを薬味にした冷や奴、ベーコンエッグ、納豆、スナップエンドウ、しいたけ、ごぼうの各たまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、トマトとピーマンと若布の味噌汁
昼飯 「やぶ定」の冷やしたぬき蕎麦(大盛り)
晩飯 冷やしトマト胡瓜とレタスと玉蜀黍のサラダカレーライス、Old Parr(水割りのお燗)、自由学園のクッキー

2022.4.24(日) 小さな寄席

2016年以来、隠居では毎年、桜の時期に落語会を開いてきた。「私」の場における小さな寄席は多く、落語のみで構成をされる。しかし隠居のそれにはかならず色物が付く。一汁一菜の「一汁」は、汁に飯と香が加わってはじめて完成する。松に鶴、梅に鶯、月に雁。寄席には色物が必須と我々は考えている。

この寄席は2020年、2021年と、新型コロナウイルスと社会との関係により中断を余儀なくされた。それが今日はようよう再開をされた。落語はおなじみ瀧川鯉白。そして今回の色物は奇術の小泉ポロンが務める。

僕は小さな寄席が好きだった。それらは講談の本牧亭や渋谷のジャンジャンで開かれた。無くなる前の本牧亭は畳席だったから、子規、漱石の時代を彷彿させた。ジャンジャンでは片岡鶴八の芸に触れることができた。声色の鶴八はもちろん色物だ。志ん生の禿げ頭が高座でピカリと光るたび「あの頭を毎日、銭湯で磨いているのはオレだ」と誇らしく感じていたという円菊は、定席ではできない噺をした。

小さな寄席が好きだった、とはいえ日曜日は本業が忙しい。隠居のことは長男に任せ、鯉白とポロン先生には、僕は挨拶をするくらいしかできなかった。

夜は町内の総会に会計係として出席をする。そして2021年度の決算報告、および2022年度の予算発表をして承認を得る。


朝飯 焼き鮭、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮を薬味にした納豆、ひじきと梅肉のふりかけを薬味にした冷や奴、めかぶの酢の物、柴漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布と玉葱の味噌汁
昼飯 「カルフールキッチン」のサンドイッチ、ミルク番茶
晩飯 トマトとレタスのサラダ、鶏とマカロニのグラタン、パン、TIO PEPE、マドレーヌ、Old Parr(生)

2022.4.23(土) 狸ビール

同級生コバヤシヒロシ君の家の別荘は野尻湖の国際村にあった。欧米人ばかりが保養するこの場所の、ほとんどの家は山の斜面に建っている。しかしコバヤシ君の家のそれは23番という区画で湖畔に接していた。そこから両側に熊笹の密生する蛇行した道をすこし登ると「冬はさぞかし寒かろう」と心配されるほど広いガラス戸を湖側に持つ家があった。コバヤシ君によれば、それは伊藤整の別荘とのことだった。

「非常に知的な文章を書く人」とは、高校時代の国語教師ヤマグチヒカル先生の伊藤整評である。教科書に伊藤整の文章は無かったように思う。だからそれは授業とはいえ雑談のようなときに為されたものだったのだろう。僕には人の話は本論に関係のない一言半句、片言隻句のみを記憶に留める癖がある。ちなみに伊藤整の文章を読んだことは無い。

今朝の日本経済新聞の読書欄に、久しぶりに伊藤整の名を目にした。伊藤整の、47歳だった1952年から64歳で亡くなる69年までの日記が完結したというその記事を読むうち「編集した息子でエッセイストの伊藤礼氏は」という下りに行き当たって「あっ、狸ビール」と、腹の中で小さく叫んだ。「狸ビール」の著者が伊藤整の息子だったことを、僕は知らなかった。それを本棚から引き出し裏表紙を開くと、見返しには「1992.7.19-7.21」の覚え書きがあった。

来週の火曜日は諸般の事情により夕食は外で摂る。だったらいま読んでいる「氷川清話」は一旦、脇へ置き、この「狸ビール」を飲み屋へ持ち込もうかとも考える。「狸ビール」の内容は一切、覚えていない。


朝飯 タケノコごはん、生玉子、スナップエンドウのたまり漬、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、鶏肉団子とトマトとピーマンの味噌汁
昼飯 タケノコごはん、ひじきと梅肉のふりかけ、スナップエンドウのたまり漬、しいたけのたまり漬、柴漬け、他社製のフリーズドライ味噌汁
晩飯 トマトとベビーリーフとモッツァレラチーズのサラダ「月日堂製パン」のパンドカンパーニュそれに塗るための生ハムのムースグリーンアスパラガスの網焼きを添えた鶏とマッシュルームのクリーム煮TIO PEPE、Chablis Billaud Simon 2015

2022.4.22(金) 好きなことのひとつ

目を覚ましてから起床するまでの数十分のあいだに「疲れたー」と4回ほども嘆声を発する。僕は朝、目を覚ましたときがいちばん疲れている。その疲れは起きると同時に霧消する。寝て疲れ、起きて復活するとは、異なこともあるものだ。時刻は4時32分。

既に完成しているおとといの日記をサーバに上げる。これまた既に書けているきのうの日記に食事の画像を加えて保存する。メールや会社の掲示板に目を通し、ひとつふたつ返信を送る。ここで時刻は5時45分。家内が食堂に来てテレビをつける6時30分までが勝負とあれば、コンピュータを閉じ、代わって「氷川清話」を食卓に開く。

黄金週間は来週の金曜日から始まる。5月の第1金曜日を休みにすれば10連休、という声も聞かれる。上澤梅太郎商店は、人が休んでいるときにこそ忙しい。販売係は様々な案を練り、製造係はそれにより売れることが期待される商品の準備に取りかかろうとしている。”anniversary”にとんと興味のない僕は母の日がいつなのかも知らないけれど、店にはその飾り付けもされた。

とにかくお客様には上澤梅太郎商店を楽しんでいただきたい。人が休んでいるときに働くことが、僕は好だ。


朝飯 ポテトサラダ、菠薐草のおひたし、玉葱を薬味にした納豆、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、スナップエンドウのたまり漬、しいたけのたまり漬、メシ、若布と菠薐草の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「やぶ定」の酒肴あれこれ、盛りそば、7種の日本酒(冷や)、家に帰ってからのシュークリーム、Old Parr(生)

2022.4.21(木) いましめ

きのうホンダフィットの代車として借りたスズキウィットのエンジンのかけ方が分からなかった件について。

1930年代のライレーの変速機「プリセレクター」は知っているし、使ったこともある。しかし現在の、いわゆるオートマチックのいくつかある構造については何も知らない。路上に駐められたテスラの、ハンドル脇に巨大なディスプレイをはじめて目撃したときには「何だ、これは」と、しばし目を疑った。

知り合いがメルセデスベンツの新車を買ったところ、自動運転の仕組みが備わっていて、特に夜のトンネルなどではとても気が楽だと教えてくれた。ホンダフィットには10年以上も乗っているけれど、1度も使ったことのないスイッチが複数ある。

計器は速度計と回転計、燃料計に水温計があれば、それで充分だ。自動変速機は要らない。ラジオも要らない。そういうクルマが欲しくても、現在、そんな新車は売っていない。

自分のクルマを最後に買ったのは1980年代から1990年代にかけてのことで、それらのほとんどは1960年代のものだった。個人のクルマは一生買うまいと決めてから20年以上が経つ。それを忘れて「人生最後のクルマ」などと2座の古典的スポーツカーを衝動買いするような老人にはならないよう、自らを戒めていきたい。


朝飯 筑前煮、納豆、揚げ湯波とアスパラ菜の餡かけ、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、柴漬け、メシ、豆腐と絹さやの味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のラーメン
晩飯 ポテトサラダ、TIO PEPE、エリンギと菠薐草のソテーを添えた鮭のバターレモンソースChablis Billaud Simon 2015

2022.4.20(水) 今のクルマ

活字中毒でありながら、家で本はほとんど読まない。仕事に関するものは別として、家では新聞、コンピュータ、スマートフォンでしか文字は読まない。そしてその理由については、よく分からない。しかし今朝は、きのうからの勢いにより、またまた「氷川清話」を食卓に開き、朝食までの数十分を、これを読むことに充てる。勝海舟の立身出世には、文武両道に加えて子供時代の貧困および庶民との交流により「人間」に詳しくなったことが大きく働いているように思う。

午前、ホンダフィットのスタッドレスタイヤをようよう、EBエンジニアリングのタシロジュンイチさんに頼んで普通のタイヤに戻してもらう。毎年のように書いていることかも知れないけれど、満開の桜に雪の積もる年もあるから、油断はならないのだ。午後はそのフィットを車検のためナンタイ自動車に預ける。代車はスズキウィット。

このスズキの軽自動車で道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ午後の配達に赴こうとして、エンジンのかけ方が分からない。取扱説明書が収められているだろうグローブボックスの開け方も分からない。車内で5分ほども試行錯誤をしながらようやくエンジンの始動に成功する。

夕刻はその代車の運転手役として、家内のスーパーマーケット行きにつき合う。


朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、焼き鮭、ひじきと梅干のふりかけ、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、胡瓜のぬか漬け、メシ、レタスと若布の味噌汁
昼飯 カレーライス、らっきょうのたまり漬
晩飯 アスパラガスの網焼き鰹節かけ、めかぶの酢の物、アスパラ菜と揚げ湯波の餡かけ、こごみの天ぷら、牛蒡と人参のきんぴら、菠薐草の胡麻和え、柴漬け、鶏肉団子、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、苺のババロア、Old Parr(生)

2022.4.19(火) ゆえん

おとといときのうの日記は早くから書けていた。しかし頭に置く画像が決まらなかった。それにより日記の公開の遅れることが、僕にはしばしば、ある。今朝はその画像をようようコンピュータの奥底から探し出し、とりあえずはおとといの日記の公開ボタンをクリックする。時刻は4時50分。ふと右手に目を遣ると、カーテンの向こうが明るくなり始めている。空は僕の好きな夜と朝のあいだをとうに過ぎて、朝のそれになっていた。

食堂の照明は、暗いうちから本を読むには適さない。しかし今朝は窓からの光がある。よって半ばほどまで進んだ「氷川清話」を食卓に開き、これを1時間とすこし読む。

8時16分、事務机に就いているところに大きめの地震を感じる。僕の知る限り、地震の情報を最も早く知れるのはtwitterだと思う。震源地は情報源により福島県中通りまたは茨城県北部。規模はマグニチュード5.4または4.9。正確な位置と規模は、そのうち明らかになるだろう。

ウチのエレベータはほとんど家族しか使わないものの、場所としては会社の建物の中にある。よって定期の点検が義務づけられている。今日は偶然、その日に当たっていた。よって地震による不具合がどこかに出ていないか、というところまで診てもらえて幸運だった。「日立ビルシステム」は、東日本大震災のとき望外の疾さで駆けつけてくれた。今でも感謝をしている所以である。


朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、菜花と揚げ湯波の餡かけ、筑前煮、納豆、らっきょうのたまり漬、柴漬け、蕪と胡瓜のぬか漬け、メシ、若布と玉葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 レタスとルッコラのサラダ「月日堂製パン」のパンドカンパーニュ焼きトマトを添えたポークソテーマッシュルームソースChablis Billaud Simon 2015エクレア、Old Parr(生)

2022.4.18(月) 春眠不覚暁(続)

きのうの日記の「多少」については、おととい朝食を摂りながら、マルヤマタロー君にも訊いてみた。北京語の専門家として役所を勤め上げたマルヤマ君によれば、中国語の「多少」は「多い」よりも、むしろ多寡を意味する言葉だという。

有名な「春暁」の日本語訳を見ると、4の句の「花落知多少」には「花はどれくらい落ちてしまっただろうか」とあって、この場合の「多少」は確かに多寡をあらわしている。

一方「江南春」の4の句「多少楼台烟雨中」の訳には「たくさんの寺の楼閣が春の霧雨にけぶっている」が見受けられて、これなら「多少」はやはり「多い」ということになる。

それにしても「江南春」の2の句「水村山郭酒旗風」とは、酒飲みには堪えられない風景だ。杜牧の生きた時代は9世紀。蒸留器の誕生は紀元前でも、それが中国に伝わったのは宋代とのことだ。よって杜牧の見た「酒旗」の下では白酒ではなく、黄酒が飲まれていたのだろう、多分。

いま、家に黄酒の買い置きはない。そういう次第にて、夜はカレーライスを肴にして白酒を少しばかり飲む。


朝飯 煮奴、納豆、筑前煮、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、柴漬け、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と玉葱の味噌汁
昼飯 スパゲティ
晩飯 キャベツと人参のサラダらっきょうのたまり漬カレーライス、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)

2022.4.17(日) 春眠不覚暁

「春眠不覚暁」とは中国古代の詩人のみでなく、万人の経験するものなのだろうか。きのうは21時40分に寝に就いた。その時間に寝れば3時台に起きられる。しかし今朝、目を覚ましたのは4時26分だった。7時間も眠り続けるとは、この齢にしては珍しいことと思う。

孟浩然の「春暁」は「花落知多少」で終わる。「多少」は日本では少ないことを意味するが、中国では逆に多いことを意味すると、高等学校のとき古文のヤマグチヒカル先生に教わった。そのときのテキストは杜牧の「江南春望」で、当該の個所は「多少楼台烟雨中」である。

僕はこの唐代の詩が好きだ。とはいえ暗唱はできない。中学2年のときには、三島由紀夫の辞世2首を、テレビのニュースを見ただけで覚えられた。しかし冴えていたのはそのころまでで、それを過ぎると僕の脳は坂を下り始めたのだ。

同級生で学者のアリカワケンタロー君は英語の苦手な弟子に、中学3年間の英語の教科書すべてを暗記するよう命じた。それに応えた弟子は以降、英会話が不自由でなくなったという。義務教育とは、良く言ったものだと思う。


朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、焼き鮭、メカブの酢の物、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬、メシ、トマトと若布と揚げ湯波の味噌汁
昼飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、焼き鮭、沢庵、柴漬け、塩鰹のふりかけのお茶漬け
晩飯 トマトサラダ、筍と椎茸の中華風、揚げ春巻き、鮭の酒粕味噌漬け焼き、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)

2022.4.16(土) いちばんのご馳走

伊豆の2日目つまり木曜日から降り始めた霧雨は、そこから数百キロ北の日光でもおなじほどの量で、僕の知る限り、きのう夜まで降り続いた。それが今朝は止んで、薄日が差しはじめている。

朝礼、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の掃除と納品を済ませると、時刻は8時20分。庭に咲き始めた野の花を撮ろうとして隠居へ行く。4人の同級生は、8時30分に店に来ることになっている。5分ほどで戻れば彼らを迎えることができるだろう。そう考えていたところ、きのうの面々は長男に案内をされて、早々と隠居の石の橋を渡ってきた。時刻は8時26分だった。

若いときは若いときで、話題は色々とある。実社会で何十年も生きていれば、それはそれで、また歴史や経験に裏打ちされた話がお互いから聴ける。きのうの夜の飲み会は楽しかった。そして今朝も隠居にて、話の続きをする。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」の一番のご馳走は時間、だと思う。しかしいつまで話をしているわけにもいかない。

4人の乗ったオギノヒロツグ君のクルマをホンダフィットで先導し、先ずは東武日光駅へ行く。手ぶらで歩きたいマルヤマタロー君が、コインロッカーに荷物を預けるためだ。そこから東照宮の社務所へ回り、細かい説明は避けるが特別拝観券を受け取る。それを一行に手渡したところで僕の案内は終了。8キロの道を下って会社に戻る。

午後は臨時の場長会議。夜は長男の作った夕食を食べ、それほど遅くならないうちに就寝する。


朝飯 「汁飯香の店 隠居うわさわ」の「上澤の朝食」のおかず土鍋炊きごはん、ズッキーニと豚薄切り肉の味噌汁、苺、桜葛餅
昼飯 ラーメン
晩飯 苺と春菊のサラダ「月日堂製パン」のブリオッシュペイザンヌ豚の足と牛の脚と豆と南瓜スープChablis Billaud Simon 2015

2022.4.15(金) 下見

「汁飯香の店 隠居うわさわ」のごはんには、日光でも標高の高いところにある、ヤギサワヒロシさんの棚田の「ゆうだい21」を使っている。日中、ふと気づくとその30キロの袋が事務室に届けられていた。事務係の誰かが受け取ってくれたらしい。即、これを台車に載せて隠居へ運ぶ。台車に載せて、とはいえ裏の柴折り戸から勝手口までは舗装が無い。米袋は胸に抱きかかえ、慎重に飛び石を踏む。

米袋を厨房に納めて後は、座敷へ進んで床の間を見る。野村素軒の「筑後途上五絶」は、先週月曜日の閉店後に今井アレクサンドルの「ガーベラ」に掛けかえた。これから梅雨が上がるまではずっとこのままで良さそうな気もする。しかし2ヶ月以上もおなじ室礼では、特に常連様は飽きるだろうか。

15時を回るころ、自由学園男子部の同級生のアカギシンジ君、オギノヒロツグ君、マルヤマタロー君が店に来る。日光で同窓会を開こうという案は何年も前からあったものの、新型コロナウイルスの出現もあって、延び延びになっていた。今回はその同窓会の下見ということで、ごく少人数が集まることとなった。

17時50分、店のキャッシュレジスターを締めているところに、やはり同級生のヒロオカヨシヒロ君から電話が入る。打合せでは僕が駅まで迎えに行くこととしていたが、この時間では不可能だ。よってそのことを詫びつつ下今市駅から宿までの道順を説明する。

18時20分に外へ出て自転車で「熱海館」へ向かう。ダウンベストにウインドブレーカーを重ね、手袋をはめている。気温は10度を下まわっていただろうか。そして皆で連れだって、予約済みの居酒屋へと向かう。


朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、らっきょうのたまり漬とツナのサラダ、ベーコンエッグ、めかぶの酢の物、生のトマト、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と玉葱の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のスーラーメン
晩飯 「和光」のあれやこれやそれや。麦焼酎「吉四六」(お湯割り)

2022.4.14(木) 伊豆治療紀行(4回目の2日目)

團伊玖磨は鮨を食べることを嫌った。それは

1.鮨は手で食べるものだ。
2.その手がこれまでどれほど汚いものを触ってきたかを自分は知っている。
3.だから鮨は食べない。

という論法による。「そんな屁理屈があるものか」と思う人は、彼の随筆「パイプのけむり」全20数巻を読んで欲しい。どこかにそれが書いてあることは僕が保証する。

そういう僕は、冬から春にかけては鮨を食べない。それは

1.鮨は手で食べるものだ。
2.冬から春にかけては手指のアカギレにバンドエイドが巻かれている。
3.だから鮨は食べない。

という理由による。しかしこのところは手にメンタームを塗って手袋をはめて寝る、という精進の甲斐あって、バンドエイドは外れている。いよいよ鮨、解禁、である。

きのうに続いての電子ペンによる治療を終え、伊豆高原から熱海、東京、日本橋と移動をする。霧雨が降っている。空気が良い塩梅に濡れている。桜の並木も濡れている。鮨屋では2合ほども燗酒を飲む。


朝飯 「ガスト伊豆高原店」の「よりどりバランス朝定食」
昼飯 サンドイッチ、「月日堂製パン」のアップルパイ、コーヒー
晩飯 「吉野鮨本店」のあれやこれやそれや「櫻正宗」の「櫻正宗」(燗)

2022.4.13(水) 伊豆治療紀行(4回目の1日目)

下今市07:45発の上り特急は、北千住に09:19着。北千住から東京までは常磐線。東京10:27発の新幹線は熱海に11:12着。熱海11:32発のJR伊東線は伊東から伊豆急行となって、伊豆高原には12時17分に着いた。駅の中の休憩所で持参の昼食を摂り、ここからはレンタカーにより「伊豆高原痛みの専門整体院」には13時17分に入った。

国内、国外を問わず、旅行記の最も詰まったウェブサイトは”4travel.jp”だと思う。僕もときどき見に行くけれど、上記のように、移動の方法や時間を詳しく書いた旅行記は皆無に近い。「羽田深夜発。ウドンタニーは晴れていた」ではまったく面白くないと感じるのは僕だけだろうか。

むかし赤坂見附と隼町のあいだあたりに「塩崎」という瀉血による治療院があった。1950年代から60年代にかけて喘息に悩まされたオフクロは、この「塩崎」で喘息を治してもらった。瀉血の怖さにくらべれば、9,000ボルトの電子ペンによる激痛などは、いまだ我慢が利こうというものだ。

夜は、検索エンジンで探し当てた店へ行く。良い店であることはすぐに分かった。僕は酒の濃さは自分で決めたい。よって地元でないにもかかわらず、焼酎はボトルで注文した。いずれひと月かふた月に1度は伊豆に通う。次は6月になるだろう。


朝飯 茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮を薬味にした納豆、ひじきと胡麻と梅干のふりかけ、独活のきんぴら、酢蓮、ハムとオムレツ、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と菠薐草の味噌汁
昼飯 「月日堂製パン」のアップルパイ、コーヒー
晩飯 「和居」のあれやこれやそれや。他あれこれ。「三和酒類」の麦焼酎「いいちこシルエット」(ソーダ割り)

2022.4.12(火) 「おまかせ」大好き

どのような人から自分はものを買いたくなるか、どのような場合に自分はものを買いたくなるか、自分の購買欲求は、どのようなことに刺激を受けて勃興するか。僕の場合、先方から売り込まれると、買おうとする気持ちは著しく削がれる。欲しくないものはタダでもいらない。SNSでチラリと目にしただけのものが、どうしても欲しくなることある。

「月日堂製パン」というパン屋のパンが、とても美味そうに見えた。よってそのサイトを訪ね、あちらこちらを見てまわるうち「おまかせパンセット」というものに行き当たった。

1.売れ残ったパンを詰め合わせる。
2.どのようなパンが届くかは分からない。
3.いつ届くかも約束はできない。しかし1ヶ月は待たせない。
4.どのセットにも通常より1割ほどは多くパンを入れる。

「日本中のパン屋さんが『捨てないパン屋』になれたらいいな」という店主の思いを読みつつ「そりゃぁ、もっともだ」と、僕は幾種類かの「おまかせ」のうちもっとも高いものを選んだ。注文したのは先月の27日。それが本日、届いた。箱を開けると良い匂いがあたりの空気を一変させた。

今夜の食事はひとりと前から決まっていた。パンの他にはサラダとワインがあれば充分だ。そういう晩飯も大好き、である。


朝飯 温泉玉子、挙げ湯波と蕪の葉の炒り煮を薬味にした納豆、菠薐草のおひたし、独活のきんぴら、酢蓮、沢庵、柴漬け、胡瓜のぬか漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、豆腐と若布と玉葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「月日堂製パン」の2種のパントマトとキャベツとポテトのサラダChablis Billaud Simon 2015

2022.4.11(月) 時あたかも

「汁飯香の店 隠居うわさわ」は朝ごはんの店だ。朝ごはんのおかずは酒の肴としても具合が良い。そのため数種類の地酒をご用意している。とはいえ13時オーダーストップという営業時間、およびお客様のほとんどがクルマでいらっしゃることにより、お酒が求められることは珍しい。先月26日のお客様は、その珍しい例だった。

時あたかも花見の季節である。いまだ肌寒ければ燗酒。それをきこしめして体が温まれば冷酒。複数人数による会食であれば、燗酒と冷酒が入り交じって、ややこしいことになる。そのような可能性を考えれば、隠居の酒器は圧倒的に足りない。そういう次第にて、今朝は4階の食堂と隠居のあいだを往復して、適当と思われる器を補充した。

天気は今日も晴れ。きのうは湘南に海水浴客が押し寄せたという。日光もすこし動けば汗ばむ陽気にて、お盆を4階へ戻したところで氷水を用意する。本棚からは高橋義孝の随筆集を持ち来る。そしてこの季節には必ず読むことにしている「春の弥生は」を今年も読む。


朝飯 ポテトサラダ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、肉じゃが、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、沢庵、メシ、菠薐草の味噌汁
昼飯 「ふじや」の野菜麺
晩飯 トマトとレタスと胡瓜のサラダカレーライスらっきょうのたまり漬、春子漬け、Old Parr(ソーダ割り)プリン

2022.4.10(日) 春爛漫

お彼岸の前と後とでは、お客様の出がぐっと違ってきた。

上澤梅太郎商店は、いま食べどきの新鮮な商品のみお客様に提供することを旨とし、作り置きはしない。その志が裏目に出て、売り切れを発生させることが時々ある。よってこのところの朝礼では強気の見積もりで行くよう包装係に伝え、僕は僕で、道の駅のための商品を、多め多めに現場へ頼むようしている。

朝の、ひととおりの仕事を済ませて後は、コンピュータ、10キー、作業手順書、便せん、複数色のペンを手提げに入れて4階の食堂へ行く。南東に面した窓からは日が燦々と差し込んでいる。折角の光ではあるものの、その窓に遮光カーテンを降ろす。そうしないとコンピュータのディスプレイが見えづらいのだ。そして夏の贈答の季節を前にお得意様へお送りするお知らせの、お送り先を特定する。

春の大祭に臨んでは、家々は玄関前に赤い柱を出し、役員は注連縄を張り巡らす。その注連縄は、昨年も、また渡御の危ぶまれていた今年も張られることはなかった。しかしウチはとにかく赤柱を出し、提灯もこの1週間、飾り続けた。1週間が経っても「奉祝」の二文字は、いまだ目に鮮やかだ。


朝飯 茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、めかぶの酢の物、筑前煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 ハヤシライス、柴漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」
晩飯 玉子焼き、独活のたまり漬生のトマト豆腐と茄子と万能葱の味噌汁ほっけの干物浅蜊とひじきの炊き込みごはん「山本酒造店」の「ピュアブラック純米吟醸」(冷や)

2022.4.9(土) お祭

ドン、ドンと花火が上がる。「何だろう」といぶかしむ家内に「お祭だよ」と僕は答える。時刻は朝の6時。食卓の、僕の席からは右手に見える空は青く晴れ上がっている。

粗相があってはいけないから「8:00会所 8:40神社」と書いたポストイットを、おとといエレベータの中に貼っておいた。それに従って、朝礼を終えると即、初穂ほか諸々のお金の入った封筒を持って町内の公民館へ行く。そしてそれをウカジシンイチ自治会長に手渡す。

春日町の交差点まで戻ると、開店25分前にもかかわらず、店の駐車場にクルマが駐まっている。近づいてお急ぎであれば店を開ける旨をご説明する。お客様の目的は「汁飯香の店 隠居うわさわ」での朝食だった。隠居の開店時間は漬物の店と同じく8時30分だ。それまでお待ちいただくよう、ご説明をする。

道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場を掃除し、4階へ戻って仕事着から白いシャツ、紺色のパンツ、紺色の上着に着替える。もちろんネクタイも締める。事務室へ降り、8時28分になったところで先ほどのお客様を隠居へご案内する。時刻は8時35分。そのまま責任役員を務める瀧尾神社へと向かう。

一の鳥居の両脇には、山岡鐵太郞筆の大幟がピンと張られて立てられている。参道には桜。二の鳥居の奥、拝殿前では当番町朝日町の方々が、役員、金棒引き、各々の家族と、入れ替わり立ち替わり記念写真を撮っている。

「宮司一拝」から「開扉」を経て「撤饌」に至る、ほぼ1時間をかけて行われていた神事は数年前より徐々に簡略化をされて、今や隨分と短くなった。こちらもまた簡略化をされた、猪口1杯の直会を終えて拝殿より降りる

2020年の大祭は、お囃子もなく渡御もなく、神事のみで静かに終わった。2021年は、金棒引きや稚児の姿は復活したものの、旧市街の全町内を回る渡御は諦めた。その渡御が、今年は小規模ながら復活をした。猿田彦を先頭として往くきらびやかな行列を眺めながら頭に浮かんだ言葉は「復興」だった。

来年の大祭は、今年のそれよりもう少し、また元に戻っていることを期待している。


朝飯 肉じゃが、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ポテトサラダ、蓮根のきんぴら、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布とブロッコリーとパプリカの味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦、ライス
晩飯 苺と春菊の白和え、若布と玉葱と長葱の酢の物、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、春子漬け、豆腐となめこと万能葱の味噌汁鶏のソテーの日光味噌「辛ひしお」添え孫の残したおむすび、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、孫の作ったドーナツ、Old Parr(生)

2022.4.8(金) ポテトサラダふたたび

ポテトサラダをおかずにしてごはんを食べるとは、炭水化物をおかずにして炭水化物を食べる、ということだ。これが僕には理解できない。人は多く矛盾を抱えた存在である。理解できないと言いながら、自分のこれまでを振り返ってみる。

イタリア人はスパゲティを食べつつパンも食べるという。昼の定食におなじようなものを用意するイタリア料理屋は日本にも少なくない。スパゲティとパンの組み合わせには、僕はまったくそそられない。しかし味噌ラーメンに半ライスを合わせたことは、生まれてこのかた何度かある。「だったらおめぇもやってるじゃんか」だ。

1979年が明けて数日が経ったころ、スペインへ行った。昼と夜の食事はほんどバルで摂った。トレドの、よく通ったバルの床には一面におがくずが敷かれていた。客たちは、ピンチョスの楊枝であれ鳩の骨であれ、この床に捨てた。素晴らしい気楽さだった。ビールやワインは1杯あたり邦貨30円と、こちらもまた素晴らしいものだった。

バルのカウンターには、作り置きのおかずが琺瑯のバットに豊かに盛りつけられていた。ポテトサラダを注文すると、店の人はそこに薄切りのパンを添えてくれた。僕はそのパンにポテトサラダをのせて食べた。「だったらおめぇもやってるじゃんか」だ。

しかしきのうの日記に戻ってみれば、朝食のおかずの一番人気がポテトサラダとは、どうにも僕には信じがたいのだ。あしたの朝は、そのポテトサラダをおかずにしてみようと思う。


朝飯 菠薐草のオムレツ、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、生のトマトと茹でたブロッコリー、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、三つ葉の味噌汁
昼飯 “FLYING GARDEN”のトマト煮込みハンバーグランチ
晩飯 トマトとルッコラとモッツァレラチーズのサラダ2種のパン小松菜のソテーを添えた鮭のクリームソース、TIO PEPE、バームクーヘン、Old Parr(生)

2022.4.7(木) 朝定食

「朝定食のおかずでいちばん嬉しいものは何、って質問があって、正解は玉子焼きと思ったんだけど、違うんだって。何だと思う」と家内に訊かれた。市場調査の結果をテレビが伝えていたのだという。

「朝定食のおかずでいちばん嬉しいもの」と問われて人が答えるのは、本当に好きなものや、いつも食べているものではない。そのお膳を頭に浮かべ、そこにもっとも収まりの良いもの、典型的なもの、標準と思われるものを口に出しやすいと、僕は想像した。「玉子焼きと思った」という家内でさえ、朝に玉子焼きを作ったことは、今年に入って一度も無いのだ。

それはさておき「わかんない」と答えては誠実さを欠くから、僕もあれやこれやと考えた。そして納豆、焼き海苔、漬物と挙げてことごとく外れた。第1位は意外やポテトサラダだという。

洋食屋でそんなことをしたら店の人は眉をひそめるだろうけれど、ポテトサラダにとんかつソースをかけると、これは確かに、ごはんのおかずとしては悪くない。しかしそのテレビ番組は、日本のどのあたりで、どのような人を対象として、そのアンケートを行ったのだろう。最大公約数の答えとしての「ポテトサラダ」は、僕にはどうも、承服しがたい。

朝のことが頭に残っていたからかどうなのか、夜の食卓にはポテトサラダが上った。とんかつソースの残りは少なかった。よってそのビンを逆さまににして、それを点々と、ポテトサラダの上に落とす。


朝飯 豆腐の玉子とじ、蓮根のきんぴら、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布と玉葱の味噌汁
昼飯 木須肉、沢庵、ごぼうのたまり漬、もつ煮、メシ
晩飯 沢庵、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、チーズポテトサラダキャロットラペと茹でたブロッコリーを添えた和風ハンバーグステーキ、TIO PEPE

2022.4.6(水) 大雪が降ったとは

4月に入って三寒四温もないものと思うけれど、気温については、いまだ油断ができない。今日は割と暖かい。それを良い機会として、朝のうちに如来寺へ行く。そして先月18日に花を供えた、計9基のお墓を見てまわる。花はお寺の係により、既にして片付けられていた。

古いお墓の計14の花立てには、ここ数日の雨水が溜まっていた。それを捨てて後は、すべての花立てを墓石の脇に伏せて置く。それより新しいふたつのお墓の花立は、水場で洗い、元に戻す。

寒さは遠のいた、とはいえ自転車にまたがる気には、いまだならない。ほんの数百メートルの行程にも、ついクルマを使ってしまう。ホンダフィットとトヨタハイエースのスタッドレスタイヤは、そろそろ普通のそれに戻しても良さそうだ。しかしてまた「いや、まだ、危ないぞ」という気持ちもある。

「土曜日、そちらへ行こうとしているんですけれど、先日、大雪が降ったとかで… 大丈夫でしょうか」と夕方、東京のお客様より電話をいただく。大雪が降ったとは、どこのことだろう。日光は日光でも、山奥のことではなかったか。受話器を肩と首で支えながら、iPhoneで天気予報を調べる。そして「大丈夫です。どうぞお気軽に、お出かけください」と、お答えをする。


朝飯 酢蓮、納豆、グリーンアスパラガスのソテーを添えたスペイン風目玉焼き、ホウレンソウのおひたし、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、トマトとズッキーニと若布の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 めかぶの酢の物、蓮根のきんぴら、肉じゃが、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、胡瓜とレタスとパプリカのサラダ、冷や奴、鯛の塩焼き、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)

2022.4.5(火) 加減

3月15日の健康診断の結果が届いた。そそくさと鋏を取りだし封筒を開け、中味を取り出す。

もっとも気になるのはγ-GTPである。健康診断の直前3日ほどは酒を絶つ酒飲みがいる。この日記を遡ってみれば、3月12日の夕食は水餃子、13日は焼肉、14日はキャベツとコンビーフのスパゲティだった。これでは酒の抜きようが無いではないか。「ジャズと自由は手を携えて往く」とセロニアス・モンクは言った。僕に言わせれば、メシと酒も、またしかり、である。

目を凝らして探したγ-GTPの項目は、いつの間にかγ-GTと”P”が抜けていた。”P”は何を意味していたのだろう。そして抜けた理由は何だろう。とにかくその数値は「37」で、上限の「50」には余裕で合格圏内にあった。他の項目にも「基準値外」はひとつもなく、めでたいことこの上ない。

酒を飲み過ぎて入院の上、職を失った人がいる。それを知って「加減しながら飲めば一生、飲めたのに」と言った人がいる。世の中には加減のできない人もいる。なかなか難しい問題である。

ところできのうの日記に書いた帽子は、食堂のテレビの裏でホコリだらけになっているのを家内が見つけた。テレビの不具合を治そうとするうち、知らずに脱げてしまったのだろうか。とにかく良かった。


朝飯 キャベツとピーマンのソテー、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豚肉とズッキーニの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 レタスと鶏とパプリカのサラダ、胡瓜と蟹蒲鉾の酢の物、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、木須肉、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、「久埜」の桜餅、Old Parr(生)

2022.4.4(月) 葛藤

つい先ほどまであったものが突然、消える、ということが年に幾度か起きる。

3月もなかばを過ぎるころ、暖かい日の続くことがあった。「冬もこれまで」と、ダウンベストや毛糸の帽子を一斉にクリーニングに出した。それを笑いながら見ていた神様でもいたのだろうか、その後、寒さがぶり返した。

クリーニングから戻った帽子をふたたびおろすのも業腹だ。よってこれからは春秋用の、綿麻混紡のウォッチキャップをかぶることにした。帽子には上着1枚とおなじ保温効果があると、イヴォン・シュイナードは「アイスクライミング」に書いている。厚着や重ね着を嫌う僕に、帽子は欠かせない。その、かぶり始めて間もないウォッチキャップが数日前に突然、消えた。

ウェブショッピングの便利さのひとつは、購買の履歴が自動的に記録されることだ。メーラーの「通信販売」に「キャップ」で検索をかけたところ、この帽子は2015年2月9日に3,990円で買ったもだった。市場には同じものが今もある。

それを買えば、いくらも間を置かないうちに、見失った帽子がひょっこり出てくる。買わなければ、見失った帽子は永遠に出てこない。そのような気がしてならない。さて、どうすべきか、である。


朝飯 めかぶの酢の物、レタスのサラダ、納豆、ミートボールのケチャップ煮、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、トマトとレタスと若布と長葱の味噌汁
昼飯 「ふじや」の雷ラーメン
晩飯 酢蓮、刺身湯波、蕪と胡瓜のぬか漬け、いぶりがっこ、ごぼうのたまり漬、揚げ湯波と菜花の炊き合わせカツ煮、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、「久埜」の草餅と桜餅、Old Parr(生)

2022.4.3(日) この現象は

暗闇に目を覚ます。枕の下からiPhoneを取りだし見ると、時刻は2時36分。起きるには早すぎる。しかしふたたび眠れる感じでもない。

それが時間泥棒であることは知りつつウェブニュースをハシゴする。その中に気になる記事があって、ホームボタンを押す。そしてGoogleのアイコンをタップして「amazon ゲイタリーズ 王国と権力」と入れてみる。

するといつものことながら、本の題名こそ日本語であるものの、他のすべては英語で示される。ページ最上部には「ENGLISH」と「日本語」の文字があって「ENGLISH」が青くなっている。よって「日本語」をタップすると、文字は一見、日本語に変わる。しかしそれは英語から自動変換された漢字と平仮名と片仮名の羅列であって、本当の日本語ではない。

ふと思いついてGoogleを離れ、Safariのアイコンをタップする。そして同じく「amazon ゲイタリーズ 王国と権力」と入れてみる。すると今度はコンピュータで検索したときとおなじくamazonの、日本語によるページが現れた。

GoogleとSafariの、この違いは何だろう。そしてこの現象は僕のiPhoneだけでなく、日本語に対応したすべてのスマートフォンに共通することなのだろうか。

ところでamazonの「王国と権力」に、日本人によるレビューは皆無だった。不思議なこともあるものと思う。


朝飯 レタスのサラダ、納豆、ウインナーソーセージのソテーと目玉焼き、薩摩芋のレモン煮、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、白菜とトマトの味噌汁
昼飯 2種のパン、コーヒー
晩飯 冷やしトマト、めかぶの酢の物、もつ煮、らっきょうのたまり漬「こつぶちゃん」、鉄火巻き、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、「菓子工房エス・ナカヤマ」のシュークリーム、Old Parr(生)

2022.4.2(土) 4月の献立

「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお膳は「一汁七菜膳」、「上澤の朝食」、「汁飯香」と3種をご用意している。このうち「一汁七菜膳」に限っては、内容のすべてを文字にして、ご予約いただいた席に置く。この、月替わりの品書きは長男が作る。しかし彼は今週の火曜日から柏タカシマヤの「味百選」イベントペースに出張をしている。そういう次第にて、4月のそれについては僕が作ることになった。

僕は一太郎も”Microsoft Word”も使えない。だからあらこちらに飾りや画像を施したり、文字の形や大きさを変えたり、ということができない。きのう家内が手書きした4月の献立を早朝、自分のできる範囲で書いてコンピュータに保存する。そして朝食の前に事務室へ降りて、試し刷りをする。出来は上々に思われた。

9時を過ぎてより、これを桜色の紙に複写し、隠居の勝手口に届ける。庭では染井吉野が咲き始めている。山桜も咲き始めている。枝垂れ桜のみ、いまだつぼみは固い。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」の、2022年4月の「一汁七菜膳」の内容は以下。ご予約は、上澤梅太郎商店の代表電話0288-21-0002(08:30~17:30)まで、お願い申し上げます。

……
・煎茶 宮崎県産有機栽培「あさつゆ」

・一の膳
酢蓮(梅肉のせ)
ほうれんそうと海苔のおひたし
おさしみゆば+生わさび+日光みそのたまり「朝露」
菜花とゆばの餡かけ
日光みそのたまり漬盛り合わせ

・土鍋炊きのごはん
日光市高百地区の棚田米(ゆうだい21)

・二の膳
鮭の日光味噌地酒粕漬け
とちぎ和牛のたまり漬
季節の天ぷら
なめこのたまり炊き玉子とじ
さつまいものレモン煮
季節の野菜と薄切り豚肉のお味噌汁

・手作り甘味
桜くずもち

・薄茶


朝飯 冷や奴、納豆、ミートボールのケチャップ煮、薩摩芋のレモン煮、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、きのうの鍋の残りを具にした味噌汁
昼飯 「やぶ定」の海老天とじ蕎麦
晩飯 家で飲むウォッカマーティニ、チーズ、“Parrot”のチキンカントリーBeaujolais HENRY FESSY 2018

2022.4.1(金) アンテナ

数日前からテレビの調子が悪くなった。日光市では、ローカル局を除けば東京とおなじチャンネルが受信できる。それが今はNHKしか映らない。「映らなければ、視なければいいじゃねぇか」と僕は思うけれど、家内はそういうわけにもいかないらしい。

原因としては、アンテナが強風によりずれてしまったことが考えられる。よって屋上の更に上、エレベータの機械室の内側からハシゴを昇る。そして人が立てる場所としては、家の中でもっとも高いところに出る。

このあたりの地上デジタル放送のためのアンテナは、皆、茶臼山の頂上に設けられた「今市テレビ中継放送局」の巨大なアンテナに向けられている。それに対してウチのアンテナはすこし東にずれていた。それを、手袋をはめた手で北へ戻す。

4階へ降りて食堂のテレビを点ける。果たしてすべてのチャンネルが映るようになっていた。しかし画面のちらつきは相変わらずで、音声も途切れがちだ。とすればこの不調の、アンテナの向き以外の理由はなんだろう。いよいよ本職に頼らなければならないかも知れない。


朝飯 菠薐草の胡麻和え、トマトのスクランブルドエッグ、納豆、しもつかり、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 トマトサラダ、いぶりがっこ、キャベツと2種の茸と豚肉の鍋、「福禄寿酒造」の「一白水成槽垂れ純米吟醸」(冷や)、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、「本沢屋」の団子、Old Parr(生)

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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

蔵見学