2022年2月の日記28本
2022.2.28(月) 別の切手
「社長を、とおっしゃるお客様がいらっしゃってます」と、販売係が事務室まで僕を呼びに来ることが月に幾度かある。先日も、そのようなお客様と、しばし店頭で話をさせていただいた。そのお客様からは数日後に丁寧な葉書をいただいた。葉書は引き出しに仕舞うことはせず、事務机の上に目立つよう置いた。
年賀状にはなかなか反応できない僕ではあるけれど、こちらについてはそれほど遅くならないうちに返信をお送りしようと考えた。
今日は複数の銀行を回る用事がある。郵便局まで行かなくても、ポストは銀行のそばにある。常に切らさないようにしている日光の絵はがきから1枚を選び、ペンのキャップを外す。
お客様からの葉書は少なくない文字で埋められている。そうであれば、僕も同じくらいの文字数を連ねる必要がある。そうして先日のお礼から始め、あらかじめご連絡をいただければ、よりゆっくりご対応できる旨を記して文章を締めた。
きのうの強い風を境として、季節は春に向かいつつあるらしい。葉書には雪の結晶と雪ぞりの図案の切手を貼った。そろそろ別の切手を買う必要があるだろう。
朝飯 揚げ湯波の泡味炊き、牛肉と牛蒡と「しいたけのたまり炊」のすき焼き風、すぐきを薬味にした納豆、菜の花漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、牡蠣の醤油煮、メシ、蕗のとうの天ぷらの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 ポテトフライ、トマトとレタスと胡瓜のサラダ、カレーライス、らっきょうのたまり漬、チーズ、Old Parr(水割りのお燗)
2022.2.27(日) 春一番
今月16日は表参道まで足を延ばし、食器6客を買った。内訳は磁器1客に陶器5客だった。それらは軽く洗ってすぐに使い始めた。しかしこれは、あまり良い手ではない。陶器は使う前に、米のとぎ汁で煮ることが必定である。それを知りながら10日を経てしまった。今朝はようよう、米のとぎ汁ではないものの、糠を溶かした水に5客の陶器を沈めて煮た。このような未明の行いは、僕に小さな楽しさ、小さな喜びをもたらしてくれる。器は、明日からは心おきなく使っていこう。
午後、南から強く風が吹く。地面の舗装されていないところには砂埃が舞う。直しても直しても片側に寄るノレンを遂に、屋内に仕舞う。
その風の収まった14時40分に「汁飯香の店 隠居うわさわ」へ行く。家内はようやく食器を洗い終えたところだった。換気のために開けられた硝子戸の隙間をすこし狭めて事務室に戻る。
夕刻、午後に感じた懸念を隠居係のタカハシリツコさんに伝える。畳は既にして完璧に拭き上げたと、タカハシさんは報告をしてくれた。今日の風こそは「春一番」だったのだろう、多分。
朝飯 牡蠣フライ、ウインナーソーセージのフライ、菜の花漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐とブロッコリーの芽の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 めかぶと松前漬けの混ぜ合わせ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、生のトマト、鱈と豚三枚肉のキムチ鍋、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、「久埜」の桜餅、Old Parr(生)
2022.2.26(土) 検分と入力
倉庫の棚には掛け軸が無造作に積まれていた。2020年3月、「汁飯香の店 隠居うわさわ」を開店するに当たってそこからめぼしいものを見つけようとした。しかし最初に引き出した箱の中味をなかば開いたところで「こりゃ、ダメだ」と、思わず声が出た。横にいた長男は同意をするように笑った。
それでも箱で70数合、双幅、三幅を含めて80余の掛け軸を、そのまま放っておくわけにもいかない。それからほぼ1年を経た2021年の春にようやく骨董商を呼び、鑑定をしてもらった。
80余軸のうち贋作は1軸と双幅一対の3軸のみだった。残りはすべて真作。そのうち「まぁまぁ」と骨董商が選り分けたものは30余軸。そこに無名の人によるものでも「これは悪くない」と僕が感じたものを加えると、双幅三幅もあわせて38軸になった。
80余は無理としても、せめてこの38軸に限ってはコンピュータにデータ化したい。そう考えて、今日は午前よりその作業に取りかかった。
いちいち床の間に掛けているヒマは無いから鴨居に釣り具を取り付け、そこに軸を1本ずつ長男が掛けていく。入力するのは通し番号、作者、題、季節、備考、評価の6項目。評価は僕と長男の話し合いによりABCに分けた。話し合いとはいえ時間は1軸あたり数秒から数十秒である。それでも開いた軸を綺麗に巻き戻すには時間がかかる。本日、検分できたのは17軸のみだった。
それら17軸を評価別にまとめてみれば、Aが3作、Bが5作、Cが11作となった。とにかく当方の琴線に触れるものは非常に少ない。残る21軸は来月4日に入力の予定である。
朝飯 グリーンアスパラガスの焼きびたし、牡蠣の醤油煮、牛肉と牛蒡と巻湯波の炊き合わせ、納豆、菜の花漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 チーズ、TIO PEPE、トマトと胡瓜と玉葱のサラダ、マッシュドポテトと自家製ステーキソースを添えたビーフステーキ、VOSNE ROMANEE Jean Gros 1985、「久埜」の草餅、Old Parr(生)
2022.2.25(金) 春季小祭
春季小祭は秋の五穀豊穣を祈念するお祭で、毎年2月の下旬に瀧尾神社で催される。しかし昨年の日記には、それについては何も書かれていない。新型コロナウイルスに関連して国や県から出された通達を調べてみる。昨年は1月8日に発出された緊急事態宣言が、2度の延長により3月21日まで続いていた。その最中にあったお祭は多分、宮司と当番町に関係する方々のみで行われたのだろう。
今年の春季小祭および初会議の報せは今月の頭に届いた。「二月二十日までに返信願います」と記された往復ハガキには、参加することを記してすぐに投函した。
小祭は10時からの催行。一の鳥居は9時45分にくぐった。責任役員は5名のうち僕を含む3名の参加だった。挨拶は歳年長のワタナベマモルさんがしてくださった。
平町のキタムラヒロシさんが「当番町を考える会」の議長として骨を折ってくださったことにより、瀧尾神社のお祭りは大きく簡素化をされた。それは時代の要請だった。2019年、我が春日町1丁目は、その簡素化されたお祭を仕切る最初の当番町になった。本日の直会は、猪口に1杯の日本酒を干して完了した。これはこれで悪くない。
引き続いて社務所に移動をし、前年度当番町の川原町の決算、そして今年度当番町の朝日町による予算案が、各町内の自治会長を前に報告される。
現在、栃木県に出されているまん延防止等重点措置は、2月13日までの予定が3月6日まで延長された。朝日町は現在のところ、4月9日に予定されている春季大祭の中止を決めていない。直前まで開催の可能性を探りたいとの意向を、朝日町自治会長のオーモリカズオさんは述べた。
当番町が巡ってくるのは十数年に1度。よってこれを中止すれば空白は20数年に及び、祭典に必要な記憶、知識、技術を町内に遺せない可能性が高くなる。朝日町の判断は、地域の伝統を守るためのものだ。尊いこと、有り難いことと思う。
朝飯 なすのたまり漬のカラシ和え、大根のたまり漬、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬、胡瓜のぬか漬け、茗荷の酢漬け、塩鰹のふりかけによるお茶漬け
昼飯 ラーメン
晩飯 刻みキャベツを添えた牡蠣フライ、Chablis Billaud Simon 2015、苺の羊羹、Old Parr(生)
2022.2.24(木) ご隠居さん
起床は2時台。おとといときのうの、ほぼ書けていた日記を完成させて時刻は3時40分。材料を調えてあったにもかかわらず、きのうの朝は予定していたステーキソース作りをし忘れた。よって4時前よりその調理に取りかかる。レシピは2019年7月13日のものとほぼおなじ。ただし今朝は玉葱が小ぶりだったため、その分は大根おろしで補った。できた量は、ネスカフェの大瓶ほどの容器に1本とすこし。道具を洗い終えると時刻は4時24分になっていた。
さて今日はウェブサイトの新しいページのための写真撮り、また秋に改版するパンフレットのための商品撮影がある。ディレクター、デザイナー、フードコーディネーター、カメラマンの4人組は、きのうの午後に来て下見をした。
4人組は、今朝は8時に現れた。撮影は3階の食堂で始められた。午後からの移動に備えて、僕は花瓶や皿を隠居に運んだ。夕刻には、保育園から戻った孫ふたりのお守りをした。僕のした仕事はそれくらいのものだ。立ち会いは家内、長男、嫁に任せた。
僕も段々と、ご隠居さんのようになってきた。喜ばしいことである。
朝飯 冷や奴、菠薐草のおひたし、納豆、オムレツのトマトソースがけ、酢蓮、菜の花漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、揚げ湯波と若布の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 社員が試作した弁当、他あれこれ、大根の味噌汁、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)
2022.2.23(水) 正念場
1泊以上の外出にはかならずコンピュータを持参した。その、パソコン通信以前から四半世紀以上も続けた習慣を、昨年、止めた。体力はできるだけ温存すべしと考えたこと、もうひとつは、日記の書き溜めが上手になったことによる。ついでにカメラも持たなくなった。
トートバッグは、からだの片側に負担のかかるところから、これを好まない。泊まりの荷物はすべて、バックパックに納めてきた。しかしコンピュータとカメラを持たなくなった今、バックパックの必要はほとんど無くなった。とすれば、これからはどうすべきか。
僕は道具においては「大は小を兼ねる」を嫌う。「帯に短したすきに長し」も勿論、気分が悪い。そしてちょうど良い大きさのものを求めるうち、バッグの数は「売るほどある」状態になってしまった。しかしその「売るほどある」バックパックとショルダーバッグの中に「1泊分の荷物からコンピュータとカメラを除いたものを運ぶにちょうど良いもの」は無い。果たして僕のバッグは、またその数を増やしてしまうのだろうか。「正念場」という気がしている。
朝飯 納豆、生のトマトを添えたオムレツ、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、酢蓮、蕪のぬか漬け、菜の花漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と玉葱の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦
晩飯 トマトとレタスとモッツァレラチーズのサラダ、カレーライス、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、Old Parr(水割りのお燗)
2022.2.22(火) 出会い
「鶴の恩返し」に似た物語を子供のころに読んだことがある。
……
ある晩、旅の女に一夜の宿を請われる。男は気の毒に思い、女の願いを聞き入れる。翌朝、女は一宿の礼として、この世のものとは思えないほど美味い汁を作ってくれた。女はその後も居着き、男は毎朝、上出来の汁にありついた。
ある夜、男がふと覗くと女は大きなお椀の中で湯浴みをしていた。汁の出汁は、その湯浴みの湯だった。女は男の視線に気づくと突然、鮭に姿を変えて、消えた。
……
その風貌や物腰からして、とてもではないけれど、特上の美味を創出するようには見えない人がいる。しかしその人の作ったものは確かに美味い、ということがある。ことによると体のどこかから美味の素のような粘液や漿液が滲み出ていて、店主はそれを匙で掬っては品物に混ぜているのではないか、と想像することがある。
店主の姿は知らず、先ずはその美味にのみ触れる人もいる。そしてこれほどの美味を生み出す人を見てみたいと、万里の波頭を越えてその店に行く。その結果「いや、何だ、どうした、これは」と驚いて店を去る。とにかくその人の作るものを買って家に持ち帰り、食べると、やはり美味い。
10年か20年に一度、そのような出会いがある。「新しい天体」というよりも「異形の天体」との遭遇である。出会いは大切にしたい。
朝飯 酢蓮、納豆、春菊のおひたし、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、胡瓜と蕪のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、トマトと大根と若布の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 ポテトサラダ、ブロッコリーと3種の茸のソテーを添えたハンバーグステーキ、TIO PEPE、VOSNE ROMANEE Jean Gros 1985
2022.2.21(月) 好きな時間
日付の変わるころから深夜にかけての時間が大好き、という人がいる。夜半を過ぎて目が冴えてくるところからすると、夕食の後にすこし眠るのかも知れない。あるいはそれほど眠らなくても平気、という人もいる。僕は夜は、できるだけはやく寝たい。未明の数時間をなにより好むからだ。
今朝は首尾良く3時台に目が覚めた。しかしうかうかすれば4時に達して、せっかくの幸運に水を差す。よってiPhoneでウェブニュースをハシゴするようなことはせず、すぐに起床する。
未明に何をするかといえば、日記を書くことと製造現場に降りる他は、ほぼ何もしない。今朝は、きのう菓子を載せた朝鮮の皿を手に取って眺めた。裏を返すと、釉のかかってないところは濃い茶色を呈している。検索エンジンを回し、東京の、土地勘のあるところに良さそうな器屋を見つける。もう1、2客、小鉢が欲しいのだ。
それとは別に、来月はじめに浅草へ行くことを決める。目的は、遊びである。遊びには飲食が伴う。飲み食いに興味の無い人もいるけれど、僕には飲み食いのために生きているようなところがある。アカギレに絆創膏の巻かれている冬は、鮨は食べづらい。だったら蕎麦だろうか。僕は、行き当たりばったりを好まない。ゆっくり考えようと思う。
朝飯 トマトとキャベツのソテーを添えた目玉焼き、納豆、根菜類のトマト煮、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、菜の花漬け、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」の海老春雨丼
晩飯 生のトマトと胡瓜のぬか漬け、ちらし鮨其の一、ちらし鮨其の二、ちらし鮨其の三、ちらし鮨のたね、浅蜊と万能葱の味噌汁、「宇都宮酒造」の「四季桜貴酒特別本醸造生酒」(燗)
2022.2.20(日) 無骨で野蛮
インターネットを介した買い物のすべては、メーラーの「通販」というフォルダに自動的に記録をされる。しかしベルスタッフのツアーマスタートロフィージャケットの情報は、どこにも見あたらない。よって購入の時期、店、価格は、今となっては不明である。
オートバイによる転倒を想定したこの上着については、2004年6月に”MY FAVORITE”に文章を書いた。ワックスを染みこませることにより木綿に防水性を持たせる、という原始的な処理は、英国人の得意とするところだ。その無骨さは、裏庭の納屋に保管されてこそ似合いそうに感じられる。
上着は、手に入れて間もないころ、当時、桜木町にあったサイトークリーニングで手洗いをしてもらった。2006年以降は、僕の知る限り15回、着用に及んだ。15回とはいえ、それはエンジンオイルの霧がスカットルから操縦席に流れ込むような条件の下で、だった。目立ちはしないものの、隨分と汚れているに違いない。
そういう次第にて先月、これを洗濯に出した。仕事は木和田島のクリーニングブランドに頼んだ。裏庭の納屋に保管をするわけではないから、ドライクリーニングで洗うよう注文した。それでは風合いの変わる可能性があると、店主のヤナギハラさんは心配をした。それでも構わないと、僕は答えた。
英国製の野蛮な上着は3週間を経て戻ってきた。風合いの変化は感じられなかった。生地の表面にはいまだ油分が残り、手触りはしっとりとしていた。満足のいく仕上がりである。これまで階段室の階段の手すりにぶら下げていたそれは、寝室の箪笥に移された。
洗濯に出す前まで、この上着の重さは2Kgあった。それが戻ってきたときには1.7Kgになっていた。300グラムがワックスの分だったとすれば、驚く他はない。
僕が死んだときにはこれを着せてもらいたい気持ちもあるが、生地が硬いため、多分、手こずるだろう。燃やしてしまうのも勿体ない。オートバイあるいは屋根を持たないクルマの乗り手が譲り受けて、着てくれれば有り難い。
朝飯 カレーライス、生玉子、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、長葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 春菊のおひたし、揚げ湯波と大根と大根の葉の味噌汁、2種の茸のソテーを添えた鮭の味噌酒粕漬け焼き、たまり漬「ふわふわ大根」、らっきょうのたまり漬、自家製ふりかけ、「宇都宮酒造」の「四季桜貴酒特別本醸造生酒」(冷や)、「久埜」の菓子、Old Parr(生)
2022.2.19(土) 季節を変える
「喜捨開扉」の書は隠居の床の間に、いかにもしっくりと収まっている。「しばらくこのままでいいじゃねぇか」というのが僕の意見だった。しかしこの軸をどこかから手に入れてきた長男は「正月に限るものを、2月のなかばまで置きすぎてしまった」と、できるだけはやく下げたい意向である。そういう次第にて、きのうは新たな軸を探した。
旅に出ると、人や街の様子をやたらとカメラに納めたくなるところがある。一方、記録のため以外には一切、撮る気の起きないところもある。場所を四季に置き換えれば、秋こそ日本人の琴線にもっとも触れやすい季節なのかも知れない。倉庫の軸をあらためて検分してみたところ、秋のものが圧倒的に多い。その中に「梅花」と書かれた箱をようやく見つけた。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」の開店は8時30分。それに先だって、長男と隠居の柴折り戸をくぐる。そして河井寛次郎の「喜捨開扉」を小杉放菴の「梅花」に替える。軸を替えるという行いに「季節は自分で変えちまえ」という気分を感じるのは僕だけだろうか。
隠居の梅や桜は東京にひと月おくれて咲く。すなわち梅は3月の中ごろに、山桜と染井吉野は3月の末から4月の上旬にかけて咲く。枝垂れ桜は4月の上旬からなかば過ぎまで楽しめる。隅田川に面して2階に「持出し手摺」を持つ料理屋のように、隠居にも、そろそろ4月の予約が入り始めている。電車でいらっしゃって街の旅館に1泊の後、隠居で朝から花見酒が最上と、個人としては思う。呆けて花を、眺めるのだ。
朝飯 納豆、白菜とウインナーソーセージのソテー、めかぶの酢の物、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、菜の花漬け、メシ、キャベツと揚げ玉の味噌汁
昼飯 フリーズドライお茶漬けの素とごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 オクラと大根と厚揚げ豆腐のサラダ、玉子スープ、トマトとレタスとたまり漬「ふわふわ大根」を添えた鶏と豚の唐揚げ、バナナの春巻き、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)
2022.2.18(金) 降雪
目を覚ましたのは2時台。カーテンに隙間を空けて外を見る。雪が降っている。勢いはそれほどでもなく、車道は黒いままだ。店の駐車場も、北東に寄った方を除いては、いまだ黒い。それでも「融雪剤を撒いておけば良かったな」と思う。予報はまったく見ていなかった。
きのうのうちに書けていたおとといの日記を公開する。何日も前に書けていた文章をきのうの日記として整え、保存する。著者が亡くなったことにより高くなっていた本が、1冊のみ安く出ていることを確認する。
4時30分。アスファルトの露出していた駐車場が、あらたか白くなっている。国道119号線も121号線も白くなっている。しかし他の場所に目を転じてみれば、雪の量は相変わらず大したことはない。
1月28日より3月24日までのあいだは毎週、なめこのたまり炊の製造が続いている。よって製造係に雪かきは頼めない。朝のうちに蔵出しのたまり漬を袋詰めする包装係も右へ倣えだ。そういう次第にて、先ずは長男、そこに販売主任のハセガワタツヤ君と隠居係のタカハシリツコさんが加わって、店の駐車場の雪かきを始める。
積もった雪は厚くなく、作業は30分ほどで終わった。ハセガワ君は店に戻り、長男とタカハシさんは隠居の雪かきへと向かった。
過去には、包装主任のヤマダカオリさんが家からクルマを出せずに欠勤したとか、製造係のイトーカズナリ君が8キロメートルの雪道を歩いて出勤した、という大雪があった。それにくらべれば、今年は雪が少なくて助かっている。
太陽が高いところへ行くにしたがって日の光は増し、午前10時には雪はあらかた消えた。
朝飯 菠薐草のおひたし、キャベツのソテーコンビーフのせ、ゆで玉子、生のトマト、すぐき、菜の花漬け、らっきょうのたまり漬、メシ、若布と大根の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 牡蠣と舞茸のアヒージョ、TIO PEPE、鱈のグラタン、ポテトフライ、2種のパン、エリンギのソテーとトマトとベビーリーフを添えた鶏のソテー無花果ソース、Chablis Billaud Simon 2015
2022.2.17(木) いつ消える
秋から冬へ向かうころ、つまり日が短くなるに連れ起きる欝病を冬季欝病というらしい。僕はその手の病には縁は無いものの、とにかく冬は出不精になる。昼食のため外へ出る頻度が極端に落ちる。家族がいない晩は外で飲む絶好の機会ではあるものの、そして今月もそんな夜は複数あったものの、すべて家に籠もっていた。
出無精にもっとも深く関係しているのは多分、服だ。僕は薄着を好み、重ね着を嫌う。外へ出るには防寒用の1枚が必要になる。2枚3枚と重ねている上、更にまた1枚を着なければならないことに、ひどく鬱陶しさを感じるのだ。そして今日も、昼食は家で摂った。
日は隨分と延びた。しかし気温については、日によって差はあるものの、寒いことに変わりはない。ホンダフィットに乗って日光街道を下る。朝なら正面から差す日が眩しい。用を済ませてて今度は日光街道を上がる。すると今度は雪に覆われた日光の山々が青く、白く見える。雪はいつ消えるだろう。
朝飯 牛肉と玉葱と舞茸のすき焼き風、茹でたブロッコリー、納豆、蓮根の梅肉和え、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、沢庵、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 めかぶと松前漬けの混ぜ合わせ、キムチの冷や奴、菠薐草のナムル風、薩摩芋のレモン煮、水餃子、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、「五味醤油」の「とうがらし麹」、「仁井田本家」の「しぜんしゅ生酛純米原酒」(冷や)、チョコレートケーキ、Old Parr(生)
2022.2.16(水) 貧乏性
東京へ出かけるに際して服装を考える。いまだ寒ければ、セーターが必要だ。しかしクリーニング屋の袋からセーターを取りだしても、この冬に着る機会は今日の1回きりだろう。それをすぐまたクリーニングに出すのも業腹だ。とはいえそのまま次の冬まで置くのは不衛生だ。「だったら普段着のユニクロでいいじゃねぇか」と決める。貧乏性なのだ。
これまで納豆を食べるにおいては、2客の小鉢を使い回してきた。そのうちの片方が先日、欠けた。残る一方にも、ひびが入っている。いずれ長くは保たないだろう。
神宮前の器屋では、合わせて6客の皿と小鉢を選んだ。そこから新橋まで戻って大衆床屋にかかる。僕の禿げ頭には、安床屋で充分だ。銀座では、かねてより目を付けていた英国製の靴を試し履きする。見た目は最高でも、相当に硬い。試着を終え、愛用のトリッペンに足を戻して歩き始めると、こちらは天国の履き心地である。「オレにはやっぱりコレしかねぇな」と、先ほどの靴への物欲が落ち着く。
今朝まであったもうひとつの物欲も、地下鉄で行ったり来たりするうち綺麗さっぱり消えた。ふたつの物欲の消滅により、ちょっとした節約ができた。とはいえそれらと引き替えに別の物欲も勃興しているから、差し引きはゼロである。
文房具屋の、膨大な陳列品の中から自分の求めるものは見つけ出せない。よっていま使っているものを店員に見せ、それを数千本の中から抜き出してもらう。
日本橋では、昨年末に贈りものをしてくれた人に、お返しの品を手配する。熨斗は「御礼」。そこからすこし遠回りをして、浅草橋で蕎麦屋に入る。
貧乏性ではあるけれど、蕎麦屋では、あれこれ頼んで蕎麦に辿り着かない、おでん屋でも、あれこれ頼んでおでんに辿り着かない、そういう悪癖が僕にはある。しかし今夜はしっかり蕎麦まで食べて、浅草18時59分発の下り特急に乗る。
朝飯 挙げ湯波と蕪の葉の炒りつけ、納豆、菜花のおひたし、蓮根の梅肉和え、菜の花漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、蕪と胡瓜のぬか漬け、メシ、トマトと揚げ湯波と若布の味噌汁
昼飯 「ドトール」のトースト、コーヒー
晩飯 「江戸蕎麦手打處あさだ」の刺身盛り合わせ、鳥肝の味噌漬け、牡蠣の天ぷら、大盛りせいろ蕎麦、「新亀酒造」の「新亀純米」(お燗)
2022.2.15(火) はやく降りて楽になる
「6日分も7日分も日記を書き溜めて、もし突発的なことが起きたら、そのときはどうするんですか」と訊かれることがある。直近では2月9日の日記「新世代らっきょう」が、それにあたる。方法は簡単だ。起きてしまった「突発的なこと」を新たに書いて差し込み、用意してあった分は他の日に回すのだ。
「既に書けていた日記を他の日に回すなんてことができるのですか」と問われれば、それはできる。きのうのポトフを今日はシチューに作りかえ、それを明日はカレーライスにしてピクルスを添える、というようなことだ。作り直せばそこにはまた別の美味さが生まれる。どうということはない。
というか、あらかじめ書けている文章のほとんどは、日記というより雑感である。雑感は日々の記録とは異なって、融通は無碍だ。
それはさておき、義務感により書かれるウェブログは大抵、続かない。修業や苦役の好きな人は別として「はやく降りて楽になれば良いのに」と思うけれど、どうだろう。
朝飯 油揚げの出汁煮、煮卵、納豆、蕪と胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 菜花のおひたし、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「ふわふわ大根」、きのうの鱈鍋を作りかえた味噌汁、鱈と豆腐とタラの芽の揚げだし、「松井酒造店」の「日光囃子純米」(冷や)、あんパン、Old Parr(生)
2022.2.14(月) 区切り
日記の在庫は、昨年12月には6日分があった。それらは同月と年明け1月にすべて使った。そして現在は、新たに7日分が溜まっている。在庫は貯金とおなじく心に余裕を持たせてくれる。
1998年、このウェブサイトを始めたときには、日記はいまだ無かった。BANYAN BAR、MY FAVORITE、GOURMET、WORKSの4つのコンテンツがあり、特にMY FAVORITEには当初、ひと月に3つも4つも文章を載せた。そんな僕に注意を与えてくれたのは、指南役のマエザワマコトさんだった。「はじめは飛ばせても、そのうち更新できなくなる例は山ほどあって、見わたせば死屍累々である。タネは温存すべし」というのだ。ウェブサイトの黎明期にそこまで観察の目を届かせていたマエザワさんには脱帽せざるを得ない。
「どうにかすれば良いのに」と僕が痛烈に感じるのは、特に法人や企業のウェブサイトに置かれ、あるいはリンクを張られながら更新されていないウェブログだ。長く途切れていれば、それは訪れた人に負の印象しか与えない。ウェブ上から降ろすのが惜しければ、更新の止まった理由を明示して、取りあえず区切りをつけてはどうか。
この日記も、いつか更新されなくなるときが来るだろう。そのときの「区切り」については、今から決めておく必要があると、今朝は考えた。
朝飯 牛肉と玉葱と舞茸のすき焼き風、納豆、めかぶと松前漬けの混ぜ合わせ、菠薐草のおひたし、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、菜の花漬け、沢庵、メシ、トマトと若布と大根の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 生のトマト、キャベツの泡菜、なすのたまり漬の辛子和え、鱈鍋、「両関酒造」の「翠玉特別純米」(冷や)、武平まんじゅう、Old Parr(生)
2022.2.13(日) 碧空
子どものころ、風邪がいつの間にか去った朝は、頭上に碧空の広がったような、この上ない爽やかさを感じた。大人になってこの感覚を味わえたのは2度だけ。そして今朝は3度目のそれを、ごく弱くではあるものの思い出すことができた。「もう大丈夫だろう」と、乱れ籠に3日を置き放っていた着替えを着る。
…と、ここに来て筆を持つ手が、実際にはキーボードを打つ指が止まる。3日前の木曜日は今週の木曜日なのか、はたまた先週の木曜日なのか。このあたりについては誰も彼も、あやふやなままだ。
広辞苑は日曜日について「週の第1日」と説明しているという。この定義からすれば「週末の外出はお控えください」と小池百合子都知事が都民に訴えても、日曜日は好き勝手に出かけて構わない、ということになる。
「お前、そういう理屈をこねるな」と言われれば、情報は的確、具体的に伝えてくれなくては困る。小池百合子の言う週末は、何曜日から何曜日を指しているのだろう。
とにかく3日前の木曜日には列島の各地に大雪の警報が出されていた。その日、ワクチンの接種は受けたものの、いまだ副反応の出ていなかった僕は、17時50分から15分をかけて、店の駐車場に融雪剤を撒いた。甲信地方や東京の西郊では、予報は当たった。しかし日光市今市の中心部には、5ミリも積もらなかった。
7時40分に事務室へ降りて、出勤する社員のためにシャッターを上げる。犬走りに置かれた6鉢の萬両のうち、3鉢は鳥に実を食べ尽くされていた。その3鉢は「花一」のヤマサキさんにより、新しいものに替えられていた。釣り銭を確かめ、今日のうちに足りなくなりそうな紙幣と硬貨を金庫から補充する。朝礼では、今回の副反応について話す。社員の皆が3回目の接種を受けられるのは、いつになるだろう。3日ぶりに道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ出かけ、こちらでも3日ぶりの仕事をする。
朝飯 松前漬け、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、牛肉と舞茸と玉葱のすき焼き風、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、すぐき、ごぼうのたまり漬、沢庵、メシ、トマトと若布と長葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 チーズ、TIO PEPE、牡蠣と舞茸のアヒージョ、トマトとベビーリーフとモッツァレラチーズのサラダ、牡蠣とコンビーフとブロッコリーのスパゲティ、Chablis Billaud Simon 2015、チョコレート、Old Parr(生)
2022.2.12(土) 完全復活へ向けて
きのうの午後はいつのまにか眠り、目を覚ましたときには外は暗くなっていた。昼に数時間も眠れば夜はいつまでも眠れない。ワクチンの副反応によるものか、あるいは横になり続けているせいか、腰の痛みがどうにもならない。遂に起きて顔を洗い、食堂へ行く。時刻は2時25分だった。
非常識な時間であることはは承知の上で、仏壇にお茶を供える。家にいる限り、それをしなければ、自分がお茶を飲めないからだ。そして、ほとんど書けていたおとといの日記をサーバに上げ、続いてきのうの日記を完成させ、更には今日の日記を書き始める。
新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種を受けるに当たり、おとといの日記には「望むところだ」だの「副反応が楽しみだ」と、威勢の良いことを書いた。とんでもないことだった。僕に限ったことかも知れないけれど、今回の副反応には参った。インフルエンザに罹ったときとおなじ辛さと説明すれば、分かってもらえるだろうか。
しかしやはり、ワクチンは打たないわけにはいかない。孤島にひとり暮らしているわけではないのだ。もうひとつ、ワクチンを打たなければ行動に制限が生じる。ジョコビッチのように、行った先から追い返されては困る。はやく好き勝手にどこへでも行きてぇな、と思う。
4時30分に寝室へと戻り、眠って6時45分に目を覚ます。体温は36.7度まで落ちたものの、いまだ体調は元に戻っていない。今日も休むこととして、コンピュータでできる当座の仕事のみ、すこしする。
午後は寝室のカーテンを巻き上げ、数時間ほども本を読む。夕食前の体温は37.0度。「何だよ、また7度台かよ」と、すこし落胆をする。それでも完全復活へ向けて、シェリー酒を、飲む。
朝飯 2種のおむすび、沢庵、ごぼうのたまり漬、長葱の味噌汁
晩飯 ポトフ、2種のパン、TIO PEPE
2022.2.11(金) 巷間言われているように
昨晩は、僕としては遅い23時に寝に就いた。二日酔いのような気分の悪さがあり、寒気もした。よっていくらかの尿意は覚えていたものの、寝室の隣にあるにもかかわらず、便所には行かないまま布団に入った。
寝台に仰向けになった僕を、大勢の友だちが取り囲んで看病している。そんな夢を観ながら目を覚ます。枕の下のiPhoneを取り出す気力もなく、まして起きようとする気勢は更に無い。体がだるい。腰が痛い。鼻が詰まっている。熱もありそうだ。
ようよう寝台から起き上がって洗面所のドアを押す。戸棚の上のデジタル時計は0時57分を指していた。目を覚ましてから30分は経っていたと思う。
応接間に続く廊下の本棚の引き出しを開け、旅行用の薬袋を取り出す。この中には、過去に処方されたカロナールがあったはずだ。それを探して食堂のテーブルに置く。カロナールは200mgのものだった。「鎮痛解熱 1回に2コ 4~6Hあける。空腹は避ける。コレは効く」と、僕のメモが貼りつけてある。体温を計ると38.2度だった。よってメモに従ってそれ2錠を、ぬるま湯と共に飲む。そして点鼻薬を噴霧し、寝室に戻る。20分ほどすると、先ほどまでの辛さは消えた。以降は浅く眠ったり目を覚ましたりを繰り返しつつ朝を迎える。
朝食は味噌汁だけにした。かなり楽になっているため、体温を測るとしかし、深夜とおなじ38.2度だった。カロナール200を2錠、服用する。寝室へ戻って10時まで横になり、食堂に来て軽食を摂る。
この日記を遡って昨年5月24日と6月14日の、ファイザー製のワクチンを打ったときの様子を振り返ってみる。1回目は副反応なし、2回目は38.1度の発熱。しかしその症状は今回より隨分と軽かった。巷間言われているように、副反応はやはり、モデルナ製ワクチンの方が強いのだろうか。6月14日にはまた、カロナール300mgを処方に従って3コ服用に及んでいた。「なんだ、だったら昼に熱が下がらなかったら、そのときには300を3発いくか」と考える。
13時の体温は38.0度。一見して「この量は無理だ」と思われたうどんを、汁を残して平らげる。おなじカロナールでも300mgのそれは、食堂のテレビ台の引き出しに見つかった。よってこれを3錠、服用する。
午後は、いつの間にか眠り入り、目を覚ますと辺りは暗くなっていた。嫁のモモ君と孫ふたりはモモ君の実家に行っているから、食堂は静かだ。鍋の厚揚げ豆腐と豚肉、そして野菜をすこしばかり食べ、早々に寝室へと戻る。体温は37.2度まで下がった。よって解熱剤は飲まなかった。腰の痛みだけはいかんともし難い。
朝飯 豆腐と菠薐草の味噌汁、杏仁豆腐、バナナ
昼飯 うどん
晩飯 厚揚げ豆腐と豚肉と白菜と榎茸の鍋
2022.2.10(木) 望むところ
新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種券は、先月14日に届いた。翌15日に日光市役所のサイトから予約ページに入ると、どの接種会場も、どの日も、選び放題だった。2回の接種を終えた人たちは、もはや危機感や切迫感には駆られていないらしい。
僕はかかりつけの耳鼻科を選択し、日本橋高島屋への出張から長男が戻っているはずの、2月10日に予約を入れた。
モデルナのワクチンは副反応が強いと、今回は人気が薄いという。それもあって「コロナといえばこの人」の尾身茂、また小池百合子都知事は意図してモデルナのワクチンを選び、その接種の様子をテレビにさらしてみせた。
今回、僕が選んだワクチンはモデルナ製で、気持ちとしては「望むところだ」である。交互接種は効果が高いと、あちらこちらの識者が言っているではないか。
予約は11時にしていたが、耳鼻科には早めに入った。接種券と問診票を受付に出すと、すぐ診察室に案内をされた。若先生による接種は一瞬で済んで「えっ、もう」という言葉が思わず口をついた。痛みを感じる間もなかった。
さて、ちまたの人の騒ぐ副反応は、どんな具合だろう。楽しみな、気持ちも、ある。
朝飯 もつ煮、菜花漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、ブロッコリーの味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」の2種のおむすび
晩飯 菠薐草と榎茸のおひたし、めかぶと松前漬けの混ぜ合わせ、ごぼうのたまり漬、沢庵、おでん、「両関酒造」の「翠玉特別純米」(冷や)
2022.2.9(水) 新世代らっきょう
「発酵デパートメントさんからメールが届いています」と、午後、事務係のカワタユキさんが教えてくれた。会社の代表アドレスに届くメールを、僕は普段は読まない。必要に際してのみ、係が知らせてくれることになっている。明日の昼のテレビで新世代らっきょうの紹介される旨が、そこには記してあった。
新世代らっきょうとは、嫁のモモ君が開発した、らっきょうのたまり漬だ。上澤梅太郎が第二次世界大戦後に創り出したそれとは異なる「山の登り方」により完成させたものだ。新世代らっきょうは、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんが主催する下北沢の発酵デパートメントでのみ販売をされ、上澤梅太郎商店には置いていない。
昼のテレビ番組の中でもっとも視聴率が高いとされているところで紹介をされれば電話は殺到し、ウェブページへのアクセスも爆発的に増えるだろう。電話に対しては「発酵デパートメントにお問い合わせください」とお答えをし、ウェブショップではトップに「テレビでご紹介いただいた新世代らっきょうは、発酵デパートメントでのみお取り扱いしています」と表示するくらいが当方のできることだろうかと考え、お茶を飲むため4階へ上がった。
そこに、日本橋高島屋での1週間の仕事をきのう終え、今日は別の方面に回っている長男から電話が入った。方法はふたつ。ひとつは僕が考えた上記。もうひとつは上澤梅太郎商店でもそれを売ることとして、急遽、その販売ページを作ること。さてどちらを選ぶか、というのが会話の内容だった。そう言われれば、やるしかないではないか。
事務室に降りて、そのことをカワタさんに伝える。モモ君によれば、新世代らっきょうの次の蔵出しは3月末だという。予定は3月末でも、お客様には4月初めとお伝えをした方が無難と、カワタさんはこれまでの経験から意見を述べる。大枠は決まった。
出先で自由の利かない長男に代わって僕が、ことの次第と新設すべき商品ページについて、外注SEのカネヒラケンジさんにSlackを通じて連絡をする。緊急の用件にて、念のためそれを電話でも伝える。4月の蔵出し分が売り切れたときには即、切り替えられるよう、6月に蔵出しする分のページも作ることを、その電話の中で確認した。
ページは夕方までにできあがった。細かいところについては、明朝までに長男が修正することとした。「丸腰で放送に臨むようなことにならず一安心」と、長男はSlackでカネヒラさんに返信をした。
「今日も暑うなるぞ」と、笠智衆は「東京物語」で呟いた。今日は寒いけれど、雪の予報の出ている明日は、忙しくなるだろう、多分。
朝飯 ベーコンエッグ、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、沢庵、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、白菜の味噌汁
昼飯 「ふじや」の野菜麺
晩飯 トマトとレタスとベビーリーフのサラダ、コーンポタージュスープ、茹でたブロッコリーと蓮根のソテーを添えたチキンカントリー、“Chez Akabane”のチョコレートケーキ、チーズ、VOSNE ROMANEE Jean Gros 1985
2022.2.8(火) 新しいカバン
先月23日、一澤信三郎帆布に商品2点を注文した。確認書と専用の払込用紙は同月27日に郵送された。代金は当日のうちに振り込んだ。「納品までに1ヶ月前後お待ちいただく場合もございます」とページにはあったものの、当該の商品つまり「手さげ H-13 小」と「ショルダー S-02 小」は本日午前に配達をされた。注文から商品の到着まで16日なら、驚くべき速さと言わなくてはならない。特に手提げの方は、特注品だったのだ。
銀行、昼食、夕食、飲み屋。とにかく少しのものを持って出かけるときには、ここ数年はゴルフのラウンドバッグを使ってきた。そのジップの部分がほころびてきたことによる、今回の注文だった。ラウンドバッグはすぐに捨てた。一澤の手提げ袋は死ぬまで保つに違いない。
「ショルダー S-02 小」は薄いだけに、肩掛けの紐を縛って短くすると、胸にピタリと張りつく。この手のバッグはモンベルの薄く軽いものを持っている。しかし丈夫さはもちろん帆布に軍配が上がる。次に海外へおもむく際には、僕はこれを、現地用としてスーツケースに収めるだろう。
朝飯 鰤大根、菜花の榎茸のおひたし、納豆、蓮根の梅肉和え、胡瓜と蕪のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と長葱の味噌汁
昼飯 「森友直売所スマイル館」で買ったオムライス、日光味噌と日光湯波のフリーズドライ味噌汁”with LOVE”
晩飯 ベビーリーフとコンビーフのサラダ、蟹と帆立貝とマカロニのグラタン、TIO PEPE、Chablis Billaud Simon 2015
2022.2.7(月) 馬鹿にならない
目を覚ますと両の手には木綿の手袋があった。きのうの夜は手に大量のメンソレータムを塗り込み、手袋をはめて寝たのだ。手袋を外すと、手にはいまだ油のベタつきが残っていた。「これじゃ何も触れねぇじゃねぇか」と考えながら起床する。
今月3日の日記に書いた理由により、目を覚ましても、枕の下からiPhoneを取りだし時刻を確かめることは、このところはしていない。起きて顔を洗いながら見た洗面所の時計は3時17分を示していた。
3日分の日記の3日目、すなわちこの2月7日の日記を書きつつ食器棚の時計に目を遣ると、時刻は4時35分。手のベタつきは完全に消えていた。自然と肌に吸収されたのだろうか。
手を保護するクリームは日本ケミファのモイスポリアホワイトが最強と、この日記にしつこく書きながら、今年はそれを使っていない。朝、それを手に塗り、ベタつきが消えるまで手を擦り合わせる、その時間が惜しいのだ。
クリームを塗らなければ手指にはアカギレが切れる。血が出ては仕事にならないからバンドエイドのキズパワーパッドを貼る。その代金が、この冬は馬鹿にならない。昨年11月からきのうまでの小遣い帳を「キズパワーパッド」で検索すると、その合計金額は23,860円と出た。
かかとのアカギレには小林製薬の「かかとちゃん」が非常に有効である。しかし僕はこの「かかとちゃん」を愛用するあまり、昨年は、アカギレは消えたものの、手強いあせもができてしまった。よって今冬はこれを使っていない。23,680円には、かかとのアカギレに貼る分も含まれているのだ。
そして今、思いついた。今夜はメンソレータムではなく、モイスポリアホワイトを手に塗って、手袋をして寝てみよう。さて明日の朝は、どうなっているだろう。
朝飯 生玉子、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、牛肉と玉葱と舞茸のすき焼き風、大根のぬか漬け、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、じゃこ、メシ、若布とシメジの味噌汁
昼飯 うどん
晩飯 もつ煮、めかぶと松前漬けの混ぜ合わせ、お好み焼き、焼きそば、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)
2022.2.6(日) かけ離れているものの
「カルダモンの香りがする」と長男の言った、正方形の断面を持つ線香は、数日前に尽きた。ひと箱あったそれはどれほど保っただろうかと、この日記に検索をかけてみた。その結果、使い初めは昨年の7月7日と知れた。つまり保ったのは7ヶ月、ということになる。
その前の、まるで竹ひごのように長い線香は1年と1ヶ月のあいだ保った。朝に供える線香の本数は2本と決めている。このことからすれば、おなじほどの大きさの箱に入った線香も、本数はまちまち、ということになる。
本棚の下の引き出しに保管した線香は、オヤジ、おばあちゃん、オフクロの、初彼岸や初盆にお供えとしていただいたものだ。それがいよいよ残りふた箱になった。線香は、来年の後半からは自分で買うことになるだろう。
二十代の前半、住んでいた甘木庵から春日通りに出て切り通し坂を下ると、天神下がちかくなるあたりの左側には金物屋と居酒屋があった。朝、その前を通り過ぎようとすると、いつも線香と味噌汁の香りが混じり合って聞こえてきた。線香と味噌汁の香りはかけ離れている。しかしその匂いの複合は、僕にはとても懐かしく感じられた。
現在、家の仏壇は応接間にあり、となりの食堂とは引き戸で隔てられている。線香を供えるのは起床の直後だから3時台とか4時台。できたての味噌汁を口にするのは6時45分ころ。線香と味噌汁の香りが混じり合って漂っていたのは二代前の家で、僕がせいぜい小学校5年生くらいまでのことだったと思う。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、めかぶの酢の物、納豆、ソーセージのトマト煮、大根のぬか漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 長葱と塩鰹のふりかけのスパゲティ
晩飯 もつ煮、沢庵、白菜と春菊と厚揚げ豆腐と豚肉の鍋、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)
2022.2.5(土) 高値の秘密
土曜日に届く日本経済新聞の、特に好きなところは読書面だ。週替わりの特集は、右上に「あとがきのあと」、右下に「半歩遅れの読書術」、左上に「この一冊」、そして中央上部左寄りのもっとも目立つところに、いかにもニッケーらしく「リーダーの本棚」が置かれている。
様々な分野で名を成した人たちによる「リーダーの本棚」には、その人の読書体験と共に、自身による短評つきで、6、7冊の愛読書が紹介される。そしてそこにはしばしば、自分も読んでみたいと感じる本が出てくる。
そんな本をインターネット上に検索すると、大抵は売り切れか、とんでもない高値が付いている。売り切れは、買い手が殺到したことによるものだろう。それでは高値については、どう考えるべきか。
1.書評欄を持つ新聞や週刊誌をいち早く取り寄せ、息せき切って書評に目を通し、そこに自分の出品している本があれば、即、その値段を高く設定し直すマメな古書店が多く存在している。
2.自店の在庫に高い需要が見こまれることを秘蔵の「古書AI」が察知し、瞬時にその本の値段を「適正値」まで自動的につり上げる。
3.「駄目で元々」と考えて、最初から高値を設定しておく。
上記の1.2.3.は僕の想像によるもので、実のところは分からない。
とうに売り切れていたり、とんでもない高値の付けられている本を、安く買う手は、しかし、ある。市場から消える前に、あるいは高くなる前に、買っておくのだ。
朝飯 納豆、めかぶの酢の物、煮奴、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と大根の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「あづま」のカツあれこれ、同大根と胡瓜のぬか漬け、沢庵、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、孫が作ったチョコレートケーキ、Old Parr(生)
2022.2.4(金) しばしお別れ
「ウワサワさんの日記は、たびたび時間を明確にしてありますね」と言われたことがある。日記が長大な歳月の日割りなら、それを更に時間割にしたがるクセが、僕にはあるのかも知れない。
旅行の記録は面白い。今はインターネットがあるから、素人のものも含めて膨大な数のそれを読むことができる。そのような中で僕を不満にするのは、時間の経過を明らかにしていないものだ。
おとといときのうは家内が日本橋高島屋に出張をしたことにより、夕食はひとりで摂った。ひとりなら飲酒活動をしながら活字を追える。おとといから読み始めた「三島由紀夫紀行文集」は、冒頭からいきり僕の興味を惹く。1951年12月25日、26歳の三島は横浜から船でサンフランシスコを目指す。以下は出発翌日の日記の抜粋。
……
千夜一夜物語の筆法によると、この船の生活は一行に尽きるはずである。
「それから私たちは、十四日の航海を経て、バグダッドに着きました」
それはバグダッドでも、われわれのように桑港でも、変りはない。船客としての航海日記はほとんど意味がない。ここには行為が欠けているから、書く価値がないのである。
……
千夜一夜物語からの引用は、正しく「時間の経過を明らかにしていないもの」だ。しかし「書く価値がない」はもちろん三島の修辞に過ぎない。紀行文「アポロの杯」はますます面白くなるはずだが、今夜の食卓は3日前に戻って賑やかだ。本読みとは、しばしお別れである。
朝飯 春菊のおひたし、「なめこのたまり炊」のフワトロ玉子、納豆、じゃこ、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、若布と長葱の味噌汁
昼飯 モンドオルチーズと柚のジャムを載せたトースト、コーヒー
晩飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、薩摩揚げの網焼き大根おろし添え、モツ煮、蕪と胡瓜の浅漬け、塩らっきょう、鯵の干物、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)
2022.2.3(木) 節分
目を覚まして真っ先にするのは、枕の下からiPhoneを取りだし、現在時刻を確かめることだ。それだけで済ませれば良いものを、ついウェブニュースのアイコンをタップしたりするから、時間を無駄にする。それが今朝は頭にあって、目を覚ますなり起床した。服を着て寝室の隣の洗面所へ行くと、腰よりすこし低い戸棚に置かれた時計は4時37分を示していた。
「忙しさにかまけて」と書けば言い訳になる。「汁飯香の店 隠居うわさわ」の、僕に科せられたコンピュータ仕事には、昨年の11月なかばから1月末まで手を着けずに来た。今日は午前の遅い時間から気の散らない4階へ上がり、入力を始める。この仕事には結局のところ、209分間を要した。2ヶ月半分を溜めては流石にまずい。これからは月締めを守ることにしよう。
節分の豆まきは、嫁のモモ君と孫ふたりがしてくれた。僕はその様子を眺めているだけで、とても楽だ。大いに有り難い。夕食は、きのうに引き続いて、ひとりで摂る。
朝飯 めかぶの酢の物、紅白なます、納豆、白菜漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と春菊の味噌汁
昼飯 きのうの鶏と人参のスープ煮のぶっかけ飯
晩飯 モンドオルチーズと柚のジャムを載せたトースト、おとといのタッカンマリをきのう洋風に作り直した鶏と人参のスープ煮を更に作り直したモツ煮、TIO PEEP、Chablis Billaud Simon 2015
2022.2.2(水) 微力
試食用の楊枝をお母さんに持参して欲しい旨の、長男からの連絡が家族の同報LINEに入っていた。送信時刻は0時5分。僕が目にしたのは4時35分だった。
起きて洗面を済ませると、食堂に出て仏壇に供えるお茶のための湯を沸かす。普段であれば、沸いた湯を仏壇用と僕用の各々の湯飲みに満たして適温まで冷ます。しかし今朝に限っては電気ポットのスイッチを入れたまま即、エレベータで1階に降りた。そして店と蔵を繋ぐ廊下の棚に、楊枝の積み上げられた紙箱を見つける。そこからひとつを取って玄関に戻り、飾り戸棚の、かならず目に付く場所に置く。
本日2月2日から2月8日まで、日本橋高島屋S.C.本館地下1階の食料品売場で「老舗名店味紀行」が催される。上澤梅太郎商店も、そちらに出店をさせていただく。長男はきのうの夕方、販売主任ハセガワタツヤ君の運転するハイエースに乗って東京へ向かった。充分に点検をしたつもりだったが、楊枝だけを積み忘れてしまったのだろう。
朝食は、いつもより早く済ませた。もとより初日と2日目は現場に立つこととしていた家内は、07:03発の始発の特急に乗るべく、自転車で下今市駅へと向かった。
これからの1週間を実り多いものにすべく、僕も微力を尽くしたい。
朝飯 納豆、紅白なます、菠薐草のソテーを添えた目玉焼き、じゃこ、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、蕪のぬか漬け、メシ、白菜と人参と牛蒡と揚げ湯波の味噌汁
昼飯 たまり漬「ホロホロふりかけ」と春菊のスパゲティ
晩飯 コールスロー、モンドオルチーズと柚のジャムを載せたトースト、きのうのタッカンマリを洋風に作り直した鶏と人参のスープ煮、TIO PEPE、Chablis Billaud Simon 2015
2022.2.1(火) これはちと強力
新品のクルマを買って、それをどこかにこすって傷をつければ、気分が損なわれることは確実だ。しかし、欲しくて堪らなかった古いクルマが予期せず自分のものになったとき、その表面にある塗装のはがれやこすれた跡は、むしろ頼もしい。それは向こう傷であり、また貫禄である。
本はほとんど古書でしか買わない。安い、ということもあるけれど、誰かが入ったあとの風呂の湯、とでも表現すべき柔らかさが好きなのだ。ヨゴレ、ヤケ、シミ、イタミ、書き込みなど、古書に特有の「難」も、まったく気にしない。
しかしながら、今回の「難」は、ちと強力だった。本は、日本ジャーナリスト専門学校という、今は無くなってしまった学校の図書室から市場に流れたものだった。裏の見返しに貼りつけられた貸出票の袋と貸出期限票、透明の粘着シートで固定されたカバーが見返しの地図を隠している。
カバーは、カミソリを使えば外せるだろう。しかし貸出票の袋と貸出期限票は、どうやら糊付けをされているらしい。参照すべき地図が見られなくては困る。とにかくこの本には、併せてインドシナの地図が必要だ。安く手に入れられれば幸いである。
朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮を薬味にした納豆、紅白なます、菜花のおひたし、たたき牛蒡、胡瓜と蕪のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、白菜と人参と牛蒡と菠薐草と揚げ湯波の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 たたき牛蒡、白菜キムチ、菠薐草のナムル風、人参のサラダ、塩らっきょう、鶏と蕪と里芋のタッカンマリ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、2種のチョコレート、Old Parr(生)

























































































































