2021.12.1(水) 新春まで
活字中毒ではあるけれど、家で本はほとんど読まない。家で読むのはほぼ、コンピュータやiPhoneのディスプレイに浮かぶ文字のみだ。なぜ本は外でばかり読みたいか。それは多分僕が本を読むという行いに、旅とおなじ非日常性を求めているからだ。本を日常に持ち込んでは勿体ない、という気持ちが頭のどこかにあるらしい。
しかしきのう11月30日の朝は、既にして書けていた28日の日記を「公開」し、29日の日記も完成させ、更には当日30日の日記にも目鼻を付けてしまった。他も含めれば日記の在庫は計7日分。時刻は5時30分。いまだ朝食には1時間の間がある。その余裕が本棚まで歩かせたのだろう、長男が貸してくれた菊池治男著「開高健は何をどう読み血肉にしたか」を1時間ほども読んだ。
今朝は雨が降っている。雨滴はときおり、南西に面した窓を叩く。風も強いらしい。外はいまだ夜とおなじ暗さだろうから、カーテンを巻き上げることはしない。荒井由実の歌でもっとも好きなのは「12月の雨」だ。
9時、きのう予約しておいたメールマガジンが一斉に配信される。「日光の美味七選」の最初のご注文をいただいたのは、9時01分19秒。本体価格1万円の限定40セットは43分間で完売した。この商品の荷作りは12月30日。健康に留意をしながら、新春まで駆け抜けるつもりである。
朝飯 納豆、酢蓮、菠薐草と榎茸のおひたし、じゃこ、蕪と胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、「なすのたまり漬」のからし和え、メシ、トマトと若布と万能葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 ちらし鮨、筑前煮、胡瓜のぬか漬け、刻みキャベツを添えたコロッケ、Chablis Billaud Simon 2015、「共働学舎新得農場」のレラ・ヘ・ミンタル、Givry 1er Cru La Brulee 2018