2021.6.10(木) 確認
朝4時28分、白い航跡により、北東から南西へ飛ぶ飛行機を認める。福島県の磐城平あたりから列島上空に入り、日光の真上を通ってそのまま行けば九州の西岸からふたたび洋上へ出ようとするその航路は、一体全体、どのような目的によるものだろう。それは民間機だろうか、あるいは自衛隊機だろうか。しかしいつまでそんなことを考えているヒマは無い。製造現場へ降りて、白衣を着る。
いつも半年分を買い溜め、冷凍庫に保管しながら使う煮干がきのう枯渇した。朝の味噌汁の出汁は、今朝より煮干から昆布によるそれへと変わった。今は、梅雨の走りに上がるという、長崎県沖の鰯を待つばかりだ。
ところで今朝の味噌汁は、昆布が持ち合わせる特有の粘性により、味噌と汁の部分が溶け合わず、不思議な見た目になった。明日はすこし作り方を変えてみよう。
来週の水曜日からは、いよいよ新宿高島屋地下1階での出張販売が始まる。終業後のミーティングでは、初日から一部の商品に品切れを発生させた2月の轍は踏まないよう、関係する各部に確認をする。
朝飯 薩摩芋とベビーコーンの天ぷら、ポテトサラダ、ウィンナーソーセージのソテー、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、ブロッコリーの味噌汁
昼飯 しその実のたまり漬、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、焼き鮭、塩鰹のふりかけのお茶漬け
晩飯 レタスとじゃがいもと3種の豆とゆで玉子のサラダ、TIO PEPE、茄子とベーコンとズッキーニとマッシュルームのスパゲティ、Chablis Billaud Simon 2015、アイスクリーム、Old Parr(生)
2021.6.9(水) 琴酒為誰携
それにしても気持ちの良い陽気だ。空気は乾き、暖かい。自転車に乗る二の腕が風を切っても、感じるのは快さのみだ。もっとも梅雨時とは思えない晴天と引き替えに、一部の作物には生育の遅れが目立つという。上澤梅太郎商店にとって重要ならっきょうも、またそこに含まれている。何とも悩ましい。
九州の宮崎は、らっきょうの大きな生産地だ。誰もが知るように、気候変動の激しい昨今は、その収穫時期を狙い澄ましたように、毎年、そのあたりを豪雨が襲う。そしてらっきょうの生産量を激減させ、価格は急騰の一途を辿るのだ。
終業後、ワイン蔵に保管した一升瓶を食堂へ運ぶ。このお酒を飲むのは19年ぶりのことかも知れない。レッテルには良寛の詩が、ある。
東山明月出
楼上正徘徊
思君君不見
琴酒為誰携
そしてその、篆書体の文字を目で追いながら、いびつな小壺に移した中味を更に猪口に注ぐ。一杯目は農耕の神に捧げるべきだろうか。今年の梅雨の穏やかなことを、祈るばかりだ。
朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、菠薐草の胡麻和え、スペイン風目玉焼き、鮭の地酒粕と日光味噌漬け焼き、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とズッキーニの味噌汁
昼飯 焼き鮭、豚肉のそぼろ、塩鰹のふりかけ、梅干のお茶漬け
晩飯 めかぶの酢の物、ポテトサラダ、トマトとキウイのサラダ、薩摩芋とベビーコーンの天ぷら、クレソンを添えた牛肉の漬け焼き、「菊姫」の「山廃仕込吟醸」(冷や)、桜桃
2021.6.8(火) 黒い絵
店の駐車場の北側に、今年の春より蟻の巣穴がふたつできた。かなりの数が活発に出入りをしながら、時には羽虫の死骸などを運び込んでいる。放置をすれば、蟻はやがてそのちかくの木の幹に入り込み、それを枯らすかも知れない。おなじ駐車場の南側にある紅葉には、実際に被害が出ている。よって今朝は、除虫菊の成分によると説明のある蟻退治の粉末を、その巣の周辺に撒いた。
しばらくして戻ると、先ほどまで何十、何百とうごめいていた蟻は、ただの1匹も見えず、巣穴の周辺は静まりかえっていた。
害虫や雑草を駆除するたび「お前たちが生きていることにより、この世は荒れゆくばかりだ」と、人間より遥かに大きな存在に人間が駆除される、そんなことを夢想する。それは子供のころより今に至るまで続く、僕の妄想である。
「美の旅人」という画文集がある。文章は伊集院静。これを本棚から取り出し、136ページからの「愚かなる者」を読む。そしてゴヤの「わが子を喰うサトゥルヌス」に、じっと見入る。
朝飯 蓮根の梅肉和え、納豆、ズッキーニと竹輪の天ぷら、玉子焼き、揚げた茄子とパプリカ、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、ごぼうのたまり漬、胡瓜のぬか漬け、メシ、揚げ湯波と胡瓜の味噌汁
昼飯 「ふじや」の冷やし味噌ラーメン
晩飯 刺身湯波、めかぶの酢の物、鶏の幽庵焼き、薩摩芋のレモン煮、胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、茄子とパプリカの揚げびたし、鰤の地酒粕と日光味噌漬け焼き、「小林酒造」の「鳳凰美田純米吟醸生酒」(冷や)、西瓜
2021.6.7(月) あたりまえ
「明後日の釣り銭の準備に手間取り」ときのうの日記に書いた。3台のキャッシュレジスターのために自分は毎日、どれほどの紙幣や硬貨を数えているのだろう。そう考えて、今朝はコンピュータに自作した「両替計算機」を操作してみた。その数は実に501枚と出た。釣り銭の準備は手間食いだ。しかし中華人民共和国などにくらべて決済手数料の高い日本では、現金でのお支払は、やはり有り難い。
消費税が3パーセントから5パーセント、5パーセントから8パーセント、そして10パーセントに上がるたび、国民や報道関係は大騒ぎをした。ところがクレジットカードや電子マネーの決済手数料については、誰も何も言わない。それは、消費者が被る経費ではないからだろう。
昼食のため自宅へ戻るときにはかならず、朝には読めない新聞を持つ。今朝の日本経済新聞の第1面には「ワクチン証明今夏に」の大きな見出しがあった。「当たり前じゃねぇか」と思う。記事の冒頭は「既に一部の政府高官らは非公式の証明書を作成し、海外に持参している。欧米などで接種履歴を聞かれるケースが増えているためだという」だ。
「ワクチン 接種証明 否定的」と試しに検索エンジンに入れてみると、僕の常識からすれば目を疑うような見解の数々が出てくる。新型コロナウイルスワクチンの接種証明書が発行されることになれば、できるだけ早く、僕はこれを手に入れるつもりである。
朝飯 ズッキーニと竹輪の天ぷら、納豆、菠薐草の胡麻和え、トマトサラダ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、しその実のたまり漬、メシ、キャベツの味噌汁
昼飯 ざる素麺
晩飯 炒土豆絲、煮卵、冷やしトマト、水餃子、焼き餃子、キンミヤ焼酎(ソーダ割り)、マンゴーとナタデココの杏仁豆腐
2021.6.6(日) 紫陽花
日曜日は平日にくらべて張り合いの度合いが高い。週の中でもっともお客様の多い日だからだ。上澤梅太郎商店の商品別販売数の半分は「らっきょうのたまり漬」が占める。それを明日、どれだけ蔵出しするかは、前日の夕刻に包装係と話し合って決める。蔵出しされたものを蔵から店に運び、冷蔵ショーケースに陳列するのは包装係と販売係の仕事だ。
毎朝、僕は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ出向き、冷蔵ショーケースを拭き、棚を拭き、商品を補充する。各々の仕事に忙しい社員には頼めないからに他ならない。道の駅から帰ると、今度は「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様をご案内すべく、事務室にて待機をする。
今日の朝一番のお客様はふた組、10名様が予約をくださっていた。そのうちの4名様は2度目のご来訪である。初見の6名様も、隠居の場所はご自分でお調べになったらしく、僕の出番は無かった。庭では花菖蒲が終わり、紫陽花が咲き始めているはずだ。
閉店は17時30分でも、それから18時までの掃除中は、店は開けておく。その30分のあいだにも勿論、お客様がいらっしゃれば商売をさせていただく。
今日は18時30分よりめかぶの酢の物と焼き鮭にて晩酌をすることとしていた。しかし明後日の釣り銭の準備に手間取り、4階に戻れたのは18時50分だった。よって晩酌は飛ばして即、カレーライスにありつく。
朝飯 マカロニのクリームチーズ煮、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、揚げた茄子とパプリカ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと長芋の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 蛸とトマトと白インゲン豆とレンズ豆のサラダ、レタスとグレープフルーツのサラダ、「マルサン葡萄酒」の「甲州百2019」、カレーライス、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、Old Parr(前割のお燗)
2021.6.5(土) 「サスガデスネ」
本日のお客様の、すべてお帰りになった頃合いを見計らって隠居へ出向く。そして床の間の室礼を確かめる。「汁飯香の店 隠居うわさわ」の花は家内が活ける。それに対して置くもの、飾るものは僕の選ぶことが多い。
その中には先ず、拾ってきたものがある。「タダで手に入って良かったですね」と言われれば「おっしゃる通り」だ。もっとも、それが落ちていそうな場所まで足を運び、更には「コレ」と感じるものが見つかるまで歩きまわる、という手間はかかる。
拾ってきたものの次は、もらったものだ。「買わずに済んで助かりましたね」と言われれば、これまた「おっしゃる通り」。ただしものをもらうとは、吉田兼好いうところの「物くるゝ友」に恵まれてはじめて成り立つ。
今朝より隠居の花は、サイトー君からもらった籠に活けてある。「カゴは気持ち悪くなるほど持ってるの。これ、隠居の床の間に似合いそうだから」と、何やら由緒のありそうな、艶やかなそれをサイトー君は昨年のある日、僕の目の前に差し出した。
サイトー君とは大昔に書いた「サイトー君のメルセデス」のサイトー君である。サイトー君のくれた籠を、僕はひと目で気に入った。「サスガデスネ」と思う。
朝飯 牛肉と牛蒡のすき焼き風、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、生玉子、茹でたブロッコリー、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、オクラの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、生のトマト、南瓜の煮付け、肉団子鍋、芋焼酎「妻」(前割のお燗)
2021.6.4(金) 朝の仕事
早朝に製造現場へ降りての仕事は、毎日あるわけではない。飛び石のように休みの入る週もあれば、毎日つづくこともある。その仕事をうっかりし忘れた日が、1週間ほど前にあった。
「明日の朝、これこれをしてくれ」とは、前日の夕刻に社員より言われる。「はい」と返事をしただけでは片手落ちだ。その場でiPhoneの時計に警告音を設定しなければならない。
朝は4時台、運が良ければ3時台に目を覚ます。早く起きながらなぜ警告音が必要かといえば、この日記を書くことや本を読むことに時を忘れるからだ。「うっかり」は大抵、iPhoneがウンともスンともいわなかった日に起きる。
食器棚に置いたiPhoneがコオロギの啼くような音を発する。それに「おぉ」と気づいて今朝も、ディスプレイとキーボードのあいだを行ったり来たりしていた視線を上げる。そしてそそくさと席を立つ。
製造現場から戻って食器棚のメモに気づく。今日は金曜日。「週末、店の釣り銭は、今の在庫で間に合うだろうか」と、その脇に置いた金庫の扉を開ける。「まぁ、大丈夫だろう」と、その扉を閉じる。味噌汁の具は、今朝は何があっただろう。
朝飯 巻湯波の淡味炊き、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、牛肉と牛蒡のすき焼き風、トマトサラダ、なすのたまり漬と茗荷の酢漬け、メシ、豆腐とアスパラ菜の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 マカロニのクリームチーズ煮、トマトのすり流し、キャロットラペと茹でたブロッコリーを添えたビーフシチュー、Chateau Lalande Borie 1985、ケーキ、Old Parr(生)
2021.6.3(木) 万事簡略化
会社の宴会は、新年会、花見、夏期繁忙期前、年末繁忙期前の、年に4回を開いて30年ほどになる。使う店は、そのときどきでいろいろと変わった。
男子社員は、ほぼ何でも食べる。一方、女子社員には偏食が目立つ。以前は肉と魚の双方を受けつけない者がいた。生ものが食べられない、という者は今でも複数がいる。香り野菜はセロリから大葉までほとんど無理、という者も複数。そういう人は、インドシナにでも行けば一発で頓死だろう。
冗談はさておいて、現在は、新年会は焼肉屋、残りの3回は家内の手料理と、ほぼ定まってきた。その、会社の宴会を中断させたのが、言わずと知れた「コロナ」だ。
永年勤続表彰は毎年、花見に合わせてしてきた。一昨年は事務係のカワタユキさんの10年の表彰を隠居で行った。昨年は製造係のイトウカズナリ君が20年で、この表彰状は事務室で手渡した。そのときには、世に現れたばかりの「コロナ」が1年以上も収束せず、却って蔓延の度を強めるとは考えもしなかった。今年は製造係のタカハシアキヒコ君が勤続20年で、その表彰も、やはり事務室でせざるを得なかった。
僕は社員と摂る食事が好きだ。「早くまた、やりたいよなー」と、心の底から思う。
朝飯 納豆、菠薐草のおひたし、温泉玉子、ウインナーソーセージとキャベツのソテー、生のトマト、スナップエンドウの淡味炊き、ごぼうのたまり漬、メシ、ブロッコリーの茎の味噌汁
昼飯 トマトのすり流し、「醍醐」の「京風ちらし寿司」、巻湯波とキヌサヤの淡味炊き、豆腐とお麩とアスパラ菜の吸い物、なすのたまり漬と茗荷の酢漬け、しその実のたまり漬と塩もみ胡瓜、いちご
晩飯 カニかまとアスパラ菜のマヨネーズ和え、なすのたまり漬と茗荷の酢漬け、しその実のたまり漬と塩もみ胡瓜、お多福豆、巻湯波とキヌサヤの淡味炊き、豆腐と鶏挽き肉の真薯、「山本酒造店」の「天杉山廃純米吟醸」(冷や)
2021.6.2(水) 朝鮮の小壺
カーテンが降ろされているにもかかわらず、目を覚ますと部屋の中は既にして薄明るかった。時刻は04時01分。良い季節になったものだ。
「19時から7時までのあいだは必ずヘッドライトを点灯せよ」という法律上の決まりが、シンガポールにはあった気がする。赤道のちかくでは春夏秋冬、日はおなじ時間に昇り、おなじ時間に沈む。天文に詳しい人には嗤われるだろうけれど、毎日が夏至、という場所がどこかにないか。あれば住んでみたい。
と、ここまで書いて「2021年 夏至」と検索エンジンに入れてみた。すると「毎年6月21日から7月7日ごろ」と、それが2週間にも及ぶという解説を目にして一驚を喫した。二十四節気のうち夏にかかるものは6つ。夏至はその4番目にして立夏と立秋の真ん中と、そのページは教えてくれた。無知蒙昧とは自分のことと、深く認識をする。
ところで今日は、玄関に置いた朝鮮の飾り箪笥から朝鮮の器を食堂に運び、洗っておいた。初更、それらの器で晩酌を始める。徳利だか花瓶だか知れない小壺が、猪口に注がれた日本酒が、いまだ明るい空を映して青味を帯びている。つくづく、良い季節になったものだと思う。
朝飯 納豆、スナップエンドウの粟味炊き、キャベツとソーセージのソテー、南瓜のサラダ、鰯の梅煮、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、メシ、揚げ湯波とトマトと小松菜の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のスーラーメン
晩飯 めかぶの酢の物、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、冷蔵庫のペットボトルに入っていた謎の日本酒(冷や)、冷や奴、鯛の煮付け、牛肉のすき焼き風、パイナップルケーキ、Old Parr(生)
2021.6.1(火) その日を待つ
「この指では鮨が食えねぇ」と、冬のあいだはしばしばじっと手を見る。石鹸で頻繁に洗うことに加えて、妙なはやり風邪が世に出現するはるか以前から、僕は手をアルコールで消毒することを好んできた。そのため冬は、手指のアカギレに絆創膏を巻いていることが多いのだ。
5月13日の、おじいちゃんの祥月命日に供えた花を見まわるためお墓へ行ったのは、いつだっただろう。花は如来寺の係により片付けられていたから、仕事は花立てを洗うだけで済んだ。その際に、濡れた手を手拭いで拭くことを面倒がったところ、指にはまたまたアカギレができた。その結果としての、季節外れの絆創膏、である。
緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置の出されている地域の飲食店は特に、思い通りの営業ができなくなっている。そんなお店の中に、毎日、飽きることなく美味そうな画像と共に、近況を報告し続ける鮨屋や蕎麦屋がある。「食べに行きたいな」とは思うが現在、それらの店は酒類の提供を止めている。
延長に延長を重ねて結局のところ2ヶ月にも及ぶことになってしまった規制は、果たして6月20日を以て明けるのか、どうなのか。兎に角、濡れた手はすぐに拭いて、その日を待つことにしよう。
朝飯 紅白なます、菠薐草と榎茸のおひたし、納豆、玉子焼き、ズッキーニと竹輪の天ぷら、スナップエンドウの淡味炊き、ナスとパプリカの素揚げ、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と小松菜の味噌汁
昼飯 スパゲティ
晩飯 菠薐草の胡麻和え、鰯の梅煮、南瓜とうずら豆の炊き物、スナップエンドウの淡味炊き、豚とシメジの生姜焼き、芋焼酎「妻」(前割のお燗)、苺のゼリー寄せ、Old Parr(生)