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清閑 PERSONAL DIARY

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2024.4.22(月) 真似をしないことのひとつ

「6月のタイ行きでは、これまでのポロシャツをTシャツに替えるかも知れない」と、きのうの日記に書いた。

「肝心なとき、肝心な場所では白いシャツを身につけるべし」と「サバイバル時代の海外旅行術」に高城剛は記している。この場合のシャツとは襟付きのそれを指すものと思う。それではなぜ僕は今回、襟付きのシャツを廃してTシャツに替えようとしているのか。

もっとも大きな理由は荷物の容量を減らすためだ。もうひとつは、上記の書籍が世に出た2009年から15年を経た今、世界的IT企業の代表、それは主にアメリカ人だが、彼らによってTシャツが公の場の服装として広く認知されたことによる。僕は南の国では汗への対策としてスカーフを巻く。それがあればシャツに襟があるか無いかは分からなくなる。それもまた、襟付きのシャツをTシャツに替える理由のひとつには成り得る。

疑問なのは前述の、アメリカの世界的企業の代表が嚆矢かどうかは不明ながら、Tシャツに背広型の上着を重ねる着こなしである。あれでは上着の襟の内側が汚れてどうしようもないのではないか。だから僕は真似をしない。


朝飯 トマトのサラダ、若竹煮、煮奴、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリの辛子和えピータンあんかけ焼きそばチャーハン麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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2024.4.21(日) 変わらないのは

きのうの日記の最上部に置いた画像は、1982年の春、カトマンドゥの雑踏で見知らぬ人にカメラを預け、撮ってもらったものだ。服装は下からアディダスの青いスニーカー、木綿の靴下、リーバイスの501を切り落とした半ズボン、トップサイダーの白い半袖Tシャツ、紺色のスウェットシャツ、赤いウインドブレーカーだ。

いまだ寒い時期のカトマンドゥには朝に霧が出る。その霧は日が昇るにしたがって消え、気温も上がる。郊外を歩くうち暑さを覚えて脱いだウインドブレーカーを腰に巻き、スウェットシャツも脱いで首に巻き、そうして写真の姿になった。

現在、旅に出るとき身につけるものは、靴こそトリッペンの革製に変わったものの、紺色のズボンにユナイテッドアスレの白いポロシャツ、ユニクロの紺色のセーターにパタゴニアのオレンジ色のウインドブレーカーだから、42年前とほとんど変わっていない。ことほど左様に男の服とは時代の変化に影響を受けない。あるいは変わらないのは僕だけのことだろうか。

ここ20年ちかくは、旅に出る前に必ず、日ごとの服装を決める。一番の目的は、荷物を減らすところにある。6月のタイ行きでは、これまでのポロシャツをTシャツに替えるかも知れない。


朝飯 若竹煮、納豆、生玉子、牛蒡と人参のきんぴら、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 “FRYING GARDEN”のマッシュルームサラダ爆弾ハンバーグ(キングサイズ)デカンタの赤ワイン


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2024.4.20(土) 欲しいのはむしろ

“SALEWA”のサブアタックザックを背負って南の国を歩いていた半世紀ちかくも前には、日本円は何が何でも米ドルの現金または旅行者用小切手に替えた。その癖が抜けないまま、2010年に米ドルを買った。為替は1ドルあたり91円だった。それがいまだ1,034ドル残っている。

町内役員の、親睦旅行の積立金が「コロナ」により使われないまま貯まっていることを今年1月7日の日記に書いた。そのお金は2月25日の役員会の席上、会計係の僕から各自に返した。僕には4年分の144,000円が戻った。

上記の1,034ドルと144,000円を仮に現在のレートでタイの通貨に替えれば71,535バーツ。これに手持ちの6,057バーツを加えれば77,592バーツになる。

僕はタイでは、お金はあまり使わない。滞在する場所は田舎が多い。田舎の物価は首都よりよほど低い。宿泊代を除けば1日に必要なお金は1,000バーツに満たない。それに対して現金残高は「仮に」にしても77,592バーツもある。

これを使い切るには、超高級ホテルでの宿泊、夜遊び、買い物、飲み食いに加えて「徐々に減らす」の5つが考えられる。

「超高級」は、それはおろか「高級」も僕の経済観念に合わない。夜遊びは極端な早寝早起きによりできない。買い物は家の中のものを増やすから気が進まない。飲み食いについては、首都には蕩尽できる場所が星の数ほどあるものの、僕の楽しみはもっぱら庶民的なところにある。結論としては「何度もタイへ足を運んで徐々に減らす」になるだろうか。欲しいのはお金よりも、むしろ時間である。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、マカロニサラダ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 チーズとオリーブ、TIO PEPE、2種のパン蛸とマッシュルームとベビーリーフのスパゲティChablis Billaud Simon 2018


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2024.4.19(金) とにかく何だか忙しい

「忙しいという字は心を亡くすと書く」とは、良く耳にすることだ。別段、心を亡くしているとは思わないものの、とにかく何だか忙しい。忙しくなると、仕事以外のメールに返信ができなくなる。料金を払って配信を受けているメールマガジンが読めなくなる。役所などから求められている資料のうち、喫緊ではないものには手が着けられなくなる。仕事においては、日常の定形作業以外はできづらくなる。こういうときに先ずすべきは事務机の整理整頓、という考えが浮かんでも、それもできない。しかし日記だけは書ける。理由は不明。

今週の火曜日に、日光市の南西に位置する鹿沼市へ行った。既にして新緑が始まっていた。「すこし南に下っただけで、随分とちがうものだな」と驚いた。ところが3日後の本日、春日町の交差点から会津西街道をすこしばかり北上すると、2キロメートルほど先に望める茶臼山は一面の新緑だった。この山の直下にあった日帰り温泉が「3.11」を機に閉まってしまったことは、つくづく惜しい。

もっとも日光市の日帰り温泉は、他にもいくつもある。これから日光へ遊びに来ようとしている人は、渋滞に閉じ込められること必定の黄金週間は避けて、ぜひ、今のうちか、連休の後に日程を調整してみて欲しい。露天風呂は秋にも冬にも良いものだけれど、新緑の時期が一番と、個人としては感じている。


朝飯 小松菜のソテーを添えたベーコンエッグ、マカロニサラダ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菜花と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 オリーブを添えたカプレーゼパンチーズブロッコリーのソテーを添えたビーフステーキCLOS DU MAROUIS 1986、いちご


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2024.4.18(木) 修理、修復、模様替え

服はできるだけ着たくない。着なければならないなら、できるだけ枚数を少なくしたい。だから冬からの脱出、そして春の到来は嬉しくて仕方がない。冬が嫌いなのではない、服を重ねることが好きでないのだ。僕の理想の服装は腰巻き1枚、である。

隠居の巽に面した門の脇戸が、年月を経てひどく傷んでいた。特に地面に最も近い部分は腐り落ちて、猫なら難なくくぐれるほどの隙間ができていた。きのうはそれが檜の新品に交換され、今日は防水成分を含む塗料で塗られた。念には念を入れて、明日も重ね塗りが施されるという。

屋内では、1980年代はじめの大改修以来、為されていなかった畳替えが続いている。先週は「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様のための八畳と六畳の畳が一新された。そして今日は帳場の六畳、その奥に続く六畳の個室「杉の間」、そして玄関の一間半を除く廊下の畳が敷き込まれた。玄関と床の間の畳も、5月の連休までには新しくなるに違いない。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」の、3月からの室礼は気に入っているものの、そろそろ替えるべき時期が来ている。今が最盛期の枝垂れ桜に新緑が目立ってきたら、床には今井アレクサンドルの「ガーベラ」を掛けよう。床脇には文殊菩薩を戻す予定にしている。


朝飯 小松菜のおひたし、玉子焼き、納豆、牛蒡と人参のきんぴら、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と菜花の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ボルシチベビーリーフのサラダパン其の一パン其の二パン其の三グリーンアスパラガスのソテーを添えたポークソテーバルサミコソースChablis Billaud Simon 2018


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2024.4.17(水) 人の興味のおもむくところ

町内の2023年度の決算の、監査の日が今週の土曜日に迫っている。きのうはそれに備えて、仕事の合間に”flow”の部分を完成させた。僕の使っているソフトウェアはエクセルや一般の会計ソフトではなく、自作のものだ。よって資金繰り表から勘定科目ごとに小計を算出する方法などに興味を持つ人は日本国内に15人ほどしかないだろうから割愛をする。

とにかく決算書の上半分、つまり”flow”の部分を完成させ、その次期繰越の金額と資金繰り表の残高を照らし合わせると、それは1円の差もなく一致をして思わず「ピッタリ」と声が出る。しかし考えてみれば、そのふたつの数字が一致をするのは当たり前のことだから、実際には一声を発するほどのことでもないのだ。

決算書の下半分は”stock”で、町内名義の預金通帳の残高の羅列になる。会計においてもっとも興味深いのは僕の場合、資金繰り表である。しかしシバザキトシカズ副会計によれば、人が最も関心を寄せるのは”stock”だという。なるほど、そう言われてみれば、そのような気もする。

いずれにしても、決算書は金曜日までには難なくできあがるだろう。昨年はよくもまぁ、この時期に10日間もタイへ行けたものだと思う。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、マカロニサラダ、納豆、めかぶの酢の物、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と菜花の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「和光」のお通しのお通しの菠薐草のおひたしと山椒煮おなじく蕗のとう煮ポテトサラダ焼き鳥、麦焼酎「吉四六」(お湯割り)


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2024.4.16(火) 中継

目を覚ましたのは11時23分。きのう20時に就寝をしたからとはいえ、いささか早すぎる。しばらくしてふたたび枕の下からスマートフォンを取り出すと、時刻は0時39分になっていた。1時間ほどは眠れたらしい。

2時52分に事務室に降りて灯りを点け、シャッターを上げる。衛星放送のアンテナを備えた車両は3時8分に到着した。脇の駐車場へは長男が案内をした。4階へ上がってその旨を家内に伝え、ふたたび事務室に戻る。

テレビ朝日の朝の情報番組「グッド!モーニング」が天気予報の中継場所として隠居を使う話はおととしの秋ごろからいただいていた。しかし昨年は局の日程と、庭のほぼ真ん中にある枝垂れ桜の開花時期が合わず、お流れになった経緯があった。

台本の読み合わせは4時からとのことにて、3時55分に隠居の柴折り戸を押す。「汁飯香の店 隠居うわさわ」の裏手では、染井吉野を撮るためのテレビカメラ2台が既に準備されていた。勝手口から屋内に入り、廊下を伝って座敷に回る。打ち合わせはほとんど、現場監督と長男のあいだで終わりつつあった。6時までに2度の調理を必要とされている家内は白衣に着替えて厨房に入った。

1回目の本番は5時28分から。予報担当の依田司さんは台本にある200文字ほどを、よどみなく伝えていく。大した仕事ぶりである。

6時20分に自宅4階へ戻り、テレビを点ける。台本にある6時28分より早く始まった3回目の中継を確認してから店に降りる。そして天気予報に挿入する映像のため4時前に開け店を閉め、ふたたび隠居へ行く。

4回目の中継が無事に終わった7時25分に事務室へ戻り、出勤する社員のため7時40分にシャッターを上げる。テレビ局の一行12名は、2台の車に分乗して8時すぎに去った。明日の中継はどこからだろう。

9時をすぎたところで長男が運転するホンダNボックスに乗り、鹿沼の取引先へ行く。日光の南に位置する鹿沼では、既にして新緑が始まっていた。会社には11時30分に戻り、以降は通常の業務に従う。


朝食 「汁飯香の店 隠居うわさわ」のまかない
昼食 にゅうめん
夕食 「和光」のお通しの若竹煮鰹の刺身のたたき風赤魚の粕漬け、麦焼酎「吉四六」(お湯割り)、家に帰ってからのエクレア、Old Parr(生)


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2024.4.15(月) 具だくさんの味噌汁さえあれば

「10分で準備できる頑張らなくても美味しい朝食」という動画を2022年5月14日から2023年9月24日までのあいだTikTokに上げ続けた。その数を改めて数えたところ、計62本に上っていた。動画の目的は「和食による朝食は、案外、簡単にできるものです」ということを伝え、それを実践していただくところにあった。中断をしたのは、寄せられるコメントを読みつつ暖簾に腕押しの感を覚えたからだ。

「ばばば」というハンドルネームの方から、その動画を復活させてくれとコメント欄で頼まれたのは、今年1月13日のことだった。僕の求めるコメントは「再開してください」ではなく「私もその朝食を始めてみました」である。しかしまぁ、その「ばばば」という名は頭に刻まれた。

それから3ヶ月を経てようやく、今朝は腰を上げた。常備菜があれば一汁三菜でも四菜でも簡単にできるところ、今朝は「具だくさんの味噌汁さえあれば」ということで、一汁ゼロ菜の朝食を整えてみた。編集は外注SEが担う。ウェブ上に上げられるのは、1週間から10日、あるいは2週間ほど後のことになるだろう。


朝飯 なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、蕪のぬか漬け、メシ、ブテチゲ風味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリの辛子和えピータンエビ玉エビとチャーシューのチャーハン麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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2024.4.14(日) ナホライ

上澤梅太郎商店は、土曜日は平日の倍、日曜日は3倍、忙しい。しかし世間の大多数はお休みだから、多くの催しはこの2日間を選んで行われる。それが当方にとってはなかなか辛い。

消防車および詰め所の清掃や点検に8時30分から出ていた長男は、その仕事を早退して10時30分に戻ってきた。それと入れ代わるようにして僕は手袋をし、脚立を抱えて町内の公民館へ行く。2週間前に張り巡らせたお祭のための注連縄を、今日は外すのだ。僕は主に、日光街道に沿ったそれを、地区委員のタノベタカオさんとふたりで外した。他の場所についてはそれぞれの役員が外してくれている。公民館の祭壇はまた別の役員により、片づけられたことだろう。

各々の奉仕から上がった役員は次々と蕎麦の「やぶ定」に集まり昼食を摂る。会計係の僕は、支払いは後ほどする旨を店主のワガツマカズヨシに伝えて、いち早く会社に戻る。

日曜日の閉店後は、月曜日からの売上金をひとまとめにして、あらためて集計をする。よって事務室には、いつもより長く居残ることになる。それを18時25分にようよう終えて、町内役員の直会の場所へと自転車で急行する。


朝飯 めかぶの酢の物、生玉子、納豆、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とブロッコリーの味噌汁
昼飯 「やぶ定」の冷やしたぬき蕎麦(大盛り)
晩飯 「やまだ宴楽」のあれやこれやそれや、他あれこれ、「アサヒビール」の芋焼酎「金黒」(お湯割り)


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2024.4.13(土) 5年ぶり

事務机の左手に提げたカレンダーには「8:45 神社」との覚え書きがある。忘れてはならない予定である。それを頭に置きつつ8時より朝礼。続いて道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場の掃除と納品。店に戻ると「汁飯香の店 隠居うわさわ」に8時30分のご予約をされたお客様が、いまだ門を開けていない隠居から戻っていらっしゃったためご挨拶をし、そのお客様は駐車場を掃除中だった長男が、ふたたび隠居へご案内した。

8時35分に戻ってきた長男に店番を托し、4階へと上がる。そして白いシャツを着てここ数年は使っていなかったネクタイを締め、紺色の上着を着て瀧尾神社へ向かう。

宮司の一団、今年の当番町である東町の大人から金棒曳き、稚児まで、各町内の自治会長、神社総代、神社世話人、責任役員のほとんどは、既にして境内に集まっていた。昇殿は9時。

瀧尾神社のお祭りは、新型コロナウイルスが蔓延し始めた2020年から昨年までは、最小限の人を集めて催されてきた。それが今年からは前述の人たちが参集し、祭主一拝から開扉、献饌、祝詞奏上、玉串奉奠と、元の式に戻された。5年ぶりと思えば感慨も深い。

渡御の行列は10時の出発。直会では責任役員を代表して、僕が挨拶をさせていただいた。社務所に腰を落ち着けての直会も5年ぶりとあれば、お酒も1合と少々はいただいたような気がする。来賓との歓談を経て会社には正午前に戻った。

4階で普段着に着替えつつテレビを点ける。今日の昼には、先月5日に取材を受けた旅番組が放送される。映し出された場面は「随分と手前」のところだったため、一旦、事務室に降りてふたたび4階へ上がる。芸能人など顔の知れた人たちが上澤梅太郎商店を訪れる場面は12時45分から始まった。その様子を最後まで観て仕事場に戻る。


朝飯 トマトとブロッコリーとウインナーソーセージのソテー、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のピリ辛メンマチャーハン、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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