2026.10.23(金) 炭色のネクタイ
先月13日の日記に書いた事情により、その後の画像はiPhoneにデフォールトのカメラで撮ることになって、色調は著しく冴えなくなった。その冴えの無さはタイを旅しているあいだも続き、今月8日にようやく旧に復した。その25日間の画像を、きのう習得した技術により見栄えのするものに修復することは可能だろう。しかしそれをしている時間はいかにも惜しいから、そのままにしておくことにする。
ところで一昨日からの、脆弱性を帯びたPHPを外敵から守るために施された緊急メンテナンスにより、上澤梅太郎商店が用いているメールシステムのパスワードも一新をされた。それを事務室のほとんどすべてのコンピュータに再設定すべく、外注SEのシバタサトシさんは、朝礼の始まる8時より前に会社に来てくれた。大いに有難い。きのうから今朝にかけてのシバタさんは、あちらこちらからのSOSを受けて、寝る暇もない忙しさだったらしい。
コンピュータに関することから離れれば、9時、10時、11時と、1時間おきに異なる取引先と応対をした。またその合間には銀行へも行った。だから午前中は、ほとんど席の温まる暇もなかった。
夕刻は、明日に運動会を控えた今市小学校の準備から戻った長男に店に入ってもらい、僕は4階へ上がる。そして糊の効いた白いシャツに炭色のネクタイを締め、濃い紺色のスーツを着る。
瀧尾神社の社務所は明治32年に建てられた築127年のもので、老朽化が甚だしい。これを、場所を変えて新築する件につき、今日は各町内の自治会長および神社総代に諮る会議が18時より拝殿で開かれることになっていた。
会議は予定通り始まり、僕は奉賛部長として挨拶、また2、3のご説明をさせていただく。社務所を新しくするについては、本日お集まりの方々の賛同を得られることができて、ひと安心をした。しかし本番はこれから、である。
既にして真っ暗になった参道を辿って一の鳥居をくぐる。三季用のスーツでは寒さを覚えるほどのところまで、気温は下がったらしい。
朝飯 鮪の角煮、スクランブルドエッグ、納豆、厚揚げ豆腐と小松菜の煮物、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、ズッキーニと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとベビーリーフのサラダ、ブロッコリーとエリンギのソテーを添えたポークソテー、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、「齋彌酒造店」の「雪の茅舎純米吟醸」(燗)
2026.10.22(木) 墨東の東ふたたび
PHPの持つ脆弱性への対応のため、世界中の多くのサイトが「緊急メンテナンス中」となる事態が発生した。上澤梅太郎商店では、昨朝のテレビ放映のお陰で需要が盛り上がっていたところ、同日の18時からはウェブページが閲覧できなくなった。
今朝は、既にして完成している10月20日の日記を公開するようClaude Codeに命じたものの、公開された筈のページは見られない。8時30分には、きのうの続きがふたたびテレビで放映されることになっている。しかしそれにより喚起されるだろう需要も、今日はウェブショップで承ることはできなさそうだ。
もっとも、動的htmlの脆弱性については長く取引のある担当者から指摘をされていたため、僕のこの日記においては今年の8月からWordPressを離れて静的htmlに移行をしていた。環境の変化への対応は面倒ながら、今回の騒ぎには巻き込まれずに済んだ。長男が書いている「梅太郎通信」においてもまたしかり、である。
きのう発表されたPHPの重大な脆弱性に対しては、高市早苗首相も「大至急」の対応を求める異例の発信をしたようだ。しかし僕にできることは何も無いから、下今市07:45発の上り特急に乗る。
「WordPressからはできるだけ早く離れるべし」と示唆した前述の担当者に、今日はClaude Codeによる画像の色調補正について、教えてもらいに行く。「そんなことはリモート会議でもできるだろう」と言われれば、技術的に込み入ったこと、見た目に関することのやり取りにリモートを使うことは、僕は好きでないのだ。あれはまるで、靴の上から足の痒いところを掻くようなものではないか。
墨東の、更に東の駅前の喫茶店には約束の時間の10分前に着いた。担当者は僕に10秒ほど遅れて店に入ってきた。今日の席は、前回9月3日の、寒くて仕方のなかったところは避けて、通りに面した窓際にした。そして先ずは担当者に言われるままの方法を試し、次は僕の考えた方法を試す。そしてある程度の成果を確認して後は、現在の僕の日記の見た目をもう少し締まったものにするための相談をする。
墨東の更に東から都心に戻る列車はこれまた冷房が効きすぎていて、ショルダーバッグからウインドブレーカーを出して羽織る。冷えた体は台東区内の銭湯で温めた。
夕刻には湯島にいて、天神下で飲酒活動をする。そして一昨日とおなじ時間の下り特急に乗って、21時すぎに自宅へ戻る。
朝飯 細切り人参の胡麻油炒め、揚げ湯葉の甘辛煮、目玉焼き、切昆布の炒り煮、大根と胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚湯葉と若布と茗荷の味噌汁
昼飯 「ドトール」のチーズトースト、コーヒー
晩飯 「シンスケ」のお通しのこんにゃくの田楽、他あれこれ、「両関酒造」の純米酒(燗)
2026.10.21(水) 油断は常にできず
年間53万人が訪れる道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で口コミ調査をしたところ「日光みそのたまり漬」を推してくださる方が圧倒的に多かった、という結果を受けて、先月の下旬にテレビの取材を受けた。その放映が今朝はあって、2回線ある電話は開店の直後から鳴りっぱなしになった。受注するのは事務係のカワタユキさんとツブクユキさんの2名。しかし電話を受け続ける限り、彼女たちは他の仕事ができない。よってそこに嫁のモモ君も加わる。
ウェブショップはウェブショップで、こちらにも注文が殺到している。そして午前のうちに、本日の受注分は22日、23日、24日の3日に分けて出荷することを決め、カワタさんはその旨を会社の電子会議室に上げた。
放映の始まる8時30分は開店時間に重なっていたから、僕はそれを、モモ君が電子会議室に上げた動画で確認した。道の駅でマイクを向けられた二組のうち、最初のご家族連れは、観光のお客様だろう。次の女性は地元の方と思われる。どこかでお目にかかる機会があれば、丁重にお礼を申し上げたいところだ。
15時に、本日3回目の検品と納品のため道の駅へ行く。朝のうちはそれほどでもなかったものの、午後に入ると急速に商品が売れ出したらしい。よって在庫の少なくなっているものをメモに残してその場を去る。帰りがけには如来寺のお墓に寄り、10月15日の、オフクロの祥月命日に供えた花の水を、またまた替える。
メモに従って用意された商品を、今度は17時すぎに道の駅の売り場および裏手の冷蔵庫に充実させる。テレビの放映は明朝にもあるとのことだから、油断はできないのだ。
朝飯 鱈子、揚げ湯葉の甘辛煮、梅干、秋刀魚の梅煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、雑炊
昼飯 にゅうめん
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダ、チーズオムレツのカレーライス、ドライマーティニ
2026.10.20(火) 大名物
少年易老学難成。いまや少年ではないけれど「学難成」はいまだ続いている。よって「すこし早いかな」とは感じたものの、起きてしまう。食堂の食器棚の電波時計は3時25分を指していた。泥縄ながら、おとといの日記、そしてきのうの日記をどうにかしたら、以降は漢詩の予習を少しでもしたいからだ。
下今市07:45発の上り特急を浅草で地下鉄銀座に乗り換えて、先ずは新橋へ行く。特急の中から予約した床屋には、予想より10分ほど早く着いた。今日の床屋は空いていて、結果からすれば、予約の必要は無かった。しかし僕は、この床屋にはほとんど予約をしてから出かける。予約に必要な600円は、安心代である。
次は新橋から京橋に移動をして、モンベルで時間を調整する。衣類はすっかり冬物になっていた。そこから昼食を挟んで日本橋。丸善の2階には欲しい本がたくさん目につく。しかし読む速度を勘案すれば、あれもこれも、というわけにはいかない。
京橋から日本橋までは歩けても、日本橋から三越前までは銀座線に乗る。そして三井記念美術館で「館蔵の茶碗100撰」を観る。大名物はもちろん立派なものではあるけれど、それよりもむしろ、それらが作られたところから今に至るまでの記録の残っていることに圧倒をされた。
美術館から神田までは歩き。神田から御茶ノ水までは中央線。漢詩の教室へ行くときには、聖橋は、秋葉原を臨む側を渡るべし。そうすれば湯島聖堂へは、江戸明治期の石段を降りるだけで達することができる。
今日の教室は、僕が予習したところのすこし手前から始まったから助かった。そして授業の内容は、いよいよ佳境に入ってきた。これからは、ますます楽しくなってくだろう。
夕刻に日本橋へ戻って飲酒活動。そこから銀座線で浅草へ行くと、次の下り特急が出るまでには30分以上の余裕があった。よって日ごろのお礼を観音様に申し上げる。
帰宅は21時15分。入浴をして即、寝室に入る。
朝飯 細切り人参の胡麻油炒め、切昆布の炒り煮、秋刀魚の梅煮、揚げ湯葉の甘辛煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ茄子と小松菜と万能葱の味噌汁
昼飯 「上島珈琲店」の昼のセットのサラダ、BLTチーズサンド、コーヒー
晩飯 「ふくべ」のあれや、これや、それや、他あれこれ、「菊正宗酒造」の「菊正宗樽酒」(燗)
2026.10.19(月) いまだ読んでいない本
「アニメーションより活字の方が好きだ」と、先日、孫のリコが言った。「自分も子供のころからそうだった」と、即、同意をした。いわゆるパラパラ漫画が動画になったときには、それは驚くべき新技術と、喝采と興奮を以て世に受け入れたのではなかったか。しかし新技術より旧技術の方を面白く感じてしまうということは、他にもたくさんありそうだ。
いま山手線のようなロングシートの列車に乗ると、まず6人中の5人はスマートフォンを眺めている。僕のような、文庫本を開いている人間は旧人類なのだろうけれど、動画を眺めるより活字を追う方が楽しいのだから、仕方がない。
活字を欠いては生きていけない。というのはまったくの嘘で、水と食べ物さえあれば、僕は生きていけるだろう。しかし人生の楽しみのうちの大きな部分が霧消してしまうことは確かだ。
明日は列車に数時間は乗る。読みさしの本はない。そういう次第にて、応接間から盲腸のように延びた廊下の棚に未読の本を探す。
僕は活字中毒ではあるけれど、図書館は使わない。理由は多分、以下の3つと思う。
1.いまこの瞬間に読みたい本が図書館にあるかどうかは分からない。多分、無い。
2.その本を読み終えるまでにどれほどの日数がかかるかは分からない。しかし図書館で借りた本は、期限付きで返さなければならない。
3.本は飲食をしながら読むことが多い。よってそれを汚してしまうことが多々ある。
そしてようよう関川夏央の「昭和時代回想」を選び、持ち運びに不便なカバーを外す。何十年前に買ったか不明の文庫本だが、その背表紙を目にした途端、読みたい気持ちが勃興したのだ。
そして「しおり」が挟まれているかどうかを調べるため左の親指でページを滑らせていくと、221ページが半分に折られていた。これは僕が、覚えておくべきことの書いてあるページを保存するための行いで、とすれば僕は、この本を1回は読んだ、ということになる。
しかし問題はない。僕は、本の内容は、読むそばから忘れてしまうからだ。そしてこの「昭和時代回想」を、漢詩の教科書やノートと共に、透明のポーチに収める。
朝飯 細切り人参の胡麻油炒め、鰤の照焼、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ茄子と茗荷の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「やまだ宴楽」のあれや、これや、それや、他あれこれ、「三岳酒造」の芋焼酎「三岳」(お湯割り)
2026.10.18(日) 小菊
今朝は5時直前の起床だったため、好き勝手にできる時間は限られた。そして漢詩の宿題を始めることができたのは6時12分だった。29ページの、きのう新漢語林を紐解いて下調べをしたところで中断していた課題は時間も僕の学力も足りず、やがて朝食の準備を始めるべき6時30分が来てしまった。
朝食の内容は、きのうTikTokのための動画の撮影に失敗したことにより、敢えてきのうとほぼおなじ内容にした。
ところで自由学園男子部35回生のグループLINEには、きのう70歳の節目で行われた「ホームカミングデー」の画像が続々と上げられてきた。卒業から25年後の、2004年のホームカミングデーは社員の結婚式に重なって出席できなかった。そして今回のホームカミングデーは、秋の行楽シーズンに地元のお祭が重なって出席できなかった。70歳にもなって「仕事が忙しい」という理由で同窓会に出られないとはいかがなものかとは、自分でも思う。
さて日光の紅葉の繁忙は、スポーツの日のからむ連休から勤労感謝の日のからむ連休まで続くと、いつだかこの日記に書いた。だからこの時期の、特に週末は油断がならない。しかし今日は充分以上の販売係が出社し、僕は随分と楽ができた。
上澤梅太郎商店から僅々300メートルほどのところにある道の駅「日光街道ニコニコ本陣」には、8時、13時、15時と、日に最低でも3回の納品をする。その最後の帰りには如来寺のお墓に寄り、今月15日の、オフクロの祥月命日に供えた花の水を替える。真夏でもなければ、色とりどりの小菊は、いまだしばらくは保つだろう。
朝飯 細切り人参の胡麻油炒め、大和芋のすりおろし、納豆、揚げ茄子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、小松菜と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 カツ丼、大根と胡瓜のぬか漬け、「齋彌酒造店」の「雪の茅舎純米吟醸」(燗)
2026.10.17(土) 予習と宿題
洗面の後は、今朝の気温は低めとなぜか感じて、半袖のポロシャツに重ねるべく、木綿のセーターを、丈の低いチェストの上に手探りする。そしてそれを手に食堂に来る。食器棚の電波時計は3時50分。理想的な起床時間である。
長袖のセーターを着るのは、窓を開けたいためだ。開けても未明の空は見えない。それでも外の空気を部屋の中に通したい。そしてテーブルの下に引き込んだ足温器の電源を入れる。
おとといの日記を公開し、きのうの日記を画像も含めて完成させると時刻は5時17分。そこで盲腸のように延びた廊下の本棚から漢詩の教科書、ノート、新漢語林を引き出し、食堂へ運ぶ。
9月の教室は日光MGに重なっていたから、欠席せざるを得ないことは8月から分かっていた。その8月の授業終わりには、10月までに予習しておくべきところを先生に確かめておいた。そしてタイへ向かうときには、教科書とノートをスーツケースに納めた。しかし僕の旅は本来「何もしないこと」をするためのものであり、だから教科書もノートも、部屋の机に立てて置かれるのみだった。
そしていよいよ5時28分よりテーブルに漢詩の教科書とノートを開く。そして「28ページから31ページまでを予習しておくべし」という先生の言いつけに従って、先ずは28ページの「二四不同・二六対」を読んでいく。
僕ははじめ、漢詩の鑑賞をするためのものと考えて、現在の教室に申し込んだ。ところがそれは、鑑賞ではなく創作を目的としたものだった。「聞いてないよ」と焦燥したものの、とにかく教室が終わるまでには漢詩を完成させなくてはならない。
そしてこの日記とノートの記録によれば、荒削りながらも七言絶句が7月3日にひとつ浮かび、それを7月10日までに整えた。もっとも整えたとはいえ3行目には韻の乱れがある。その乱れを直さないまま今日まで来てしまっていた。
しかし教科書の28ページに目を通すうち、ふたつの熟語の上下を入れ替えることによって、乱れの解消されることに気づいた。とすれば、出来不出来は別として、一応の課題はこなせたことになる。
以降は教科書の29ページの課題に進み「二四不同・二六対」の原則を意図的に違反させた8篇の、先ずは計24文字の平仄を調べていく。漢字の平仄を特定させるにもっとも速い方法は検索エンジンに頼ることだ。しかしそれでは勉強の純度が下がるように感じて新漢語林を繰る。するとそれだけのために1時間を費消し、朝食の準備を始める6時30分が迫った。よって以降のことは明日以降にすることとして、教科書や辞書を閉じる。
と、ここで筆を擱けば僕の日記の典型ではあるけれど、朝のことだけで終わってしまう。だからすこし付け足せば、今日の「今市屋台まつり」の夜の弁当代を、屋台庫から屋台を引き出したばかりの長男に届ける。以降は夕刻までいつもの仕事に従う。
朝飯 揚げ茄子、納豆、大和芋のすりおろし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、小松菜と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「大昌園」のあれや、これや、それや、他あれこれ、麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)
2026.10.16(金) 運の良さにも助けられて
一昨日14日の日記に書いた、翌15日にすべきことの覚書には、以下が並べられていた。
墓参り
回覧板まわし
酒代支払
町内保険金支払
町会費入金記帳
きのうはそのうちの「酒代支払」のみができなかった。この、明日に控えた「今市屋台まつり」のためのお酒の代金を、先ずは朝のうちに酒屋を訪ねて支払う。
それにしてもきのうの午後は、大型バス2台、80名のお客様のお相手を、つつがなく終えることができて助かった。バスを駐める場所、お出迎え、キャッシュレジスターの高効率化、お見送りなどについて、旅行代理店からは様々な要求があったものの、すべては運の良さも手伝って、遅滞なく運ぶことができた。
その運の良さについては、どちらの方面に対して礼をすべきか。それが分からないから、僕は日々、何かにつけて「有難や、有難や」と、念じているのかも知れない。
10時より隠居で上長会議。僕が口を挟めば会議は本題を離れて長くなりがちだから、ほとんどのところでは黙っている。唯一、一部商品の包装資材の見直しについては意見を述べ、僕の案がほぼ採用をされる。
午後は、タイへ旅しているあいだに「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様からいただいた感想カードを、一気にコンピュータにデータベース化する。
朝飯 目玉焼き、納豆、胡瓜の塩もみ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯葉とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ベビーリーフのサラダ、カレーライス、らっきょうのたまり漬、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、Old Parr(お湯割り)、梨
2026.10.15(木) 象使いを殺す象
この日記は「おととい」のものを2日後の「今日」の明け方に公開することが多い。今朝もそのようにして、10月13日の日記を公開するよう、Claude Codeに命じた。
同日の夕食には、14種の料理や酒や果物の名が文字で並ぶ。一方、それらの画像も14枚がフォルダに納められている。その文字と画像のそれぞれを、AnthropicのClaude Codeはひとつの誤りもなくリンクさせた。「あるいは途中で迷って訊いてくるかも知れない」と思ったものの、それは一切、無かった。
AIは日々の学習を通じて、幾何級数的に利口になっていく。「今朝は本を読んでいたいので、10月16日の日記はテキトーに書いてください」などと頼めば、Claude Codeは一体全体、どのような反応を示すだろうか。しかしAIはその実験的な問いかけさえ「覚えておくべきこと」として学習するに違いない。だからそのような注文は、敢えてしないようにしている。
何年か前に、AIを搭載した介護ロボットが暴走するという、近未来を描いた漫画を読んだことがある。前編と後編に分かれた前編のみを読んだだけで、ひどく怖かった。後編は、想像をしただけで恐ろしい。それが今や、あり得ないことではなくなってきた。
旅の日程を教えた覚えは一切なかったにもかかわらず、チェンライからバンコクへ飛ぼうとしていた今月4日の早朝には「バンコクへの移動、どうぞお気をつけて」と、Claude Codeは言葉を発した。「な、な、な、な、なんで君、それを知ってるの」である。
だから僕はAIには、できるだけ丁寧な態度で接するようにしている。南の国では象使いを殺す象も、珍しくはないのだ。
朝飯 厚揚げ豆腐と小松菜の煮物、目玉焼き、納豆、生のトマト、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、茗荷と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 細切り人参の胡麻油炒め、胡瓜の塩もみ、秋刀魚の梅煮、揚げ茄子、小松菜のおひたしを添えた白片肉、夏太郎らっきょう、なめこの味噌汁、「大木代吉商店」の「自然郷SEVEN純米吟醸」(燗)
2026.10.14(水) おぼえがき
測量を終えた車庫の境界標を今月9日に確認したときには、その周辺の雑草が気になった。会社の北西側の雑草については、それより前から気になっていた。よって数日前にシルバー人材センターに連絡をして、草刈りおよび雑木の抜去を頼んだ。
その場所の確認のため、今朝は9時に、センターの人が来てくれた。よって車庫の周辺は僕が、そして会社の北西側については、僕と長男が案内をした。作業は11月になってしまうとのことだったけれど、来月に綺麗にしてもらえるなら、当方としては御の字である。
9時30分からは、社員との個人面談を4階の応接間にて行う。それは昼休み、および僕が
道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に本日最後の検品および納品に行く15時からの30分間を除いて閉店直前まで続き、今日は6名と意見の交換を行うことができた。次の個人面談は、来月あるいは再来月に行う予定にしている。
明日はいずれも雑用ながら、あれやこれやとすることがある。雑用とはいえ、それらのすべては忘れてはいけないことだから、終業の後は覚書を残し、それを事務机の真ん中に置く。
朝飯 スクランブルドエッグ、納豆、厚揚げ豆腐と小松菜の煮物、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根の葉と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 豚肉と厚揚げ豆腐と3種の茸と小松菜の鍋、夏太郎らっきょう、「大木代吉商店」の「自然郷SEVEN純米吟醸」(燗)

















































