2017.8.12 (土) 続々・朝露
4時45分、早朝の街には霧が深い。住吉町の角丸商店のビルは辛うじて見える。しかし小倉町のスーパーマーケットかましんは乳白色の紗の向こうにあって、まったく認められない。視界は100メートルくらいのものだろう。朝の街の霧に覆われることが、ここ数日のあいだ続いている。西日本の猛暑が信じられないほどの、日光の涼しさである。
今朝の朝のお膳にはなぜか、刺身湯波があった。「なぜか」と書いたのは、この刺身湯波を僕は「ケ」のものではない、すこし高級な食べ物と認識をしているからだ。折角なので、ここに「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」をかけてみる。刺身湯波の風味は、肉食を好む僕にはしごく淡い。その淡さに「朝露」の上品さがこの上なく似合う。ちかいうちに、絹ごし豆腐による冷や奴でも、この「朝露」を試してみたい。
午後、住吉町のポケットパークの前で、軽自動車とオートバイの接触事故に遭遇する。僕は歩道に乗り上げ転んだオートバイのオニーチャンに声をかけ、彼の”YAMAHA SR400″を起こす手伝いをする。そして駆けつけた警察官に、目撃者として証言をする。日に何千秒も無駄にする一方、時と場合によっては1秒を争うのが人間の性で、これはどうしようもないことなのかも知れない。
朝飯 ほうれん草のソテー、納豆、切り昆布の炒り煮、生のトマト、刺身湯波、胡瓜のぬか漬け、メシ、豆腐と揚げ湯波と胡瓜の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」の冷やし中華
晩飯 ジャガイモとレタスのサラダ、鶏もも肉のオーブン焼き、たまり漬「青森県田子町産のにんにくです。」によるガーリックライス、トマトと茄子のグラタン、“VEGA MEDIEN BRUT ROSE”