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清閑 PERSONAL DIARY

2025.4.17 (木) 伊豆治療紀行(35回目の1日目)

コロナ禍の収まって以降の、否、いまだ収まってはいない、未知の疫病に恐れおののいていた時期が去ったのみだ、いやとにかく、新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に落ち着いた2023年5月8日以降の東武日光線には油断がならない。今朝も5時20分に「トブチケ!」にログインをすると「ただいま混み合っています。後ほどもう一度…」というような表示が出て一瞬、ギョッとする。「後ほど」など待ってはいられない。即、トップページに戻って二人分の、座席指定券を兼ねた特急券を確保する。

浅草まで行く家内とは北千住で別れた。僕の取りあえずの目的地は新橋のため、浅草までつきあっても良かったものの、日比谷線で上野、そこから銀座瀬に乗り換えて新橋に到る。駅前のビルの大衆床屋には10名ちかくの待ち客があった。しかし僕は東武線の中から予約をしておいたため、5分ほどの待ち時間で済んだ。予約料の500円は、いわば特急券である。

新橋からは山手線で品川。先月の伊豆行きでは、14日に城ヶ崎海岸から東京山手線内までの乗車券、および熱海から東京品川までの新幹線自由席特急券を紛失して、おなじ金額を二度払いする羽目になった。よって今回の新幹線の切符はスマートEXで買った。

ところで昨秋9月30日にチェンライで読み始めたドナルド・キーン著「百代の過客」は旅先のみで上巻、下巻、そして「続百代の過客」の上巻、下巻と進み、今日は品川駅の新幹線プラットフォームで「蘆花日記」を、小田原と熱海のあいだで「木下杢太郎日記」を、熱海と伊豆高原のあいだで永井荷風の「西遊日記抄」と「新帰朝者日記」を読んで、遂に著者による「おわりに」へと到る。それにしても、徳冨蘆花の日記の醜怪さには驚くばかりだ。

「伊豆高原痛みの専門整体院」での治療は、背中と腰は先月より良好。しかし膝は先月よりすこし調子を落とし、9,000ボルトを発する電子ペンによる治療には少しく痛みを感じた。

夜は、予備として持ち来た本を読みつつ夕食を摂る。そして21時に寝に就く。


朝飯 大根おろしを添えた玉子焼き、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ほぐし塩鮭、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 焼きおむすび、キリン生茶
晩飯 「亀の井ホテル伊豆高原」の其の一其の二其の三其の四其の五其の六其の七其の八「澤乃井」の特別純米(冷や)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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