2017.7.31 (月) ひたし豆
仕事用のズボンを外出用のそれに履きかえ、ベルトを締めると、いちばん内側の穴でもゆるい。よってその革製のベルトをゴムで伸び縮みする、どの位置でも合わせられるものに換える。革製のベルトを買ったのは2006年。以降、僕の胴囲は徐々に細くなり、2014年の正月からは更にその傾向が強くなって今に至る。理由については知らない。
下今市11:35発の上り特急スペーシアに乗る。東京の、夏らしい暑さが心地よい。巣鴨で所用を済ませ、湯島に出る。
「地下鉄…」と口にした弟子を「地下鉄道と言いなさい」とたしなめたのは折口信夫だっただろうか。そこまでの厳密性は持ち合わせないものの、言葉を略することは、僕も好きでない。「コスパ」なども、そのひとつである。これを「安値」とする解釈も嫌いだ。「コストパフォーマンスに優れる」と「安値」は同義ではない。
ところで「コストパフォーマンスに最も優れる飲み屋」といえば、僕の中では湯島天神下のシンスケで揺るがない。「タルヒヤ」のある晩秋から桜のころにかけては、その価値は更に高くなる。夏は2階で焼酎に専念したい気持ちもあるものの、今日のところは1階のカウンターにて3種の日本酒を飲む。
朝飯 胡瓜と若布と茗荷の酢の物、納豆、切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、スペイン風目玉焼き、牛蒡と人参のきんぴら、メシ、若布と揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 「味彩たむら」の日替わり弁当
晩飯 「シンスケ」のあれや、これや、それや。3種の日本酒(冷や)