2025.4.7 (月) 好み
居心地の良さそうなコーヒーショップでくつろぐ男に “Happy 80th Birthday Eric Clapton”と添え書きのある静止画像を今朝はTikTokで見た。80歳とはとても思えないエリック・クラプトンは、霜降りの長袖Tシャツに洗いざらした青いダンガリーシャツを重ね、紺色のコーチジャケットを羽織っている。実は僕も、そういう格好が好きだ。
今月のはじめ、日本の市場には払底していたから、韓国のフリーマーケットサイトでアメリカのメーカーによる上着を買った。上着とはいえ見た目はただの作業着である。食べものや酒の好みは変わっても、服の好みは半世紀を経てなお変わらない。
先月の7日、プロンポンのショッピングモール「エンポリアム」で、日本には売っていないコンバースのオールスターを目にしたときには「やっぱ、かっこいいなー」の声が自然に漏れた。来月は、サイアムにある旗艦店を訪ねてみることにしよう。
半世紀を経ても変わらない好みは他にもあるけれど、日記が長くなるから今日は書かない。そして考えてみれば、食べものや酒の好みが変わったとはいえ、その変化の差は、それほど大きなものでもなかった。何だか面白い。
朝飯 鮭の昆布巻、生玉子、甘海老の塩辛、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草とパプリカの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 カキ菜のおひたし、牛肉と「しょうがのたまり漬」のそぼろ煮、胡瓜と蕪のぬか漬け、葱坊主と椎茸の天ぷら、浅蜊と長葱のかき揚げ、「山本合名」の「天杉山廃純米」(燗)、ミルクプリンのいちごソースかけ