2025.4.3 (木) 面白いと感じるかどうかは
3時台に起きることができれば、朝にすべきことの大抵は、早くに終わってしまう。そうしたら未明の街へ出てウォーキング、などということはしない。僕は日がな寝ている猫とおなじく、なまけ者なのだ。そうして食堂の椅子に着いたまま、ウェブ上を徘徊する。
そうするうちブラウザにドバイのダイソーが現れる。店内には巨大なディスプレーがあって、そこには日本の名所の画像と共に”YOU NAME IT WE HAVE IT”の文字があった。さてそれはどういう意味だろうと、Google翻訳に頼ってみる。改行、また前半部分や後半部分を単独で試すことにより変わるものの、概ね「お申し付けください、ご用意できます」と出た。「なるほどー」である。
1991年の春にバンコクのチャルンクルン通りを歩いていたときのこと。美術品屋のガラスの扉に”YOU SHOP WE SHIP”とあって「上手めぇこと言うな」と感心をしたことがある。”YOU”と”WE”を組み合わせた商売上の慣用句が、英語の世界にはさまざまあるのだろう。
そうして現実の世界に戻ってみれば、上澤梅太郎商店のショーケースの前でお迷いになっていらっしゃるお客様がいらっしゃれば「何かお探しのものがあれば、どうぞおっしゃってください」とお声がけをする。そう、僕も”YOU NAME IT WE HAVE IT”は日常的に口にしていたのだ。面白い話と思うけれど、僕以外の人もそれを面白いと感じるかどうかは不明である。
朝飯 グリーンアスパラガスのソテーを添えたトマトのスクランブルドエッグ、鮭の昆布空き、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と玉葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 細切り人参と細切りじゃがいもとブロッコリーのソテーを添えたハンバーグステーキ、農民ロッソ COCO FIRM & WINERY 2023、エクレア、Old Parr(生)