2025.2.14 (金) ツバメ
このところの夕刻の日の延び方には驚くほどのものがある。一方、夜明けの徐々に早まっていくことについては、それほどの実感を覚えない。それでも今朝、南東の空へ向けて撮った画像の時間を調べてみると、2月4日のそれが6時10分だったのに対して、10日後の今日のタイムスタンプは5時58分だった。
10日で12分とすればひと月で約30分、ふた月で約60分と、夜明けは早くなる。夏至のころには3時台から明るくなり始めるわけで、僕はそのような日を待ちわびている。できれば四六時中夏至、という場所に住みたいものの、それは無理だ。赤道直下では、年間を通して日の出と日の入りの時刻は一定で、それはそれで、面白いものでもない。
荷風の文章に頻繁に出てくる「晡下」を検索エンジンに当たると「晡は申の刻つまり七つ。下がりは過ぎの意。現在の午後四時過ぎ。または夕暮れ」と出る。この「晡下」の、いまだ昼のように明るい季節が好きだ。ということはやはり、夏を措いて他には無い。燕はいつ来るだろう。
朝飯 生のトマト、玉子焼き、揚げ湯波の甘辛煮、切り昆布の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとベビーリーフのサラダ、生のトマトと茹でたブロッコリーとケチャップスパゲティを添えたミートローフ、ポテトグラタン、Chablis Billaud Simon 2018、rindo 2006、「久埜」のうぐいす餅、Old Parr(生)