2025.2.5 (水) できるだけ長く
「汁飯香の店 隠居うわさわ」の朝ごはんを紹介する本を、店のお茶飲み場に開いて置いている。先般、これをご覧になったお客様が「味噌汁、漬物、こんなに食べて大丈夫ですか? 私の叔父はこんなものが好きで、早くに亡くなったものですから」とおっしゃるので「食べなければ良いと思います」と、お答えをした。そうしたところ、日光味噌の粒みそを1キログラム、らっきょうのたまり漬を1袋、それに土井善晴の「一汁一菜でよいという提案」を買ってくださった。商売は、いつになっても苦手である。
商売は苦手でも、会社は維持していかなくてはならない。そのすべは子供のころからの経験により、自然と身についたものだろう。
5月17日と18日の2日間にバンコクMGが開催されることを、先月の日光MGに広島から参加してくださったタナカタカシさんから教えられた。ゴールデンウイークと夏の贈答の季節の狭間であれば、時間は割ける。そして本日はそれに参加することを正式に、現場では講師となるタナカさんに伝えた。
僕の考えた日程は、5月11日の夜に羽田空港へ行き、12日発の深夜便に乗る。月曜日から金曜日までの滞在先を田舎にするか、あるいは首都にするかは、いまだ決めていない。バンコクMGの会場は以前のトンローからアソークに移ったという。アソークは地下鉄MRTと高架鉄道BTSの交差する便利な場所で活気がある。ただし頭上に高架鉄道が走るから空は狭い。だったらホテルはどこに選ぶべきか。こういう迷っている時間が楽しいのだ。
ところで冒頭に戻れば、僕のおばあちゃんは「こんなもの」を食べて102歳まで生きた。僕もできるだけ健康寿命を保ち、できるだけ長く遊べることを望んでいる。
朝飯 菠薐草のおひたし、スクランブルドエッグ、納豆、揚げ湯波の甘辛煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 パン、焼いたブロッコリーを添えた鶏もも肉のトマト煮、Chablis Billaud Simon 2018、Old Parr(生)