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清閑 PERSONAL DIARY

2025.1.16 (木) 第45回日光MG(2日目)

家以外のところで目を覚ますと大抵「ここはどこ」と一瞬、自分のいるところが分からなくなる。今朝もそうして目覚め、きのう枕元に整えたおいた服を、3名の同室者を気遣いつつ闇の中で着る。そしてコンピュータとiPhoneを小脇に抱えてロビー階に降りる。

そのコンピュータを鬼怒川渓谷を見おろすデスクに開き「汁飯香の店 隠居うわさわ」にいただいた予約を処理していく。おなじ日の異なる時間に重複して予約をされている方には、どちらになさるかを問うメールをお送りする。

さてMGの2日目は西順一郎先生の講義から始まる。今日は初心者へ向けて西先生の歴史、MGの歴史が語られた。先生は「初心者へ向けて」とは前置きをされたものの、そのお話はMGを何十年も続けている者にもまた、とても興味深いものだった。そしていよいよ第4期のゲームが始まる。

僕はこの第4期に、これまでの累積損61円を一掃する100円の経常利益を目指した。そのためには原価14円、荒利16円の商品を25個、売る必要がある。そのためには何を、どうすべきか。

今月11日の日記に書いた「天文に詳しい人」のように嬉々として数千文字も連ねては誰も寄りつかなくなるから簡単に記せば、第4期の中間決算までに原価13円、荒利16.5円の商品を16個、売った。後半戦に必要な販売個数は9個。しかし結局は期末までに計30個の商品を売り経常利益は目標の倍ちかい188円、累積利益は一気に上昇して127円となった。

第5期はそれまでの小型機械を大型機械に買い換えて更に販売個数を伸ばしたものの、小型機械の売却損と製造ミスによる特別損失や第4期の納税により累積利益は109円に減った。このときの自己資本は373円。ゲームの下手な僕にしては上場の成績である

マネジメントゲームは勝った人が偉い、というわけではないものの、第6期への備えを充分にした上で、第5期末に到達した自己資本の高い順に表彰をされる。

本日の最優秀経営者賞は大阪から参加のヨシダゲンゾーさんが493円で2位の優秀経営者賞は新潟から参加のニゴリカワヒデミさんが457円で、3位は上澤梅太郎商店の包装主任であるヤマダカオリさんが455円で、もうひとつの優秀経営者賞を獲得した。今回、ヤマダさんがゲーム中に心がけたことは、勿体ないからここには書かない。

東武線の鬼怒川温泉駅から帰る方、JR今市駅から帰る方はそれぞれ「一心舘」の女将、長男、家内がお送りした。帰るにしてもすこしの余裕がある方は、僕が途中のファミリーレストランでしばしお相手をした。そして今日も日光にお泊まりになる広島からいらっしゃったイツジエースケさんと秘書のハショーヤスシさんとは、最後の最後に夕食をご一緒させていただいた。感謝、感謝、である。


朝飯 「湯けむりまごころの宿・一心舘」の朝のお膳あれやこれやそれや
昼飯 「湯けむりまごころの宿・一心舘」の昼のお膳らっきょうのたまり漬
晩飯 「山泉楼」のあれやこれやそれや他あれこれ、「浙江大越紹興酒有限公司」の「紹興貴酒」

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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