2024.12.25 (水) 非生産的でも嫌いでない仕事
首尾良く3時台の起床。先ずは仏壇のことを済ませ、次はコンピュータの電源を入れる前に、釣り銭のための種銭を数える。お盆のころは溜まりに溜まった十円硬貨が、このところはすこしずつでも出て行く。それがきのうの閉店時には、いよいよ枯渇した。よって今日は朝一番で銀行へ行かなければならない。
釣銭を作るという仕事は、どちらかといえば非生産的なものだ。ところが僕はこれが嫌いでないばかりか好きだったりする。種銭の合計金額を睨みつつ、コンピュータに自作した計算機にて、両替すべき五千円札、千円札、五百円硬貨、百円硬貨、十円硬貨の数を決める。来るべき年末年始の銀行の休みは長い。安全を考えれば、両替は30日にも必要になるだろう。
それにしても、きのうの日記にも書いたことだが、ご来店になるお客様の数は、きのうに引き続いてとても少ない。しかしこの状況は、あさって金曜日までの、真空域のようなものではないか。そんなことを考えている僕に長男は、年末年始の、日ごとの繁忙予想を持って来た。
上澤梅太郎商店は「いま食べごろの味」をお客様にお届けするため、繁忙期においても商品の作り置きはしない。売り切れを避けるため、商品の生産量は、今週の土曜日から一気に増やすことになるだろう。
朝飯 ハムエッグ、茹でたブロッコリーと生のトマト、菠薐草の胡麻和え、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 千枚漬け、「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」による松前漬け、鮨其の一、鮨其の二、鮨其の三、焼き鳥あれこれ、「柏露酒造」の「越の四季超特選大吟醸」(燗)