2024.12.18 (水) 半袖のTシャツ1枚で
毎月の何番目の水曜日と決めているわけではないけれど、多くの月においては、その中ほどの水曜日を店休日としている。休み、とはいえこの日は例外を除いてすべての社員が出社し、シャッターを降ろした奥では会議、話し合い、研修、大掃除、それに平行して製造係や事務係は通常の業務もこなしている。
全員が集まる場所は隠居の庭に面した二間。その窓から見える、冬の庭にひときわ葉の紅い低木は、遠目にも南天と分かる。もともと椿が目立っていた庭には1年ほど前に、隣家とのあいだに更に多くの椿が植えられた。それらが咲くのは、いつごろになるだろう。
伊集院静の随筆集に、毎回、花のことからはじまる1冊があった。筆者の京都時代には、毎週、茶花と届けてくれる花屋がいたとのことだった。茶花について調べてみると、11月から3月にかけては寂しくなるほど種類が少ない。それが春彼岸のころより徐々に増え、5月から9月にかけては文字通りの百花繚乱となる。和服なら単衣、洋服なら半袖のシャツ1枚で過ごせる季節は、何と言っても森羅万象は賑やかになるのだ。
これは僕に限ったことかも知れないけれど、メシや酒は、薄着で口にする方が美味い。今日は首尾良く19時より前に入浴を済ませることができた。よって夕食の席には半袖のTシャツ1枚で望む。
朝飯 蓮根のきんぴら、菠薐草の胡麻和え、納豆、揚げ湯波の甘辛煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 蓮根のきんぴら、薩摩芋の蜜煮、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、天ぷらあれや、これや、それや、泡盛「久米島の久米仙」(生)