2024.12.11 (水) 汁麺
きのうの夜の面々に長男を加えて、朝9時すぎより隠居に籠もる。話し合うことは多々あるものの、僕はなかば引退の身にて「これだけは伝えておきたい」という2、3のこと以外は口を開かずにいる。大いに楽である。
会議の資料はZOOMで共有をされた。ZOOMはOSに関わらず、電力を多く消費する。僕のLet’s noteは午前中でバッテリーが枯渇した。よって午後は事務室へ戻り、電源コードを手に隠居へ引き返す。そしてそれを収めたケースを開くと電源コードよりも先に、10月にバンコクで泊まったホテルの封筒が小さく折りたたまれて出てきた。中味は10バーツ硬貨4枚と5バーツ硬貨1枚だった。
2019年9月19日、多分スワンナプーム空港でのことと思われるけれど、スーツケースの鍵を壊された。それに気づいたのはチェンライの空港から外へ出たところだった。そのときはただの破損と思い込み、また時間も惜しいため、先ずはタクシーに乗った。
ホテルの部屋で調べたところ、一部に乱れはあったものの、失うことを最も恐れた電源コードは無事で、他に盗まれているものもなかった。しかしそれ以来、コンピュータの電源コードは機内持込用のザックに入れることとした。
帰国の際にはそれを失っても大して困りはしないから、手荷物を軽くするため電源コードはスーツケースに入れる。5枚の硬貨は手荷物を更に軽くするため封筒にまとめ、更に電源コードのケースに収めて、そのまま忘れてしまったのだ。
45バーツは、首都のバンコクはさておき、田舎なら余裕で汁麺にありつける金額である。「出てきてくれて有り難う」である。
朝飯 牛薄切り肉とブロッコリーのソテー、オムレツ、納豆、揚げ湯波の甘辛煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦
晩飯 肉じゃが、小松菜と油揚げの炊き合わせ、なめこのたまり炊、鮭の漬け焼き、うずら豆、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米」(燗)