2024.12.4 (水) 混じり具合
きのうの夕刻、お客様もまばらになるころ、男性のおふたり連れが店に入っていらっしゃった。「らっきょうのたまり漬」の試食を差し上げながら、どうやら彼らは外国人であるらしいことに気づいた。「美味しい」という彼らの言葉はタイ語だった。よって僕はタイが大好きなこと、来年の2月にはチェンライへ行くこと、チェンライにはもう20回ほども足を運んでいることをお話しさせていただいた。それと同時に「指折り数えることはできないから20回と言ったものの、ちと大げさだったかな」とも思った。
今朝、この日記を書きつつコンピュータの”TR”という、僕の使っているソフトではファイル、一般のソフトではフォルダと呼ばれるそれを開いてみた。その結果、チェンライに滞在したのは今秋のそれが13回目。来年の2月で14回目となることが分かった。
「バンコクは?」とそのお客様に訊かれて「もちろん」と答えつつ「実は国境ちかくの田舎が好きで。だからチェンライとかウドンタニーとかウボンラチャタニーとか、あと、深南部も」と続けると「プーケット?」と問われたから「いえ、ナラティワートです。列車で」と、随分と前の、しかし記憶は鮮明な土地の名を挙げた。
タイの、隣国との国境ちかくの田舎がなぜ好きなのか、については、自分もよく分からない。それらの土地の中でくり返し訪れているのはチェンライのみで、それは多分、田舎の心地よさと街の便利さの混じり具合が絶妙だからだろう。
朝飯 菠薐草のソテー、目玉焼き、納豆、蓮根のきんぴら、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 めかぶの酢の物、なめこのたまり炊、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、八宝菜、木須肉、泡盛「久米島の久米仙」(生)