2024.11.28 (木) 捲土重来
曖昧な記憶をたぐり寄せれば多分、1991年のことと思うけれど、11月のはじめから12月のおわりまで2ヶ月のあいだ、毎晩、仕事に失敗する夢ばかりを見たことがある。神経の弱い人なら欝病になっていたかも知れない。当時の、お盆前と年末の仕事から受ける重圧は大変なもので、僕はその、年に2度の繁忙を「ギャー」と呼んでいた。
そういう夢を見なくなったのは、こちらは明確に証拠が残っているけれど翌1992年からで、新しいコンピュータの導入による。コンピュータはそれ以前から存在したものの、あるべき使い方ができていなかったのだ。以降、30年以上を経た今は大変に楽なもので、それは人の成長による。人の成長を促すものは、環境に他ならない。
1990年代のはじめに話を戻せば、当時の年末は、配達を除いては会社の敷地から1歩も外へ出ることなく1週間が過ぎる、ということも珍しくなかった。そんなときの唯一の楽しみは、夕刻に館内電話で夕食の内容を家内に訊き、それに合う酒を選ぶことだった。
ところで今日の夕食も非常に楽しみにしていたものの、1キログラムの鶏肉は意外と少なく、自分にとっては呆気なかった。来週は1.5キログラムに量を増やし、捲土重来の予定である。
朝飯 きのうのカレー南蛮鍋の残りのぶっかけメシ、ごぼうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、小松菜の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 菠薐草の胡麻和え、薩摩芋の甘煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、豆腐よう、鶏と白菜の鍋、泡盛「久米島の久米仙」(生)