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清閑 PERSONAL DIARY

2024.10.24 (木) 辛抱

東の空に、美しくなりゆく気配が現れる。いまだ気配ではあるけれど、油断はできない。この日記を下にスクロールして、つまり過去に遡って、朝の空の画像を探す。そして見つけた10月11日のその画像にポインタを重ねると「2024年10月11日05時15分の東の空」という文字が浮き上がった。

半袖シャツに裸足では寒かろうと、そこに長袖のTシャツを重ね、靴下を履く。そして屋上に上がって明けつつある空にiPhoneを向ける。焦点を合わせるのはNTTの鉄塔。そして何度かシャッターボタンを押す。というか、シャッターボタンとされている白枠の丸い部分に触れる。時刻は5時19分。やがて太陽が顔を出すだろう紅みのもっとも鮮やかな場所は、いつの間にか、より南に寄っている。冬至まで2ヶ月。夏至が過ぎると寂しくて仕方がないという人は、あと2ヶ月の辛抱である。

隠居の軸を秋のものから初冬のものへと替えるべく、4階の和室から羅漢山人による「大黒天の圖」を選んで事務室へ降りる。恵比寿講は10月20日。旧暦によるそれは、今年は11月20日。よってこれから3週間は、この大黒様の軸をかけ続けてもおかしくはないだろう。以降は新年に向けて、やはりおめでたいものを掛けようと思う。

さてまた週末がやって来る。多くの人にとって、週末は休めることにより嬉しく感じられるのではないか。僕にとっては、商品をより多く買っていただける、ということにより、週末は嬉しい。


朝飯 じゃがいもと人参の細切り炒め、ブロッコリーのソテー、生のトマト、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、焼きおむすび、豆腐と若布と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 “JOHNNEY’S CAFE 638″の其の一其の二其の三其の四、5種の日本酒(冷や)、家に帰ってからのパイ、Old Parr(生)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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