2024.10.16 (水) 伊豆治療紀行(29回目の2日目)
このホテルにはロビーの奥に展望のためのデッキがあり、寝椅子が置いてある。早朝、そこに寝そべって、伊豆の空の明ける様子を眺める。半袖半ズボンの館内着でも、寒さは感じない。
家内は8時50分に予約したタクシーで、ひとり富戸の漁港に去った。「伊豆高原痛みの専門整体院」での治療による痛みは、きのうのそれよりも随分と楽になって助かった。来月、再来月は繁忙ではあるものの、休まず伊豆を訪ねるべきだろう。
熱海駅の新幹線のプラットフォームから、新橋の大衆床屋に予約を入れる。品川を経由して新橋に出て、先ずは昼食を摂る。雑居ビルの中を進んで床屋に近づいていくと、通路に出した椅子にまで待ち客は溢れていた。
あれやこれやして、夕刻いまだ早い時間に北千住に到る。ここしばらく持ち歩いていた高野秀行の「辺境メシ」の「おわりに」に続く「謝辞」を読みながら、髙野をバクタプールの水牛づくしの店に案内をしたのはカトマンドゥの料理屋「ムスタン・タカリ・チュロ」のあるじだったことを知る。この店では僕も2013年7月13日に会食をした。僕はダルバーツを肴に、その名も”GORKHA”というビールを飲んだのだった。
さて活字が枯渇してはひとりで飲み食いができないたちにより、駅ビル8階のブックファーストで迷いに迷いつつ、ようよう文庫本1冊を選ぶ。
本の購入には迷ったものの、飲み屋から戻った駅ビルでは酔った勢いにてかなり高いチーズを迷わず買う。そして18時33分発の下り特急に乗る。
朝飯 「亀の井ホテル伊豆高原」の朝のブッフェ其の一、其の二
昼飯 「ドトール」のチーズインミラノサンド、コーヒー
晩飯 「加賀屋北千住店」のあれや、これや、それや、チューハイ、それを濃くするためのナカ