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清閑 PERSONAL DIARY

2024.10.13 (日) 極楽

南の国にいると、1日に一体全体、何度シャワーを浴びたかを指折り数えても、否、指を折ることなどはとてもできずに思い出せない。秋の行楽シーズンにおける、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への配達も、また同じ。何かを納めに行けば別の何かが減っている。よってそれを持っていく。すると「まだそれほど減っていないに違いない」と高を括っていた商品が案に相違して売り切れ寸前になっている。よってまたまたそれをホンダフィットに積んで、ということが続くのだ。

道の駅への本日最初の配達は8時05分。会社に戻ってくると、いまだ開店前にもかかわらず、駐車場には既にして10台のクルマがあり、キャッシュレジスターには長い列が見られた。連休中は、渋滞をするより前に目的地へ向かおうとされる方がいらっしゃるため、今朝のようなことが起きやすい。それはまた、とても有り難いことだ。

道の駅へ商品を納め、戻ってくると、店の駐車場はお客様のクルマで満杯。よってすこし離れた別の駐車場にホンダフィットを回さざるを得なかった、ということが今日は2度も起きた。このような賑わいぶりが、勤労感謝の日のからむ11月24日まで続くと考えれば、とても嬉しい。

夕刻、自由学園男子部の後輩がふたり、ほとんど間をおかず顔を見せてくれる。店内はとても忙しく、ゆっくり相手をしていられないのももどかしい。ふたりとも大変な渋滞に巻き込まれたあげく、ようよう辿り着いたという。

地元に住む者としては、日光には真夏か真冬に来るのが吉と断言する。名所旧跡より青い空に積乱雲。滝に紅葉より雪の露天風呂。渋滞も喧噪も皆無の極楽が、そこにはあるのだ。


朝飯 茄子の味噌炒り、納豆、めかぶの酢の物、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、じゃがいもと若布の味噌汁
昼飯 ざるうどん
晩飯 豆腐と鶏肉と長葱の鍋、焼きおむすび、ごぼうのたまり漬、夏太郎らっきょう、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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