2024.10.9 (水) 硝子戸の中、事務机の上
おとといの朝は6時にようやく目が覚めた。今朝の目覚めは5時17分だった。普段は3時台、時には2時台に目を覚ましている僕としては、異常に遅い。旅先では気楽にしていたつもりでも、どこかに疲れが溜まっているのかも知れない。
バンコクを発つ先週の金曜日には、マッサージ屋で足の角質を削ってもらった。一連の作業を終えるとオバサンは「触ってみろ」と身振りで僕に促した。かかとはまるで、赤ん坊のそれのように柔らかくなっていた。それもつかの間、一昨日にはアカギレの兆候が現れ、きのうはそれが切れ、今朝はそこに楊枝の先で軟膏「ハクシン」を盛り、バンドエイドのキズパワーパッドで覆った。虫の声は既にして無い。みな死んでしまったのだ。
ところでここ数日は、どうにも仕事の能率が上がらない。その原因は事務机の上の乱雑さにありそうだ。そう考えて、正午を過ぎるころより、その整理整頓に取りかかる。整理整頓とはいえそれは、大まかに言えば机の上に積み重なったあれこれを躊躇せず捨てていく、ということに他ならない。また、8月3日の日付のある手紙にようやく返事を書いたりもする。
机の上が片付くと、溜まっていた仕事もすぐに終わりそうな気がしてくるから不思議なものだ。そしてその仕事の量は大して多くなかった。
朝から降ったり止んだりの天気だったものの、午後も遅くなって日が差してくる。西の空が明るければ、明日は晴れるだろうか。
朝飯 蓮根のきんぴら、目玉焼き、納豆、隠元の胡麻和え、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と大根の葉の味噌汁
昼飯 汁うどん
晩飯 めかぶの酢の物、菠薐草の胡麻和え、炒り豆腐、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、鶏肉とズッキーニのオリーブオイル焼き、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)