2024.10.3 (木) タイ日記(8日目)
目を覚ましたのは2時38分。日記を書くことをはじめ、あれやこれやするうち時間はたちまち過ぎる。荷作りを終えると時刻は7時25分。朝食を急がなくてはならない。
食堂からプールサイドを経てロビーに戻る途中で、ポーチに車の横付けされているのが見える。時刻は7時45分。きのうの夕刻、フロントに明朝8時のタクシーを頼んだ。それがそのクルマだとすれば、随分と早い出迎えである。
07:50 そのクルマにてホテルを出る。
08:12 空港着。空港ちかくの道には雨水が溢れ、複数の警察官が交通整理に当たっていた。
タイ航空のカウンターへ行くも、職員の姿はいまだ見えない。ロビー中ほどまで進んで、椅子でひと休みをする。
08:32 エックス線も含めたチェックインを完了。
08:48 保安検査場を通過。
08:49 2番ゲートに到る。
09:00 楽天のゴールドカードを契約すれば誰でも持てるプライオリティカードに対応した”The Coral Lounge”を見つけて、ここに落ち着く。
09:55 レースのカーテン越しに見る2番ゲートはいまだ開かないものの、飛行場の場内アナウンスで呼び出されたことのある僕は粗相を恐れてラウンジを出る。
10:20 搭乗口の頭上にある電光掲示板に”DELAYED”の文字が現れる。
“DELAYED”の理由を確かめるためか、乗客が搭乗口に並び始め、僕もその列に加わる。僕の番が来ると係のオニーチャンは「機材の不良にて、別の機材をスワンナプーム空港から手配中です」と言う。「どれくらいの遅れですか」と訊く。オニーチャンの「Two P.M.」という答えを聞いた途端「エーッ」と思わず声が出る。こんなことは初めてだ。
11:05 「TG131の乗客には飲み物と食べ物のクーポン券をお渡しします」とのアナウンスが流れると、ふたたび搭乗口に人が並び始めた。しかし僕は「メシはラウンジで食えばいいや」と、コンセントでiPhoneに充電をしながら動かない。
12:50 午前にも使ったラウンジに入り直して昼食を摂る。
13:51 搭乗開始。席に着いた途端、雨が降ってくる。
14:20 Airbus A320-200(328/3203)を機材とするTG131は、定刻に3時間55分おくれてメイファールンチェンライ国際空港を離陸。
14:36 機内食のチキンスピナッチのサンドイッチを食べて、腹が満杯になる。
15:35 西方にバンコクのビルのスカイラインを望みつつスワンナプーム空港に着陸。
15:50 機外に出てバスに乗り込む。
16:02 バスを降りて空港の屋内に入る。
16:07 驚くべき速さで回転台から荷物が出てくる。
16:18 日本から持参した現金で充分とは考えつつ、エアポートレイルリンクの乗り場ちかくのスーパーリッチで念のため1万円のみを両替する。得られた現地通貨は2,230バーツ。
16:25 エアポートレイルリンクの車両がスワンナプームを発車。
16:55 パヤタイ着。
17:00 ケーハ行きBTSスクムヴィット線の車両がパヤタイを発車。
次の駅ラチャテウィーからサイアムに向かいつつ「トンローのホテルに荷物を置いていては、約束の時間には間に合わない」と考えて、サイアムでバンワー行きのシーロム線に乗り換える。サパーンタクシンに何時に着いたかは記録していなかった。
むかしの石原慎太郎の小説には「ポンツーン」という言葉が盛んに出てくる。浮き桟橋のことである。サトーンの船着場のそれは、雨季、大雨、夕刻の満ち潮が重なって、乾季よりも数メートルは高かった。バンコク在住の同級生コモトリケー君のコンドミニアムの舟は、その桟橋を18時12分に離れた。
コモトリ君の家のリビングルームには。心づくしの夕食が既にして並べてあった。高層階からのバンコクの夕景はチラリとしか見ず、食事と飲酒と会話に専念をした。
コモトリ君が手配してくれたクルマには、20時44分に乗り込んだ。クルマはタクシン橋の渋滞を避けて南へ迂回し、ラマ三世橋を東に渡った。
ホテルに着いた時刻は記録していなかった。どこかを出る時の時間は大抵 メモをする。しかし着いたときにはホッとして、それをし忘れるのだ。ベルボーイはエレベータの3階のボタンを押したものの、部屋番号の先頭の数字は2だったから、いささか混乱をする。
部屋に荷物を置くと、いまだ余力を感じた。よって外へ出て、トンローのパクソイ周辺をぐるりと散歩する。
朝飯 “Blue Lagoon Hotel”の朝のブッフェ其の一、其の二
昼飯 “The Coral Lounge”の其の一、其の二、TG131の機内スナック
晩飯 コモトリケー君の家のおかず其の一、其の二、其の三、其の四、ラオカーオ”BANGYIKHAN”(ソーダ割り)