2024.9.7 (土) 虫の音
「汁飯香の店 隠居うわさわ」にご来店くださったお客様が、帰り際には感想を残してくださった、その内容をコンピュータに入力しようとして、きのうはそれを自宅へ持ち帰った。しかし今朝は早く起きることが能わず、用紙はふたたび事務室に戻った。幸いにも今日は、販売係、事務係とも出勤数が多い。それに助けられて、午前の20分ほどでその仕事を終える。タイへ向けて出発をするのは25日。よって23日までにいただいたご感想は、24日のうちにデータベース化する必要がある。タイの田舎で1週間以上を過ごすことを考えれば、入力への意欲も増そうというものだ。
今月2日から始めたしその実の買い入れは、今日に到って急にその数量が伸びた。しその実は、気温が一定のところまで下がらないと実が入らない。夏の去ることは寂しくても、しその実も欲しい。今日までに集まったそれは目標の4分の1。明日は今日に増して多く持ち込まれることを期待している。
夜、通用口から外へ出ると、虫の声がかまびすしかった。耳の向きを変えながら、その声の聞こえてくる場所を知ろうとする。それらは果たして坪庭と、駐車場の紅葉の根本から盛大に発せられていた。虫の大音声を聞くたび、もう何年前のことやら思い出せないけれど、勉強仲間の先輩と遊んだ夜のことを思い出す。銀座の真ん真ん中であったにもかかわらず、街路樹の根元の草陰からは、信じられないほどの大きさで虫の声が聞こえていた。その先輩も、今はもう亡い。虫は、いつまで鳴いてくれるだろう。
朝飯 鮭の粕漬け、めかぶの酢の物、大根のたまり漬、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと若布と玉葱の味噌汁
昼飯 梅干と胡麻のつゆの素麺の素麺
晩飯 「大昌園」のあれや、これや、それや、他あれこれ、「田苑酒造」の麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)