2024.9.5 (木) 伊豆治療紀行(28回目の2日目)
スポーツ選手が遠征のたび寝具を持ち歩く気持ちはよく分かる。寝具が変わればからだのあちらこちらの調和が一夜、否、一瞬で変わってしまうからだ。だから僕は「常に」でなければ意味はないものの、少なくとも伊豆に治療に来るときは枕を持参する。稀代の荷物ぎらいであるにもかかわらず、だ。
今朝は腰の右側に違和感を覚えていたため「伊豆高原痛みの専門整体医院」では先ず、そのあたりを調べてもらった。「左は大丈夫だね」と先生は、僕の背中を見るなり言った。6月の訪タイの最にも、帰国の前日に到って痛んだのは腰の右側だった。僕の知る限りもっとも痛みを感じる膝への電子ペンは幸い、きのうとおなじく触れているだけ、あるいはごく小さなお灸を据えられたくらいの熱さしか感じなかった。具合の良い証拠である。
治療を済ませて後は、城ヶ崎海岸駅までの急坂1,100メートルを一気に下る。そして前回、待合室の本棚で借りた本を返す。この棚には本を寄付する人、借りる人、中には借りて返さない人もいるだろうけれど、ある種の特徴が色濃い。一定の周期を以て、僕が数十年前に読んだ本が現れるのだ。
東海道新幹線を東京駅で山手線に乗り換え、神田で降りる。家内とはそこで別れた。おとといの日記にも書いた銀行の場所は、住所は日本橋でも神田からは目と鼻の先にある。毎月この時期に行う仕事ではあるものの、今日は随分と時間がかかった。以降は新橋に移動をして、散髪その他の用を足す。
朝飯 「亀の井ホテル伊豆高原」の朝のブッフェ其の一、其の二
昼飯 もち麦入りおむすびおかずセット、伊右衛門
晩飯 「加賀屋北千住店」のあれや、これや、それや、チューハイ