2024.9.3 (火) 秋茗荷
1990年代が終わるころまでは、9月といえば夏の繁忙も去り、しその実の買い入れを除けば比較的ヒマな月だった。社員旅行さえ行っていた。ところが徐々にすべきことが増え、今では普通の月と変わらなくなってしまった。その内容としては、市場から仕入れる茗荷の品質や価格が安定しないことにより、それを近隣の農家から直に買い入れることにしたこと。お誘いを承って、新宿高島屋で1週間の出張販売をするようになったこと。更には11月の日本橋高島屋での出張販売や年末ギフトへの準備を早めに始めることとしたこと、などが挙げられる。
長男は早くも9月からの新年度の日程を紙に出力した。これに調整を加えて社内の掲示板に張り出せば、社員も自分の予定が立てやすくなるだろう。
この時期に届く茗荷は丸々と太って、一般の人には見ることのできない立派さである。市場から仕入れていたころはトラックで一度に運ばれてきていたから、その下処理もごく短いあいだに行わざるを得ず、製造係は大変だった。 いまでは個々の農家さんが日々お持ちになるため、当方の作業も楽になった。大きな山は、小さくなだらかにすることが肝要である。
閉店後は決算期に必要な仕事のため、会社の横判と丸判と銀行通帳をそれぞれ小さな袋に入れ、それをまとめて中くらいの袋にまとめ、更に見失うことのないよう、赤いスタッフザックに納める。
朝飯 茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、目玉焼き、納豆、山葵菜のおひたし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐とオクラと若布の味噌汁
昼飯 梅干と胡麻のつゆの素麺
晩飯 夏太郎らっきょう、春雨サラダ、焼き餃子、麦焼酎「こいむぎやわらか」(生)