2017.7.4 (火) 集中豪雨
下今市を17:32に発った特急スペーシアが利根川の鉄橋を渡って埼玉県に入ると、目に見えて速度が落ちた。「大雨のため、低速で走行しています」とのアナウンスが間もなく車内に流れる。「大幅な遅れは勘弁してもらいてぇなぁ」と考える。九州や中国地方の一部では、数十万人規模の住民に避難の指示が出ている。今日の持ち物には、傘のほかにウィンドブレーカーも加えておいた。強雨、強風に備えてのことだ。
次男とは20時05分に新橋で落ち合った。梅雨寒だろうから燗酒を飲もうとの考えは、外の蒸し暑さにより雲散霧消した。雨は幸いなことに、傘さえあれば凌げるほどのものだった。8丁目から銀座に足を踏み入れると、黒い服の男や着物姿の女が通りに出て、右や左の様子を覗っている。雨の予報に怖じ気づいた人たちが帰宅を急ぎ、多くの店はひまなのだろう。
鮨屋の白木のカンターに着くなり冷や酒を注文する。銘柄を指定するようなことは、特にしない。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、オクラの胡麻和え、スペイン風目玉焼き、納豆、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、鶏肉と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 素麺
晩飯 「鮨よしき」のあれや、これや、それや。「山本合名」の「礼」(冷や)