2024.8.19 (月) 数百文字
早朝、空の色に惹かれて屋上へ上がる。そしてiPhoneを東へ向け、色調を変えつつ幾度かシャッター、と言って良いかどうかは分からないが、白い輪に触れる。4階の食堂へ戻って画像をコンピュータに取り込み、見てみると、1分のあいだに雲の具合が大きく変わっていることに気づく。
平らなところに足を着き、見上げている限りにおいては、雲の変化は「へー」くらいのものだ。しかし山の特に厳しいところにいれば、雲のうごきひとつで命を落とすこともある。そして、そのような環境に身を置いているときにしか生きていることを実感できない、という人の気持ちは僕にも分かる。
きのうの日記にも書いたことだが、秋から年末にかけてのあれこれについて、事務室内で短い話し合いを持つ。そのうち僕が大きく関わることは、カレンダーの9月と10月のページに覚え書きを残す。時期は特定されていないものの、僕が書く必要のある数百文字は、常に頭のどこかにひっかかっている。今はそれを、できるだけ早く形にすべきだ。文章は、空から降りてきてくれるだろうか。
朝飯 茄子の揚げびたし、麻婆豆腐、生のトマト、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 揚げ湯波の甘辛煮と長葱のつゆの素麺
晩飯 トマトとレタスのサラダ、カレーライス、らっきょうのたまり漬「プレミアム」、Old Parr(ソーダ割り)