2024.8.14 (水) 慈雨
おとといの日記を公開し、きのうの日記を完成さても時刻はいまだ5時。おとといの朝とは段違いの余裕である。鳩が啼いている。10年か15年前まではよく聞かれた郭公の声は、今はしない。東の空が薄桃色に煙っている。スマートフォンの天気予報によれば、これから10日ほどは雨がち、曇りがちの日が続くらしい。いくらインドシナが暑いとはいえ、昨今の列島はそれ以上に暑い。雨がち、曇りがちも、悪いことではない。
食堂の棚の盆に載せた素麺が、きのう払底した。よって取り寄せた際の段ボール箱の残りすべてを、そのお盆に移す。束を数えてみれば、僕の食べる量としては28食と少々に迫っている。とすれば枯渇するのは来月のなかば。それまでに次の分を取り寄せることとしよう。
これまで昼食は、ひとつのものをしばらくのあいだ続ける傾向にあった。現在の冬はにゅうめん、夏は素麺による昼食は、その中でももっとも長く続いている。用事で東京などに出たときの昼食は、このところパンとコーヒーで済ませるか、あるいは抜くことが多い。昼食を軽くする傾向は、今後、更に強くなるかも知れない。
今月9日からの、お盆の繁忙による疲れが溜まってきた。経営者は体力、気力とも、常に強くあるべきだ。17時を過ぎるころより、きのうに引き続いて雷雨。夕食の前にシャンペン。フランスの泡の酒も下町の「ボール」も、その美味さに変わりは無い。干天の慈雨、である。
朝飯 生のトマト、コロッケ、茄子の油炒めに茗荷の酢漬け、納豆、なすのたまり漬、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、茗荷の酢漬け、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 会社支給の「コスモス」のハンバーグ弁当
晩飯 Moet et Chandon Brut Imperial、トマトとレタスとベビーリーフのサラダ、葡萄パン、2種の丸パン、ムール貝の酒蒸し、鶏とマッシュルームのトマト煮オクラ添え、Chablis Billaud Simon 2018、桃のコンポート、Old Parr(生)