2024.8.5 (月) 次のおすすめ
週末はお客様の数が多くなり、売上げも高くなる、という点において嬉しい。月曜日は、またあたらしい週が始まる、という点において嬉しい。
釣り銭用として銀行で両替をする、5千円札の並券の質が急に落ちた。新紙幣の発行に伴う現象と思われる。よって先週の両替では、千円札も5千円札も新券にしてもらった。新券は複数枚が張りついて数え間違いの恐れがあるから、僕のように指の脂肪分の少ない者は、より気をつけて取り扱う必要がある。
「スタインベック、良かったよー」と日中、お客様にお声がけをいただく。スタインベックの「朝めし」は不朽の名作と考えるから「スタインベック短編集」は書籍部の棚に常備している。数週間前、お客様はそれをご自分で手に取られてお買い上げくださっていた。
「あと、お勧め、あるかな」と、お客様はおっしゃった。棚の中で一番の愉快痛快はアンソニー・ボーデインの「キッチン・コンフィデンシャル」と確信をしている。しかしスタインベックとは雰囲気が異なりすぎる。開高健の「ロマネ・コンティ・一九三五年」を引き出しお渡しすると、お客様は素直にそれをレジ場へお持ち下さった。正に”God Almighty, it’s good.”である。
初更、日光街道の、瀧尾神社から追分地蔵尊までの日光街道800メートルに3軒しかない飲食店のうちの町中華へ出かける。そのカウンターで、日本の株式相場が歴史的な大暴落を遂げたことを家内より知らされる。植田和男の読み違え、だろうか。あるいは確信的荒療治、だろうか。
朝飯 揚げだし茄子の胡麻和え、若布と茗荷の酢の物、ジーマミー豆腐の冷や奴、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、オクラの味噌汁
昼飯 茗荷のつゆの素麺
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリの辛子和え、ピータン、エビ玉、チャーシュー、冷やし中華、麦焼酎「二階堂」(ソーダ割り)