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清閑 PERSONAL DIARY

2024.7.30 (火) 夏であれば

早朝、4階の南東に面した窓と、北西に面した窓を開け放っても、食堂に風は通らない。しかし冷房をかけるほどの蒸し暑さでもない。試みにシャツを脱ぎ、上半身はだかの状態でコンピュータに向かってみる。とても気持ちが良い。

6時30分に家内が来て、なぜ裸でいるのかと訊く。シャツを着て冷房を入れれば良いではないかという。僕としては、夏の朝の空気を楽しみたかったのだ。9月も彼岸を過ぎれば秋風が吹く。それまであと2ヶ月。貴重な夏、である。

と、ここまで書いて「空気ということばにもいろいろな意味があるな」と考える。上記の「空気」は肌に感じる物理的なものだ。動植物が呼吸をするためのそれも物理的なものだろう。山本七平の「空気の研究」の「空気」は、また別のものだ。それとはまた別の「空気」を感じたのは、インドのヴァラナシで、だった。夜、郊外のひとけの無い道を歩きながら感じた空気は、まるでゼライスの海を泳いでいるような濃さだった。「なぜタイばかりへ行くのですか」と訊かれると「あの国の空気はユルいんですよ」と答える。この場合の「空気」は、またまた別のものだ。

日記の文章部分は書けていても、最上部に置く画像を用意できないために更新ができない、ということがしばしばある。このところは空のそれが続いている。夏の空、夏の雲が好きなのだ。「夏であれば、すべてよし」というところが、僕には、ある。


朝飯 鮭の昆布巻、納豆、小松菜の胡麻和え、牛蒡と人参のきんぴら、らっきょうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、蕪と胡瓜のぬか漬け、メシ、オクラと若布の味噌汁
昼飯 揚げだし茄子と胡麻ののつゆの素麺
晩飯 トマトと玉葱のサラダ、パン、スパゲティミートソースチーズChablis Billaud Simon 2018


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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