2024.6.26 (水) 伊豆治療紀行(26回目の1日目)
きのうの日記に書いた件につき、9時すこし前に郵便局へ行く。そして今日はじめての客として、通帳と払い戻しのための用紙と自動車運転免許証を窓口に出す。その現金を分厚いトートバッグに入れて会社に戻ると、家内は既にしてエンジンをかけたルノー・トゥインゴの運転席にいた。
これまた昨日の日記に書いた四六判の本は、北千住に着く前に読み終えてしまった。荷物が増えることを厭って予備の本は持たなかった。僕は、活字を欠くと、極端な手持ち無沙汰の状態になる。今朝の朝刊でも持って来れば良かったと思っても、もう遅い。
14時すぎに伊豆高原の駅に着く。今回の宿ははじめてのところで、場所は「伊豆高原痛みの専門整体院」に歩いて行けるところにある。よってレンタカーは借りず、タクシーを使おうとしていたところ、横腹に宿の名を書いたマイクロバスが、ちょうどロータリーに入ってきた。近づいて運転手に問えば、14時30分の発車だという。送迎バスの存在は予期していなかった。すぐに乗り込んで席に着く。
今回は、いつもの宿が高かった。他に候補を探すうち、これまでは「いかにも高そうだ」と感じていた宿が、意外や安い値を出していた。その値段は夕食と朝食を含んだものだから、他所での飲食代もかからない。そういう次第にて、決めた経緯があった。
整体院の予約は16時30分。治療台にうつぶせになった僕の両のかかとを外側に開き、次は足首、ふくらはぎ、膝の直下の順に押しながら「いいですね」と先生は言い、次は頭の方に回って先ずは首の左側、次は右側を押して「いいですよ」とふたたび断じた。
バンコクでの最終日に腰が痛み出し、帰国後に高熱を発したときには、腰は更に痛んだ。そのときのからだの不調をいまだ引きずっているのではないか、とすれば9,000ボルトを発する電子ペンによる治療は辛いものになる。それを心配していたものの、今日の電子ペンは僕に一切の苦痛を感じさせなかった。
昨年、タイから戻った直後の治療は楽だった。そして今日のそれも楽だった。タイへ行くと、伊豆の先生に教えてもらった太腿の3本の経絡を、マッサージのオバサンに強く押してもらう。それが膝には良いのだと思う。
入浴はホテルに入った直後に済ませておいた。よって夕食の後は口を濯いで即、就寝する。
朝飯 グリーンアスパラガスのソテー、目玉焼き、納豆、生のトマト、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、小松菜の味噌汁
昼飯 「笹八」の爆弾おむすび、JAVA TEA
晩飯 「亀の井ホテル伊豆高原」の其の一、其の二、其の三、其の四、其の五、其の六、其の七、「中伊豆ワイナリー」の「伊豆シャルドネ」