2024.6.20 (木) ルアットムー
「タイに来てすべきことは、すなわち何もしないこと」と、折に触れ言ったり書いたりしてきた。しかしまぁ、本当に何もしないわけではない。空気を吸わなくては死んでしまうし、飲み食いをしなければ身動きが取れなくなる。
「10分でできる頑張らなくても美味しい朝食」という和食の動画を「梅太郎」のアカウントでTikTokに上げている。海外へ行けばそれはできないから、代わりに現地の朝食を動画で撮って、時々SEへ送っていた。それらは僕がタイにいるうちから編集を終えるなり順次、TikTokに上げられ、数日前にすべてが揃った。
当方は動画で生活をしようとしているYouTuberではないから、機材はiPhone一丁で、ジンバルさえ持たない。7日の朝のお粥のオープニングは店へ行くモタサイの後席からのもので、その道中は揺れに揺れ、ブレにブレて、却って爽快な有様である。
いま、それらを見返してみると、やはり番外の、スズキの柑橘蒸しに「日光味噌ひしお」を添えた動画が最高の出来になっている。これは僕が解説と実演、撮影はコモトリケー君に頼んだもので、チャオプラヤ河畔の環境もゆったりと落ち着いていたから、出来映えが良いのも当たり前かも知れない。
さて次の朝食動画はどうしようかと考えれば、メーコック川を見おろす場所でのお粥が真っ先に頭に浮かぶ。お粥には豚の血豆腐を入れてもらいたい。しかしそのルアットムーの発音はいかにも難しい。「通じなかったらどうしよう」と、今から気を揉んでいる。
朝飯 グリーンアスパラガスとパプリカとウインナーソーセージのソテー、牛蒡と人参のきんぴら、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、コールスロー、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と万能葱の味噌汁
昼飯 納豆のつゆの素麺
晩飯 豚薄切り肉と島豆腐と韮のキムチ炒め、チャーハン、SMIRNOFF VODKA(ソーダ割り)