2024.6.1 (土) 銀座、新橋、秋葉原
きょう、ママンが死んだ。否、オフクロは2014年10月15日に亡くなっている。死んだのはiPhoneのディスプレイである。朝一番からGUI、つまりGraphical User Interface、簡単にいえば指によるタッチに画面がまったく反応しなくなった。
4階にはwifiの電波が飛んでいない。普段はiPhoneを介してインターネットに繋いでいる。今朝はそれができないため、コンピュータを手に事務室へ降りる。そして日記の更新、「汁飯香の店 隠居うわさわ」の予約の対応、その他を行う。
6時を過ぎたところで次男に声をかけ、助けを求める。iPhoneのディスプレイが死んだ状態で、一体全体、どのようにしてアップルストアに修理の予約ができようか。次男は試行錯誤の末に自分の名前で12時45分の予約を入れ、QRコードの入った予約票をプリンターから出力してくれた。「助かった」である。
今日は元々、東京へ行く用事があった。銀座8丁目のアップルストアの入口で、ちかくにいた緑のTシャツの店員、否、スペシャリストに予約票を見せると、3階へ行くよう教えてくれた。
「いま何時ですか」と、3階でやはり緑のTシャツの人に訊く。iPhoneは使えず、腕時計の電池は切れている。「12時27分です」の返事に「予約は12時45分ですが」と伝えると「大丈夫です」と、その大きくいかつい人は優しく頭を下げた。
窓際の椅子で待つ僕に別の係が近づいて、手際よく問題を処理していく。ディスプレイを交換すべきiPhoneは15時30分に仕上がるとのことだったが、手渡しには顔写真の入った身分証明書が必要とのことだった。僕の悪い癖にて、そのようなものは携帯していない。明日にまた来ることを約して外へ出る。
新橋で腕時計の電池を入れ替え、自由学園男子部35回生の同窓会が開かれる秋葉原へ移動する。秋葉原とはいえJRの駅の中を上がり下りはしたくないので、新橋からは銀座線を使う。
15時からの同窓会は、今年の3月に亡くなった同級生イトーイクオ君を偲ぶためのものだった。人数は15名が集まった。会場の予約はセキグチヒロシ君が骨を折ってくれた。皆から集められたイトー君の在りし日の画像はアカギシンジ君がまとめ、次から次へと会場のディスプレイに大写しにしてくれた。会はしめやかに、また賑やかに続いて18時にお開きになった。
後は尻に帆かけて、ではあるけれど、末広町から乗った銀座線を次の上野広小路で降りて、数十分ほどのひとり飲みをする。そして浅草19時19分発の下り特急に乗り、21時すぎに雨の中を帰宅する。
朝飯 ジャコと山椒の実の炒り煮、コールスロー、ジーマミー豆腐、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、サラダ菜と揚げ玉の味噌汁
昼飯 「小諸蕎麦」のたぬき蕎麦、ライス
晩飯 「もつ焼でんアメ横店」の牛煮込み、お新香、シロのたれ焼き、梅割り焼酎