2024.5.18 (土) 僥倖への期待
事務机の左手に掛けたカレンダーには、すべきことや覚え書きが記してある。それらの文字は、会社のことはピンクの、公のことは黄色の、個人のことは緑色の蛍光マーカーで、それぞれなぞられている。前の製造部長フクダナオブミさんはあるときそれを目にして「いやっ、どうも、忙しいですね」と驚いてみせた。しかしそれは彼の性格の良さによるもので、別段、仕事のことばかりが書かれているわけでもない。
来週22日から再来週28日にかけては柏高島屋での出張販売があって、僕は長男がいないあいだの留守を守る。月があらたまると1日は、今年亡くなった同級生を悼む同窓会。その日のうちに帰宅をして翌2日は仕事。閉店後は羽田空港を目指す。
今回のタイ行きは荷物が多い。”TR”という名のフォルダには、これまでやこれからの旅程をはじめ、注意すべきことや持ち物の一覧が収めてある。増えたり減ったりする持ち物の一覧には、現在は147点があった。僕は旅先でも、特にシャツはいつもの仕事着を身につける。仕事着であれば、今から荷作りはできない。早くから確認のできる第一は薬で、その点数は約30。
海外の、知る人もいない、特に田舎で具合を悪くしたときには薬だけが頼りだ。サレワのサブアタックザックを背負って南の国を歩いていた1980年代にも、薬だけは多種、多量に持っていた。時にはそれを、困っている人に分けることもあった。
早寝早起きとはいえ、目を覚ます時間にはバラツキがある、これから1週間、10日のあいだに2時台に目を覚ますなどの僥倖があれば、その未明は薬の準備に充てようと思う。
朝飯 トマトサラダ、胡瓜と蕪のぬか漬け、生玉子、納豆、香港橄欖菜、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と若布と茗荷の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 2種のチーズ、バンブー、2種のパン、シェパードパイ、Chablis Billaud Simon 2018、エクレア、Old Parr(生)