2024.5.17 (金) 先ずすべきは
自動車が関係する催しを見物をするため、夜を徹して数百キロメートルほども離れたところへ行こうとしている。周囲にはおなじ場所を目指すクルマがたくさん集まっている。中にはコンラン卿による写真集”small spaces”に出てきそうな、極小ではあるものの、人が横になって寝られるキャンピングトレーラーを牽いた車両もある。
キャンピングトレーラーからの連想なのか、そのクルマの集団に救急車が進入してきて、ストレッチャーに載せられた白髪の老人を降ろそうとしている。見れば近所に住む、長く教育に携わってきた先生だ。その先生を、ストレッチャーに寝かされたまま、町内の人たちと協力して、ご自宅までお送りする。
老人からの連想なのか、学校の大先輩が僕の目の前に現れ、自分の同級生について語り始める。その同級生の職業は画家で、子供は娘3人の下に男ひとりの4人だったから、彼らの幼少期には、家の中はなかなか勇ましい有様だったという。
そういう、時間にすれば短かったのかも知れないけれど、文字にすれば長くなる夢を観ながら目を覚ます。北西に面した窓のカーテンが紅く染まっている。時刻は4時15分だった。
起きて仏壇のことを済ませ、食堂のテーブルにコンピュータを開く。更に日記を作成するためのワードプレスを開こうとして「おいおい、先ずすべきはメールのチェックだろ」と、もうひとりの自分が呆れた顔で僕を戒める。右手の窓に目を移せば、そろそろ日が昇ろうとしている。よって「それより先にすべきは空の写真だろ」と席を立ち、廊下に出て階段室の鍵を開ける。
朝飯 グリーンアスパラガスのソテーを添えたイタリア風の目玉焼き、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、牛蒡と人参のきんぴら、胡瓜と蕪のぬか漬け、香港橄欖菜、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と揚げ湯波とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「大昌園」のあれや、これや、それや、他あれこれ、麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)