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清閑 PERSONAL DIARY

2024.5.9 (木) 伊豆治療紀行(25回目の2日目)

きのうとおなじ手順により足首から膝までを触った先生は「うん、柔らかくなった」、次いで首の両側を押して「快復、早いなぁ」と言った。ここで僕が何を感じるかといえば「からだの具合が整って良かった」というよりも「だったら今日の治療は辛くないに違いない」という安堵である。からだの状態が良好なら、治療もそれだけ早く終わる。

伊豆高原11:02発の伊豆急行は熱海に11:58着。乗り換え案内では12:35発の「こだま714号」に乗るべしと出る。しかし熱海駅の構内を急ぎ足で移動すれば、12:02発の「こだま712号」に間に合う。品川には12:40の着。

品川から新橋に移動をして、昼食の後、いつもの床屋で散髪をする。そこから外苑前まで地下鉄銀座線に乗り、トリッペン原宿店を訪ねる。3月8日にかかとの修理を頼んだ靴は、綺麗に直されていた。きのうからのゴム草履をその革靴に履き替えて、ゆるやかに起伏した道を青山通りに戻る。外苑前のプラットフォームで木綿のセーターを脱ぐ。半袖のポロシャツ1枚では寒さを感じるものの、セーターを着ていては暑いという、微妙な気温である。

地下鉄銀座線を今度は神田で降りて、行きつけの皮膚科で診察を受ける。薬は6月末までの分を処方してもらった。そして今後は「目と鼻の先と」とは言えないまでも、タクシーが必要な距離でもないパタゴニア東京神田を目指す。

2014年に買ったMサイズのバギーショーツは、この10年間の体重の漸減により、今やゆるすぎる。また随分とくたびれてきた。それは冬のころから分かっていたものの、2月9日にR1セーター2着を買ったときには、夏物のバギーショーツはいまだ出ていなかった。

女店員はSとXSを手渡してくれた。XSを先に試着すると、胴回りはこれがちょうど良かった。しかし僕の望む濃い青色は、全店に皆無という。僕は買い物においては、妥協はほとんどしない。「また来年にします」と言うと「そうしてください」と女店員は気持ち良く微笑んだ。

またまた銀座線に乗ってabcマート、無印良品と回る。その無印良品の店内でiPhoneを確かめると、家内と待ち合わせた時間が迫っていた。即、本日5回目の銀座線で日本橋へ移動する。

Tik Tokに東京の美味そうな店が紹介をされていても、その場所が山手線の目白から大崎のあいだ、あるいは山手線の西側であれば、僕は大抵、上にスワイプをしてしまう。何かを買うにしても食べるにしても、それが銀座線の沿線にあれば、行く気もしようというものだ。

そうして浅草19:59発の「リバティけごん49号」に乗り、22時前に帰宅する。外の気温は8℃だった。


朝飯 “Bon Ap”の2種のパイ、牛乳
昼飯 「ドトール」のカルツォーネ3種の魚介のペスカトーレ、コーヒー
晩飯 「吉野鮨本店」のあれやこれやそれや、他あれこれ、「櫻正宗」の「櫻正宗」(燗)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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