2024.4.25 (木) 名所旧跡景勝地
旅行中に撮った画像はそれをまとめたフォルダに日付を付けて保管をしている。今日はふと思い立って”201406indonesia”と分類されたフォルダを開いてみた。栃木県味噌工業協同組合は「サーズ」や「コロナ」の時期を除いては、2年の1度の親睦旅行を催していた。
上記の旅では、一行は2014年6月4日の正午に成田空港を発ち、ジャカルタで飛行機を乗り換えて、ジョグジャカルタには現地時間の21時に着いた。ホテルは五つ星の”TENTREM YOGYAKARTA”。その日の日記の最後の部分は以下。
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かなり豪華なホテルだが、ここに落ち着いていられる時間は半日に満たない。普段の旅行であれば、ホテルに着くなり街へ出るところだ。しかし明日の行動を考えれば、そのようなことができるわけはない。入浴して身の回りを整え、明朝3時30分に目覚ましを設定して早々に寝る。
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翌朝は3時30分に起こされ、4時にホテルを出た。名所で日の出を観るためだ。そして8時にホテルに戻り、朝食を済ませ、次の名所へ向かうため10時にチェックアウトをした。そしてその夜はバリ島へ飛んだ。
“201406indonesia”のフォルダに納められた画像のうち僕の目を最も引いたのは、半日も滞在しなかった初日のホテル”TENTREM YOGYAKARTA”のプールのそれだ。洒落た日除けを備えたインフィニティプールである。「名所なんてどうでもいいじゃねぇか、オレはここで夕方まで本を読んでいたかったわ」と感じる人間は、やはり少数なのだろうか。
「私に百万円を預けてみなさい、きっと楽しくして上げるから」と言ったのは幇間の悠玄亭玉介だ。「僕に1週間を預けてみなさい、きっと楽しい旅をさせて上げるから」と僕も言いたい。しかし僕の思い描く日程は「発地の空港に集まったらそこで解散。全日自由。帰国日に現地空港に集合」というものだから、実際のところ、楽しいのは僕だけかも知れない。というか、楽しさは、自分で創るものだと思う。
朝飯 生のトマト、若竹煮、榎茸と三つ葉のおひたし、牛蒡と人参のきんぴら、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 めかぶの酢の物、牛蒡と人参のきんぴら、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、天ぷら盛り合わせ(其の一)、天ぷら盛り合わせ(其の二)、「斎彌酒造店」の「美酒の設計純米吟醸生原酒」(冷や)