2024.4.24 (水) 続ける理由
ピーター・バラカンは、全粒粉のベーグルとミルクティー、そして果物による朝食を30年ちかくも続けている。それを知ったのは古書で手に入れたBRUTUSの2015年4月15日号「続・最高の朝食を」による。
何十年もおなじものを食べ続けている、何十年もおなじ服や靴を身につけ続けている、何十年もおなじ時計を使い続けている、何十年もおなじクルマに乗り続けている、そういう人に、なぜか興味がある。僕も似た者、だからだろうか。
ピーター・バラカンの30年には及びもつかないけれど、僕にはおなじ昼食を続ける癖がある。素麺あるいはにゅうめんによる昼食はそろそろ1年になるのではないか、そう考えて、この日記を遡ってみた。
1年前には数ヶ月ほどのあいだ、トーストと牛乳による昼食を摂っていた。素麺によるそれを始めたのは昨年の7月31日からだった。とすれば、それはいまだ9ヶ月に満たない。
暑いときは素麺、寒くなればにゅうめんの昼食は、まったく飽きない。素麺のつゆは一昨年から自分で作ることを始めて、昨年は8回目を数えた。そして昨年の7月31日からは、ほぼ満足のいく味に辿り着いた。今年の梅雨明けはいつになるだろう。その日のできるだけ早く来ることを祈るばかりだ。
朝飯 ズッキーニのソテーを添えたトマトのスクランブルドエッグ、梅ひじき、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ゆで玉子、生のトマト、ごぼうのたまり漬、「渡邊佐平商店」の「しぼりたて清開・晃水自然醸にごり酒」(冷や)、焼き餃子、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、チーズ、TIO PEPE、いちごのババロア