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清閑 PERSONAL DIARY

2024.4.7 (日) 挨拶文

お得意様にお送りする季節のご挨拶は、僕が書くことにしている。デザイナーに指定された締め切りは今日だ。昨年は、湿熱のバンコクにいながら日本の初夏を思い浮かべつつ書いた。初代が焼き鳥の屋台から身を起こしたことで有名な珍平酒楼を安宿の窓から眺めつつ書いたにしては、その文章はなかなか悪くなった。

いまだ訪れない季節の挨拶文の組み立ては難しい。しかも昨年のそれが悪くなければ、今年は更に難しい。それに加えて、今回からは活字ではなく手書きによる文字を用いることになった。お客様の読みやすさに配慮をすれば、文字の数は半分、それが無理なら3分の2ほどまで減らした方が良さそうだ。そして取りあえずは110文字ほどを下書きする。

「拝啓」に続く定型文は、いまや必要ないのではないか。末尾の「敬具」も、いまや省いて問題ないのではないか。それについては明日にも長男に確かめることにしよう。

午前、おくやみに行くため、仕事着を黒いスーツに着替える。最も体重のあったときから10キログラム以上も痩せたため、特に胴の部分は余りに余って、ベルトで締めないことにはどうにもならない。ここから更に痩せることも考えられるから、新しいスーツを作る気はしない。

葬祭場から会社に戻る途中で道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に寄り、午後に納めるべき品の数を決める。


朝飯 独活のきんぴら、煮奴、納豆、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと若布と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 菠薐草のおひたし、カニかまと胡瓜の酢の物、カツ煮、蕪と胡瓜のぬか漬け、「黒龍酒造」の「九頭龍燗たのし」(燗)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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