2024.4.3 (水) 山桜
お彼岸に供えたお墓の花を、いまだ片づけられずにいる。それが気になって仕方がない。気になるならさっさと片づけに行けば良さそうなところだが、日々の雑務に追われて、それに要する小一時間が割けないのだ。
予報によれば、これから10日間ほどは天気が悪いらしい。隠居の庭の、白梅は散り加減ではあるものの、紅梅はいまだ充分に花を残している。それに重なるようにして、山桜が咲き始めた。
山桜は、ただポカンと眺めているのが良い。「しき嶋のやまとごころを人とはば…」というような歌は思い出す必要もないけれど、どうしても浮かんできてしまうということであれば、それはそれで仕方がない。
山桜は、高く真っ直ぐに育つ。そして丸く大きく枝を広げる。それもまた、山桜の良いところだと思う。
これから10日間ほどは雨がち。とはいえ花を散らすような風を伴わなければ、悪いことではないかも知れない。しかし山桜には、やはり晴れた空が似合うように感じる。
朝飯 トマトのスクランブルドエッグ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、上げ湯波の淡味炊き、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菜花と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「和光」のお通しの煮物、鮪の山かけ、赤魚の粕漬け、ポテトサラダ、山葵の葉の醤油漬け、麦焼酎「吉四六」(お湯割り)